
WALKING IN TUNISIA
PART 19(12/29)
さて、博物館内のレストランで昼食だ!
通されたのは奥の別室。←隔離されたかな(^_^;)
靴を脱いで上がる絨毯バーみたいな作りで、壁際に低いソファが作り付けられている。肱掛けのクッションも置かれている。王候貴族の気分で食事ができるというコンセプトなのだろう。
しかし、収容可能人数をツアーメンバー数がはるかに上回っているため、宮廷というよりは収容所。雀が電線にとまっているかのごとく、押し合いヘし合い並んでいた。
昼食
サラダ・・・ビーツ、じゃがいも、きゅうり、オリーブ、肉 ブリック・・・今回すごく楽しみにしてたのがこれ。ひき肉を春巻きの皮みたいなもので挟んで、生卵をそっと落とし入れて揚げたもの。三角形の端っこを持って、具の入ったところにかぶりつき、半熟の卵をチュウチュウ吸ってから食べるのが「通」と言われてる。知らずにナイフとフォークで食べようとした人たちは、粉々になった春巻きの皮と、卵まみれになったひき肉を恨めしげに眺めることとなった マトンカレー・・・なぜかこれは客席正面に座った3〜4人のところにしか運ばれてこなかった。ひょっとしてそこが上座? とはいえ、もちろん横から手を伸ばして奪いとった私である タジン・・・これもマグレブ特有の料理。タジンという三角形のふたがついた鍋で作るのでこの名があるらしい。中身はターキー、マッシュポテト、ミックスベジタブルだった デザート・・・オレンジ、デーツ。このデーツはなつめやしの実を干したドライフルーツだが、ものすごく甘い。それをこちらの人は四六時中食べている。女性がみんなしっかりした下半身をしているのは、これが原因ではないかと思うのだ。もっとも、そういう体形がこっちでは美人の条件なんだから、別に控える必要もないのだろうが ああ、満腹じゃあ。このまま寝てしまいたい。