
7:20にホテルを出た。テルミニで地下鉄B線に乗り換えてピラミデへ。ここからまた、オスティエンセまで延々と歩く。WとYがここまでは送ってくれたので、荷物が増えていた私はほんとに助かった。持つべきものは友だ。
空港までの沿線の畑は、早朝に霜が降りたらしく真っ白になっていて、そこに太陽が当たって蒸気が昇り、一面が霞で覆われている。美しい。
駅から国際線ターミナルまではまあまあの距離。エレベーターで上がる。ここで階を間違えると、到着ロビーに出てしまうのでご注意(当然、私は間違えた)。アリタリアのカウンターは(数が多いのにもかかわらず)、他の航空会社に比べると格段に混んでいて、チェックインに15分くらい並んだ。
3人掛けの真ん中の席。窓側は太ったイタリア人のおじさん。通路側はイタリア人女性。おじさんのほうは黙っているのが苦手らしく、しきりともじもじしている。話しかけられたらめんどうだなあ、と思っていたが、それどころではない、とんでもない事態が起きた!
11:00ごろ軽食が配られ、これが一律に赤ワイン付きだったのだが、おじさんがこのワインを私のトレイの上に倒してしまったのだ!
初めはたいしたことないかな、と思っていたのだが、実はワインがテーブルの上にまであふれていて、膝の上にこぼれてきた。赤ワインだぞお! あわててナプキンでふき、スチュワーデスもさらに何枚かのナプキンを持ってきてくれたが、結局ボトルのほとんどをこぼしたらしく、けっこうな量。隣りの女性がもう1度スチュワーデスを呼んで、大量の紙ナプキンをもらってくれ、おじさんは自分のゴミ袋を破いてトレイの下に敷いたりと大騒ぎになってしまった。
さすがというか、おじさんは謝らなかった。悪いと思っていることは、行動からわかるのだが、口に出して謝ってしまうと、賠償問題になるかもしれないから、絶対に言わない。というわけで、おしゃべりするどころではなかった。
それにしても、アリタリアの食事はおいしい。
長距離で乗って、夕食をしっかり食べたかったなあ。とってもおいしいチーズ・・・くるみ添え とってもおいしいコールドビーフ・・・ズッキーニ添え マッシュルームのサラダ セルリアックをせん切りにしてドレッシングであえ、パプリカをかけたもの おいしいパン オレンジ りんご クラッカー 赤ワイン(!)