
今日は無事にホテルのそばでバスを降りられ、チェック・アウトしてバス停に。
近くのバールに入り、サンドイッチを物色。カウンターをくり抜いた中に大きな鍋があり、ぐつぐつと煮えているものがあった。日本の焼き鳥屋で見るモツ煮込みのようだ。試しにそれを注文すると、鍋からすくって、ごま付きのパンにはさんでくれた。フランクフルトソーセージを包んだパンも買って、バス停に戻り、バスを待ちながらお昼にした。
モツ煮込みに見えたものは、やっぱりモツ煮込みだった。意外にうす味で、汁がパンにしみたところがおいしいような不気味なような。これだったらパンにはさむより、スープごとカップかなにかに入れてもらって食べたほうがよかったな。
バスが来た。切符は車内で買えるので安心。このバスに乗って初めてわかったのだが、おしゃれなブティックやきれいなホテルは、ちょっとはずれた郊外にあったのだ。どおりで、街中でいくら探しても、ろくなホテルがなかったわけだ。
さらに郊外に行くと、巨大な高層集合住宅が現れる。これがマフィアがらみで作られた、一般市民用住宅になるはずだったゼン1、2、3。途中でマフィア規制が始まり、建設がストップしてしまったところに、住むところがない人たちが大挙して押し寄せ、勝手に電気や水道を引っ張ってきて、不法占拠してしまったという、いわくつきの建物だ。今では麻薬中毒者の住み家になっているらしい。
バスで通りがかったときには、そんなこと知らないから「近代的なアパートがどんどん建てられているのね」などと話していたのだが。
1時間弱で空港に着いた。ここの空港には麻薬犬がいると、何かで読んだが、私たちが行ったときにはいなかった。あ、でも、口輪をした大きな犬を連れた客がいたが、私服警官だったのかも。