
ベネディティーニ修道院のモザイクの柱に囲まれた中庭を散歩する。観光客がいないのはいいが、半分くらいが修復中。シーズンオフの悲哀だ。
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ドゥオーモだが、日中なら明りなしで見えた。きのうの苦労はなんだったんだろう? でもまあ、好きなだけ見られるのはおおいにけっこう。ここは、ほんとうにすばらしい。パレルモの教会にもモザイク画があったが、ここに比べたらおまけみたいなもの。とにかく広い建物の天井といわず、壁といわず、旧約聖書のお話がびっしりと描かれている。ひとつずつ見上げていると、あっというまに時間がたってしまう。
小さなお菓子屋さんで、おみやげ用のお菓子を買った。ナッツやスパイスをヌガーのようなもので固めた、ずっしり重いのを3本。ふつうは、好きな厚さに切ってもらうのだが、丸ごと買ってしまった。これを日本に帰ってから切り分けて、あちこちに配ろうという魂胆だ。多分2キロくらいあったと思う(^^;)。
ジェラート(アイスクリーム)屋さんで、カッサータをハンバーガーパンにはさんでもらった。これも『遠い太鼓』で読んで、ぜひ試してみたかったもの。ジェラートの冷たさがパンの厚みに吸収されて、とても食べやすい。気に入った。
街には魚屋さんがたくさんあって、新鮮な海老やたこ、なまずみたいに細長いSWORD FISHが山積み。ものすごく大きなロブスターが安い! でも、買えない。
荷車に大きなドラム缶を1個積み、中にアンチョビ(塩漬けしたほう)をぎっしり詰めて売っているおじいさんもいた。八百屋の軒先は、バナナとニンニクを藁でつなげたもので飾ってある。そういえば、タオルミナではオート三輪の荷台にやはりバナナやニンニクの飾りをつけた移動八百屋が走っていたっけ。なにかのおまじない?
土曜日のせいか、床屋は順番待ちの客でいっぱい。通りにも人があふれている。このへんの老人は、家の中にこもっているのが嫌いみたい。寒くても道端で3〜4人かたまってはおしゃべりをしている。とはいってもおじいさんばかり。おばあさんは台所で集まっているのだろうか。