WALKING IN SICILY


PART 17(12/31)

はもうひとつ泊まりたいホテルがあったが、予約がいっぱいで断念した。こちらはお金持ち向きだが、山の上に立つホテル・サン・ドメニコ。元々は修道院だったのを改造した由緒あるホテルだ。映画「グレート・ブルー」にも堂々出ていた。ミシュランでは家5つマーク。ちなみに、MONTE TAUROだって家3つマークなんだけどね。

今回の旅行でわかったのは、私たちのような年代の旅行者に向くガイドブックがないっていうこと。「地球の歩き方」は、限られた予算で、できるだけ長く旅したい人のためのガイドブックで、やっぱり若者向きだ。限られた期間(しかも人生は残り少ない)で旅する身としては、ユースに泊まったり、マクドナルドばかり食べていたりはしたくない。おいしいものを食べ、雰囲気のよいホテルに使う予算はある程度確保している(リーズナブルならね)。予算オーバーしたら、帰ってから必死に働けばいいもん・・・クレジットカードのありがたさ。

かといって、「地球」以外のガイドブックは、ホテルもレストランもツアー御用達みたいなものばかりでつまらない。必ずお湯が出るバスルームや、冷暖房、ドライヤー、エレベーターなんかのために2万円も払うなんて、信じられない。(でも、もっと年をとったら、そういうところに泊まるかな)。

私が外国人で、日本に旅行するなら、こじんまりした日本旅館に泊まりたいと思うはず。それと同じことを、ヨーロッパでも望んでいるだけなのに。売れない芸術家が住んでいたような屋根裏部屋とか、ふつうの家を開放したようなB&Bや、立派な屋敷を改造したゲストハウス、たまには奮発してお城にも泊まりたいし。結局、泊まる所って、かなり長い時間を過ごすわけだから、行った土地のよさが吸収できるようなものがないとつまらない。

で、今回はミシュランを持って行ったわけだが、これもはずれだった。すべての人にわかりやすい基準というのは設備しかないので、バスルームの設備や冷暖房、TVの有無とかで判断されているのだ。雰囲気や従業員の人柄などは、実際に行ってみないとわからない。


NEXT I BEFORE I INDEX


All HTML and Graphics and Photos (C)SHOH