
夕食は『地球』に出ていた「EL MEZON」という店に行ってみる ことにした。
「安い」とか「量が多い」とか書いていない読者投稿ではなくて、料理研究家・渡辺庸生氏の欄に出ていたもので、書いてあることが具体的で信頼できそうだった。
ところが場所が、「ソカロの少し手前」としか書いてない。しかたがないので、4つの通りをひとつずつ歩いてみる。
あった(*^.^*)!
食べ物のこととなると、手間ひまを惜しまない私たち。
ウェートレスの愛想はいいとは言えないけれど、確かにここはおいしかった。トルティージャなどは、今回の旅行中で食べた中で、いちばんおいしかったと言えるんじゃないかなあ。
MENU*CAZUELA DE QUESO・・・パイレックスの容器の中でチーズを溶かしただけ。熱々のとろとろのうちに、トルティージャにつけて食べた。しょっぱいけど生クリームっぽくておいしい。 QUESODILLA CON CHORIZO・・・チーズとみじん切りにしたチョリソをトルティージャではさんである。 SABANA OAXHACANO・・・牛肉を叩いて、すご〜く薄く大きく(お皿からはみ出すくらいに)したものを焼いてある。つけ合わせは、フリホーレスにけずったチーズをかけたもの、生のたまねぎ、四角いチーズ、トルティージャをトマトソースで煮たもの。 CAMPECINO・・・卵とたまねぎと青菜のスープ。青とうがらしのあらみじんが入っていて辛い。青菜はほろ苦くて、日本で最近売り出し中の「おいしい菜」みたいな味。 これだけ食べて46ペソは安いと思った。
食事のあと、ソカロに面したカフェでビールを1杯。のつもりが、宵闇のソカロは風が心地よくて、ついつい長居をしたくなる。ワインとケーキまで頼んでしまった。
ワインはメキシコ産だったけど、なかなかおいしい。ケーキは、ナッツがたっぷり入ったバターケーキで、これまた素朴なおいしさ。結局2時間くらいぼーっとしてしまった。でも、こっちが39ペソっていうのは、ちょっと高すぎると思うなあ。