
さあ、急いでホテル・カミノ・レアルまで行かなくちゃ。
地図を頼りに歩いて行くと、なにやら妙にあたりの景色の中で浮きまくってる超モダンな建物がある。
「もしや、あれが・・・?」
Wと顔を見合わせながら近づくと、まさにそれがそのホテルであった。すっご〜い! なにがって、白と黄色のブロックがぼこぼこくっつけてあるような外観がもう尋常じゃない。おもちゃのレゴみたい。
中身はどうなっているんだろう、と興味はつのったが、ツアーの前に腹ごしらえをしなくちゃならない。とりあえずホテルの場所はわかったので、近所で食事をすることにした。が、なにしろ土曜日なので(おまけに明日がメーデーなので)、どの店もみんな閉まっている。
2ブロックくらい歩いてようやく見つけた店も、まだ開店準備中だったが、無理矢理入ってしまった。表から見ると、焼き肉屋みたいな店構えだったが、どうやらここは「ケソス屋」(そんな呼び方あるかなあ?)らしい。
といっても、ケソスがなにかわからない。ケソはチーズだから、何かチーズを使った料理なんだろうとは思うけど・・・ま、いいや、とにかく頼んでみよう。←こればっかりで世の中渡る私たち
「きのこのケソス」は小さな土鍋に入ってきた。モッツアレラチーズらしきものとマッシュルームを入れて、溶かしてある。トロトロのこれをトルティージャにはさみ、ライム汁やサルサをかけて食べるのが、どうやら「ケソス」らしい。
うん、おいしい\\(^0^)//♪!
「牛肉のタコス」にもサルサをたっぷりかけて、ビールはあっさりとコロナ。この店はなんと、ハンサムな店員のお兄さんが、ビールをつい でくれるというサービスつきであった。それも、ビールのびんの口でグラスを傾け、手をふれずにやってのけるという芸当つき。
向かいの教会では結婚式があったらしく、人がたくさん出てきて記念写真を撮り始めた。花嫁も花婿もけっこう年がいってるようだが、こっちでも結婚年齢は上がりつつあるのだろうか? それとも再婚のカップルか。