WALKING IN MEXICO



Part 10

キシコ観光についた。いきなり日本語の世界。なるほど、メキシコに着いたものの、言葉が通じなくて呆然としてしまった日本人の、駆け込み寺みたいになるのも無理ないかも。メキシコ人の社員もいるけれど、日本語で電話がかかってくると、すぐに日本人に代わってしまう。私たちがいる間にも、どうやらホテルでにっちもさっちもいか なくなって、救いの手を求めてきたらしい電話がかかってるみたいだった。

ここでオアハカとキューバに行くツアーについて聞く。

<オアハカ>
3泊4日(飛行機・ホテル、送迎なし)/985ペソ(ホテルはプレジデンテかビクトリアのどちらかを選べる)
<キューバ>
3泊4日(飛行機・ホテル、送迎なし)/570ドル+税金(ホテルはカプリ・クラス)
<ティオティワカン半日観光>
14:30出発/36ドル

キューバのほう、ホテルで聞いたのとあまりにも値段が違う。確かホテルのおじさんが見ていたのはCUBA TOUR のカタログだったが、こっちは「地球」にも載ってたVTP とかいうパックだ。

「これじゃないカタログもあるはずでしょ」とWがくいさがって、出してきてもらう。どうやらこちらは出発日が違うみたいで、月曜日発しかないようだ。Wとしては、私が日本に帰る金曜日に出発したいのだが。

「どっちにするにしても、このあたりはこっちのGWみたいなものだから、飛行機の予約をとるのが大変ですよ。一応、金曜日出発・月曜日戻りの予約だけ入れておきますね。予約は無料でキャンセルできますから」ということで、一応予約だけ頼んでおいた。

オアハカのほうはグレイラインとほぼ同じ値段だけど、空港からのアクセスや観光がついていない。でも、ホテルが魅力的だわ。あとでグレイラインに電話して、あっちのツアーはどこのホテルになっているのか聞いてから返事をしようっと。ティオティワカンのほうは、グレイラインのほうが安いし、内容的にも大して違わないだろうし、あっちにしよう。

などということを、担当者の目の前でああでもない、こうでもないとさんざん話し合った揚げ句、「夕方まで考えてまた来ます」と約束して去る私たちであった。

大体がそれだけの話の合間に、「ところでホテル・コルテスってどのへんにあるか知ってます?」とか「コロニアル風でリーズナブルな値段で泊まれてお薦めのホテルは?」とか「博物館行きのバスが危ないって書いてあったけど、ほんと?」とか、関係ない情報収集をしようとする私たちに、愛想よく答えてくれる係の人って、ほんとに大変。←ひとごとモード

博物館に行こうとバス停らしきところに行ったが、どうやって乗ればいいのかわからない。「AUDITRIO」と書いてあるのに乗ればいい、と聞いたので、向こうからやってきた小さめのバス(多分これがペセロというのね)がちょうど目の前で止まったのに乗じて乗り込む。しかし、このペセロの乗降については、結局帰る日まではっきりしたことがわからなかった。止まってる時をみつけて乗り、止まったときにすかさず降りる、ということしかできなかったんだけど・・・見回しても「降りますよ」という合図になるようなベルや紐は見当たらなかったし。が、これは、あとになってから、乗客が運転手にそれなりに声をかけているのだということが判明した。確かに、運転手になにやら言ってる人がいたから、あれは「次の信号のところで降ろして」とか言ってたんだろうな。


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