Apacheを起動する。
「Apacheを起動する。」などとあると難しい事をするように思えますが、Apacheとは、Mac OS Xに内蔵されているWebサーバーの事で、これを起動するには「Web共有」をONにすればOKです。
ドックにある「システム環境設定」、またはアップルメニューから「システム環境設定」を選択します。「システム環境設定」ウインドウの「共有」をクリックします。
ウインドウの下部が「共有」に変わりますので、「ファイルとWeb」タブを選択し、中段の「Web共有していません」の下の「開始」のボタンをクリックします。すると「Web共有しています」になり、ボタンも「停止」に変わります。
※ Mac OS 10.2では、システム環境設定の仕様が変更され、「システム環境設定」ウインドウの「共有」をクリックすると、下図のように上部に「コンピュータ名」、「Rendezvous
名」、「ネットワークアドレス」の欄があり、下部に「サービス」、「ファイア−ウォール」、「インターネット」のタブが並んでいます。「サービス」のタブをクリックし、「パーソナルWeb共有」にチェックを入れます。
(2002/09/10 追記)
これでApacheが起動しました。Internet Explorer等のWebブラウザで"http://127.0.0.1/"にアクセスしてみましょう。このアドレスはループバックアドレスと言って、自分自身を示す特殊なアドレスです。localhostと言うホスト名にこのアドレスが割り当てられているので、"http://localhost/"としても同じページにアクセスする事が出来ます。
このように表示されます。
次は、各ユーザーのページにアクセスしてみましょう。アドレスは"http://127.0.0.1/~username/"、または"http://localhost/~username/"です。これ以降usernameは、自分のユーザー名を入れて読み替えて下さい。ふだん自動的にログインする設定にしていて、ユーザー名を忘れちゃったなんて人は、「システム環境設定」の「ユーザー」で「ユーザーの変更」をクリックし「固有名」のタブを選択すると確認出来ます。
これは一部分ですが、このように表示されます。このページは、usernameのユーザーのHomeフォルダの中のSiteフォルダにあるindex.htmlが表示されています。