○ 運動不足は成人病への最短距離 
===あなたも運動をすれば、毎日がはつらつ===


 成人病の予防に、運動は欠かせない  


誰でも9日間ベッドに寝ていたら、呼吸、循環、代謝の機能は12%減少し、
心臓の容積は10%縮小するといわれています。               
人間のからだは使えばどんどん発達し、使わなければどんどん衰えていくよう
にできているのです。車の普及で歩くことも少なくなり、家事労働も機械がこなし
てくれるようになったぶん、現代人は運動不足に浸かっています。これが成人病の
まんえんの一因になっていることは確かです。                
いくら食事に気を配り、ビタミン剤を補給しても、からだの機能を使わなければダ
メ。運動をして、はじめて健康の機能を維持できるのです。          


  運動をしないと次のようになります 



心臓はいまのからだを維持するために必要な血液と酸素しか体内に送り込みま
せん。心臓も筋肉もそのぶんしか動きませんから、次第に弱ります。こうなると
血管は、水圧の低い水道管と同じように不純物が停滞して血管の通りが悪くなり
ます。血管壁の筋肉も次第に硬くなり、弾力性を失ってもろくなってきます。 


 運動する人と、運動しない人との比較 



           運動をする人
       運動をしない人
血管の弾力性が増すとともに毛細血管がつくられ、若々しくなる
足が弱くなるのに比例して頭の働きも悪くなる
筋力がつき強くなる
からだが硬くなる
食事がおいしくなる
心臓や肺の働きが悪くなり、すぐ疲れる
体力に自信がつき、何事も積極的になる
集中力がなくなり、ポケーットしていることが多い
ちょっとやそっとのストレスには負けない精神力がつく
脂肪がつき、肥満体になる
頭のモヤモヤがなくなり、集中力がでてくる
体力に自信がなくなり、何事にも消極的になる
心臓や肺が強化され、スタミナがつく
血管が老化し、動脈硬化の原因になる
からだがやわらかくなる
筋肉がとれ、頼りないかんじになる
病気に対する抵抗力が高まる
カゼをひきやすくなる

中年を過ぎると成人病にねらわれやすくなる



 運動の効用には次のようなものがある 



@筋力を高める                       

筋肉は運動という刺激を与えないと、その機能は次第に失われ、筋力を低下させ
てしまいます。                               

A心臓・肺・血管を強化する                      

運動をすると酸素の摂取量が増え、心臓、肺、血管の機能は強化され、成人病予防
に役立ちます。                                

B柔軟性や調整力を高める                  

人間のからだには200個以上の関節があり、そのまわりに筋肉、靭帯、腱などの
結合組織で覆われています。これらを使わないと次第に固定してしまいます。    

C消化吸収を高める                     

運動を続けていると空腹感や満腹感もはっきりしてきて、神経の働きやホルモンの
分泌が盛んになって、消化吸収力が高まります。                 





 ● 成人病予防のためには どんな運動をどのくらい?(次のページ) 

「健康習慣を確立しよう」の目次のページへ

To Mike's Home Page

To Kiyoko's Home Page

To Tosio Siraume's Home Page

お友達等のホームページへ

最初のホームページに戻る