○ 衰えはやっぱり足からやってくる 


 歩こう、歩こう、歩いて全身の機能を高めよう  

 あなたのからだは弱っていませんか? 

 自己チェック? 

@筋肉
電車の中で15分以上立っていても疲れませんか?−−−−−−−□
A持久力
階段を一気に3階まで昇れますか?−−−−−−−−−−−−−−□
B敏捷性(神経伝達能力)
人混みの中でうまく人をぬうように歩けますか?−−−−−−−−−□
C平衡性
つま先立ちをして、バランスをくずさずに高い所のものが取れますか?□
D機敏性
立つときは、いつも「どっこいしょ」といっていませんか?−−−−−−□
E筋肉と平衡性
水たまりをぴよんと飛び越えられますか?−−−−−−−−−−−−□


 診断 上のテストで一つでも弱っていれば、運動不足の信号です。 
ウオーキングなどの全身運動を心がけましょう。


 老化は足から 



運動不足が続くと、筋肉が衰え、からだを支えることができなくなってきます。


すると姿勢が悪くなります。


肩こりや腰痛が起こります。


通勤の階段の昇り降りで息切れを感じ始めます。


こんな人は足の筋肉だけではなく、肺や心臓の機能も低下している恐れがあります。


足を使わなくなると、全身に影響がでてきます。脳の働きも低下します。徐々に
全身の機能が衰えはじめ・・・・・。老化は足からやってくるのです。



 歩けばこんな効果が生まれる 


 @酸素をたくさん消費するため、心臓や肺の働きを強め、スタミナアップさせる。 
 Aエネルギーの消費が大きいので、肥満を予防し、適正体重の維持を容易にする。 
 B血流が盛んになり、血管の弾力性が増し毛細血管が発達するため血圧が安定する。 
 C血液中のコレステロール濃度を低下させ、動脈硬化を予防し血管の老化を防ぐ。 
 D骨や筋肉を強くして体力を高める。 
 Eストレスを解消し、精神疲労の回復に役立つ。 
 F毎日よく歩けば、成人病の予防につながり、行動的な健康生活が遅れる。 


 歩行は一番簡単な全身運動 


 一般に、体重の40%は筋肉が占めています。しかもその筋肉の70%は腰から下に 
あります。だから「歩く」だけで、全身の60%の筋肉は使われていることになります。
これに「手を大きく振る」「なるべく早く歩く」などの条件を加えれば、更に多くの筋肉
が働くことになります。全身の50%以上の筋肉を使う運動を全身運動と呼んでいるこ
とを考えれば、「歩行」は立派な全身運動。しかも誰にでもできる、一番簡単な全身運
動なのです。                                          


 足を動かせば、全身の血液が循環する 


 筋肉の多い部分には、当然、そこに必要な酸素を送り込むための血管や毛細血管も 
集まっています。したがって、血液も多く循環しています。詰まり、足の筋肉を動かす事は、
全身の血液をより多く駆動させる手っ取り早い方法なのです。                 


 歩行は頭の働きをよくする 


 血液の循環が良くなると、筋肉ばかりでなく脳への血液量も増え、脳細胞にたくさんの 
酸素が送り込まれます。そして脳細胞の活動が活発になります。「歩く」と、脳細胞の活
動レベルは10%アップするといわれています。よく歩きながら考えごとをしていると、い
いアイデアが浮かんだり、迷っていたことに結論が出たりするのもこのため。脳への酸
素供給を活発にすることで、脳細胞の退化を遅らせることができます。         


 歩いて高めよう、全身の持久力 


 
歩く

足を動かす


全身の血行がよくなる


脳の働きもよくなる



 全身持久力の高い人は、からだのすべての機能に優れている 


 よく「あの人はスタミナがある」といいます。ところでスタミナは何なのでしょうか? 
スタミナのある人はがんばりがききます。バテません。スタミナとは持久力のある
人のこと。全身の持久力の目安です。からだを動かすこと、誰でも、動かさないと
きよりは酸素を多く消費します。そのぶん、酸素を多くとりこんでいます。酸素が
足りなくなると、ハーハーと息が切れます。息苦しくて「これ以上歩けない、走れ
ない」、こんな状態になります。しかし、人より多くの酸素を取り込める人は、まだ
まだ歩けます。この最も多くからだにとりこめる酸素の量=最大酸素摂取量が、
運動生理学では持久力の指標とされています。                  
日頃から歩行やジョギングで心肺機能を鍛えている人は、50代を過ぎてもた
くさんの酸素をとりこめるからだを維持しています。そして、すぐにはバテない体力
を保っています。全身の深沈代謝もよく、体温調節やバランス感覚なども優れて
います。歩行は、全身にいい結果をもたらしてくれるのです。           



    全身の筋肉の   
70%は腰から下にあある



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