dairy '05.10.



今月 2005.09.

2005.10.31.(mon)
29日の土曜は阿佐ヶ谷ジャズフェスティバルの会場の一つであるDRUMというお店で太田雄二くん+鳥尾さんで演奏しました。雄二君と演奏するのは3ヶ月ぶりくらいかな、若者は成長が著しくて驚かされます。私たちの演奏は9時からでしたが、お店はそのあともバンドが入れ替わりで朝まで演奏したそうで、阿佐ヶ谷熱いなあ。日曜の朝が早いので、名残惜しいながらも早々に引き上げました。
30日はまず昼間本庄第一高校吹奏楽部の演奏会に参加させていただきました。ひょんなご縁からこのお話を頂きましたが、演奏会のプログラムとしては1部で部員の演奏、2部が私たちと、ベーシストの藤原清澄さんのセッション、3部が高校のOBによる演奏で、最後に部員のみなさんと私たちが一緒に演奏するといった形。高校生のエネルギーに圧倒されました。先生の厳しい指導にもまっすぐな目をして取り組み、真剣な想いが伝わってきます。そんなみんなの音が積み重なってできるハーモニー、客席で聞いていて感動しました。2部ではまず鳥尾さんが3人で演奏、こんな広いホールで演奏する経験はほとんどなかったのでちょっといつもと違った緊張と興奮がありました。それから清澄さんのソロ、清澄さんの演奏はCDで聴いていましたが、やはり生で見るとすごさが伝わってくる。ソロベースの緊張感に度肝を抜かれました。そして鳥尾さんと清澄さんでモーニンを演奏。ベース2本の掛け合いなんて、大学4年生のときの学祭での4年生全員セッションして以来。しかも清澄さんとバトルさせてもらえるなんて、緊張はあったけどそれ以上に興奮していて幸せでした。
夜は伊勢崎の月曜館で、鳥尾さん+小山大介くんで演奏。久々にアンプを通さず生音で演奏しました。やっぱり生音はきもちいい。もっともっと音を追求したくなりました。最後は清澄さんに参加していただき枯葉の演奏。自分の楽器をいろいろな人に弾いていただけるのは幸せなことです。こんな音がするんだ…と、また新しい発見があります。そのままお店で打ち上げ。清澄さんの隣に座らせていただきいろいろお話を伺いました。あまりにも興奮してかなりワインを飲んでしまい、かつてないくらいに酔っ払ってしまいましたね。みなさん、ありがとうございました。

リハーサル風景。


2005.10.27.(thu)
今日は中島とライブを見に行きました。ギターの秋山一将さん、ピアノの清水くるみさん、ベースの望月英明さん、ドラムの力武誠さんの演奏。すごかったです。秋山さんのギター、一音一音がものすごく心をつきさします。くるみさんの勢いある輝き、圧倒されます。望月さんのベースは音が独特で望月さんにしかだせない音。流れるようなラインがどっしりとまわりを支えています。力武さんのシャープなドラム、秋山さんとのデュオのバトル、興奮しました。

今、すごく演奏したいです。お互いに感じあう演奏がしたい。一音一音の思いをうけとめ、一音一音に思いをこめて。


2005.10.26.(wed)
ここのところいい天気が続いていて、よく携帯で写真を撮ったりします。秋は素敵な季節です。

萩山駅の朝焼け

モノレールからの夕日
残念ながら今日の大宮はまた雨ですが、きっと素敵な一日でしょう

2005.10.22.(sat)
今日は足利屋根裏で鳥尾さん+小山くんで演奏しました。小山くんと鳥尾さんの最初の出会いは今年の4月、この屋根裏で学芸大学の先輩サックスの石井さんのライブで。丁度半年たちました。小山くんはそのときと同じ服を着て(わざと?)戻ってきたわけです。
演奏プログラムは
1st@Too close for comfortASoul stirrin
BAutumn in New YorkCGemestorneDSunny
2nd@Love you maddlyALast tango in parisBMisty
CIt ain't nesessary soDBluseEAutumn leaves
小山くんはとても熱いものを持ったギタリストです。鳥尾さんのサウンドとはすごく相性がいいと、かねてから思っていました。今日の演奏に関して、お客様からいくつかの感想を頂きました。ある方は今日の演奏をとても気に入ってくださって、このメンバーで今日の曲をレコーディングしたらどうか、とまで言ってくれました。ある方からは、今日の演奏にはまとまりがない、という言葉を頂きました。
お金を払って見に来ていただいた方に満足していただけないのは申し訳ないことです。今私は、すべてをさらけ出して演奏するしかないと思っています。喜びも、悲しみも、安定も、不安定も、好調も、不調も、取り繕ってしまっては自分の演奏する意味はないのではないかと。もちろん、プロのエンターテイナーとしては常にお客様に喜んでいただけるものを提供していかないと力量不足です。でも今は、全力でぶつかっていきたいです。みんながそれぞれの想いをもって音を出します。重なりあって強い力になることもあれば、ぶつかり合うこともあります。ある意味、常にぎりぎりの状態にあるのかもしれません。そのぎりぎりの状態で、また新しい自分を発見することもあります。ぎりぎりの状態であればこそ、鳥尾さんは輝くのではないかと感じる面もあります。ライブは生ものです。常にどんな日になるのか、楽しみでもあり、恐れもあります。そういう私たちをみまっもていただければ幸いです。一人でも私たちの音に響いてくれる人がいる、みまっもってくれる人がいる、興味をもってくれる人がいること、感謝しています。


昨日は佐野のラーメン屋さん山銀にいきました。もちもちの麺と透き通ったスープと地鶏の味付き卵、とてもおいしかった。山銀のトイレに貼ってありました。一番下、「多いつもりで少ないのは…」「少ないつもりで多いのは…」がやぶれていてわからないので気になります。

2005.10.21.(fri)
今週もなんだかばたばたと過ぎていきます。
火曜日は国立はっぽんでライブ。この日はなんだか一日中ぼけっとしていたのですが(たぶん月曜日におとぎの国に行った疲れ…)、気が付いたら店内は満席状態。ほんとにありがたいことです。特に芸達者な方がたくさんいらしてくれたのでいつもにもましてセッションも盛り上がりました。とくにこの日のスペシャルは、いつも見に来てくれる国立在住のマサさんの息子さんのノリさんがきてくれたこと。ノリさんは「火付盗賊」という火を使ったパフォーマンスをするチームに参加している方で、一緒にコラボレーションしました。さすがに室内なので本物の火ではなかったですが、ライトのついたヌンチャクのようなものを手に鳥尾さん演奏をバックに踊ってくださいました。真っ暗なステージにライトが様々な奇跡を描き、実に幻想的です。先月のビバップ スクエアのナオキさんに続く音楽とダンスのコラボ、表現の手段は違っても共通する想いがあるきがします。それにしても狭いステージでヌンチャクをブンブンまわすのでいつか楽器にあたるんじゃないかとひやひやしてましたが、ノリさんいわく、自分の感覚でどのあたりまで到達するかはわかるそう、プロだなあ。本物の火を使ったパフォーマンスも見てみたいです。
水曜日は大宮のジャムで大野洋子さんとのライブ。大宮のジャムは私たちの生息地(?)からすこし遠いこともあっていつも集客には苦戦しているのですが、この日は気が付けばテーブルがすべて埋まっています。ステージからいっぱいの客席を眺めると、一番前列にどこかでお見かけしたことがある方が…、なんと先月メグのセッションで出会ったドラマーの守新治さんがいらしていたんです。驚きのあまり中島と顔を見合わせましたが、一気に緊張と興奮が高まりいっそう集中して演奏を楽しめた気がします。セカンドステージでは恐れ多くも守さんに飛び入りしていただきシスター セイディーとNo more blue、それから大野さんのオリジナルのバラードを演奏しましたが、演奏する私たちもお客さんも熱く盛り上がりました。あらためて守さんのカリスマを実感。あまりにも熱い夜だったせいか、途中大きな地震がありました。演奏している最中に地震に気が付いたのは多分はじめてのこと。ドラムのソロ中に譜面台が揺れてるので今日の春ちゃんはずいぶん気合が入っているなあなんて思っていたらスピーカーも揺れだし、自分もまるで船の上にいるような感覚に。演奏していた曲がlast tango in parisという曲だったこともあっていよいよそのときが来たかlast session in oomiya?と思いましたが、無事おさまりましたね。このlast tango in parisという曲は山本剛さんのライブCDで聴いた曲なのですがとても素敵で、この日初めて鳥尾さんで演奏しました。映画の主題歌だそうなので、ぜひ一度見てみたいものです。


ファイアー ノリさんのパフォーマンス
photo by bucchi-san

2005.10.16.(sun)
今週も嵐のように駆け抜けてしまった感じです。

火曜日にはチェロの富田牧子さんとコントラバスの安保龍也さんのデュオコンサートを聴きに行きました。まともなクラシックのコンサートなんてはじめてかもしれません。静寂のなかで、二人のみが音を出す緊張感と二人の音が絡み合う、安心感、とでもいうべきかな、とても引き込まれました。それにしてもクラシックの曲は難しそう。私は弓をまともにやったことがないのでそれだけでも感激なのですが、弓の音の出し方にしても、間にはさまれるピチカートにしても、コントラバスはこんなにも様々な顔をみせる楽器であったことをあらためて認識しました。わたしも、もっといろんな表情をだしていきたいな。

水曜は宮之上さんのルースターセッションでした。この日はブルースの関係の方が多かったようです。あいかわらず音楽好きのおじ様方と、ソウルフルに歌を歌うお姉さんたちに出会いました。それにしてもホストドラマーがいなかったので、ついに宮之上さんのドラムを拝見することに。ベースを弾かれるところは何回か見ていましたが、なんだかおもしろいですね。

本当は木曜日、先月鳥尾さんで出演したBEBOP SQUAREへ踊りに行きたかったんだけど、さすがに疲れてしまっておうちでおとなしくしていました。とうみ君ごめんね。東京にでてきたらまた会いましょう。

金曜日は北本のダンモ。小山鳥尾(こんな表記はいかがでしょう?)で二回目の出演。あいかわらずマスターが魅力的で。お客さんは少なかったけど、セッションもやりました。みんなに愛が集まる場所であることを再び感じたんです。それにしても、一週間の終わり金曜日になると、ほんとに自分の体力がもたなくて情けなくなってしまいます。この日はハルちゃんが運転してくれたので帰りの車中爆睡させてもらいました。ウィークデーで調整しておけばいいんだけど、どうも毎日アグレッシブに生きたくなってしまうんです。これって、何かしてないと落ち着かない日本人体質といえるのかしら。

土曜日は国立のはっぽんの常連さんの紹介で結婚式でのミニライブ。六本木(?)のあたりにある素敵な洋館で、こんなところで結婚式挙げるのはよほどのセレブ……と思っていたら偶然結婚式の下見に来ていた高校の先輩に遭遇。びっくりでした。亮先輩おめでとうございます! 肝心の式での演奏ですが、結婚式の演奏は素敵な気持ちになります。新しい門出のお二人とそれを祝う人々の想いが集まる空間で、そのエネルギーをうけて、普段とはまた違う暖かいものが生まれて演奏します。新郎新婦の言葉に感動します。本当におめでとうございました!
夜はそのまま鳥尾さんそろって高田馬場のgate oneへライブを見に行きました。ギターの杉本喜代志さん、橋本信二さん、エレキベースのトオイダイスケさん、ドラムの井上功一さん、ボーカルの梶原まり子さんの演奏。橋本さんのお店であるgate oneに私は始めて行きましたが、とても素敵なお店でした。店内は狭いですがとても落ち着く空間です。ギターのお二人の演奏、すごかった。熱く、暖かく、”生きてる”って感じがしました。まり子さんのボーカルがまた素敵で。大好きなOn A Clear Dayの唄を始めてライブで聴きました。やっぱりこの曲は素敵な曲。みどりちゃんに教えてもらった歌詞を思い出しながら感激して聴いていました。店内にあったお二人のCDのポスターに”すべてをさらけだして”とありましたが、本当にその通りだなあと。演奏の後は集まっていたミュージシャンでセッションです。お恥ずかしながら、楽器がなかったので人生三度目のエレキベースを弾かせていただいてしまいました……。一番しっかりしているべきベーシストがへろへろになってしまうわけで、本当に申し訳ないと思いながらも、演奏したくて仕方なかった。ぜんぜんちがう楽器で音の出し方もわからないし。めちゃくちゃな姿勢で弾いたから今日も体に変な痛みが残っているけれど、でもすごく楽しかった。いつもの仲間と、普段は会わない方々と、一緒に音を出し、音を聴き、幸せを感じたんです。

そして今日。今日はT’sのセッションに行きました。ホストはギターの塩本さんとベースの佐藤ハチさんとドラムの横山くん。それにしても昨日はベースの方が多くて、店長の長澤君もいれると8人ベーシスト! たいがいどこでもベーシストはほとんどいないのに、おどろきのセッションでした。これはハチさんの影響なのかな。ハチさんの音はとても暖かくて、弾いているときの表情がとてもやさしくて、大好きです。今度ゆっくり見に行こうと思います。何しろ毎度のごとく酔っ払ってしまいましたから今日は。そのまま川越スイートキャデラックへ向かいました。今日の演奏は小山くんとピアノの田村くんとベースの石原さん。このドラムレスのフォーマット、すごく好きなんです。聴くのも、やるのも。田村くんとは学生のころからのつきあいですが、ゆっくり演奏をみるのは久々でした。以前にもましてかっこよかったですね。ベースの石原さんと先月あったばかりですが、関西弁のとても面白い方です。この人のベースはすごい。フレーズがオリジナリティーにあふれていて、常に”石原雄介”をかもし出しています。みていてとても楽しくて盛り上がります。川越在住のベーシスト本川君もきていて、はじめて演奏をききました。同じ楽器を使っててもプレイヤーによってぜんぜんちがう音がしますね。とくに今日は生音のドラムレスだったので。そのあとは私と中島も飛び入りさせてもらいました。考えてみたらドラムレスって久々で。昔は太田雄二君とのユニット”糸中太”でよくやっていたのですが、小山くんとやるのも面白いな。それにしても今日は一日飲みすぎでベース弾いてしまったので、今度ゆっくりこのフォーマットのセッションしたいなあ、なんて思ったんです。いつも小山くんのライブは選曲が素敵で、今日も素敵な曲がいっぱいでした。彼とはまた今週の土曜日、屋根裏で演奏なので楽しみです。


gate oneにて。
お恥ずかしながらエレキベース。

火曜日にはT'sの元店長(?)高橋さんがオープンした串焼き屋「長五郎」へ。かなりおいしくてびっくりしました。高橋さんにこんな特技があったとは…

スイートキャデラック。
素敵なお店です。

一歩ふみだすと、たくさんの人に出会って。落ち込んだり幸せな気持ちになったり。楽しいこともあれば楽しめないこともあるから時々不安になるけど、今自分らしくいきたいと感じています。みんなそれぞれの道の途中で一生懸命なのだということを感じて、もっとやさしくなれる。
明日はおとぎの国へ行ってきます!



2005.10.13.(thu)
最近何かとバタバタしていて日記の更新をサボっていました。かける分だけ、まとめて書こうと思います。

8日、9日と新潟で演奏してきました。新潟で演奏するのは昨年12月に続いて2度目。今回も以前新宿DUGで演奏したときに出会った、新潟在住の田代さんの企画で、しかも今回はアルトサックスの吉野ミユキさんと鳥尾さんの初共演ということで、普段以上に興奮と緊張の面持ちで東京を出発しました。
1日目、8日はパルティアでのライブ。初対面の吉野さんはとても気さくな方で、住んでいる場所も近いので共通の知人も多く、すっかりうちとけた雰囲気に。演奏は吉野さんのオリジナルブルース「M'blue」で幕開けました。吉野さんの美しい音色とフレーズ、そして時折みせる男気を感じさせる凛々しいプレイに、鳥尾さんも刺激をうけ大いに盛り上がりました。お客様も熱心に熱い視線で聴いてくださって、アンコールの枯葉まで、思い切り楽しんで演奏しました。

今回の企画者田代守人さん

パルティアのママさん。とてもきれいで素敵な方でした

打ち上げにて、東京からきてくれた加藤さん小林さんと、新潟県民お久しぶりの大沼さん。
2日目も同じ新潟市内ということで同じホテルに連泊。これは鳥尾さんとしては初めてのことで、9日の昼間はのんびりと新潟観光。今回、はじめてのんびりと日本海を眺めることができました。(前回は悪天候に阻まれてしまったので。それもこれも鳥尾さんの嵐女のせい…?)
この日はJAZZ FLASHでセッション。ここは山小屋のような暖かい雰囲気のお店で、私は学芸大軽音時代に学祭でつくったJAZZ喫茶KEY-COCKOを思い出しました。セッションには東京からわざわざ足を運んでくださった方も含めてたくさんの方が集まってくださいました。そういえば前日のパルティアのお客様も半数が楽器をされる方だとママさんがおっしゃっていましたが、新潟にはミュージシャンがおおいのかしら。特に先生ドラマーとか、お医者さんベーシストとか、多彩な方が多い印象です。
演奏も、飲み会もかなり盛り上がりました。田代さんをはじめとし、新潟の皆さんありがとうございます。ぜひまた新潟へいきます。

牛ちゃんと、東京からきてくれた加藤さん

管楽器がたくさん。みなさんハモってかなりゴージャスなブルースでした

3日目に新潟観光にまでつきあってくれた田代さんと別れ際の握手。またよろしくお願いしす!

2005.10.7.(fri)
金木犀が鮮やかな香りを放っています。我が家の庭にも金木犀が植わっていて、いつのころからか、その香りを毎年意識するようになりました。人の五感のうち、もっとも記憶に残り呼び覚ますのは嗅覚であると聞いたことがあります。金木犀の香りに私は、そして皆さんはどんな想いを思い出すのでしょうか? 秋は素敵な季節ですね。五月の新緑と、十月の紅葉の始まりの色には本当に心を打たれます。
ここ3日間、のんびりと穏やかな日々をすごしています。遅ればせながら部屋にコタツもだしました。遅ればせながら?と思われるかもしれませんが、私は本当にコタツが大好きで、7月の中旬にしまい、9月の後半には再び出すという生活を繰り返していたのですが、今年は少し送れて10月に入ってしまいました。のんびりとご飯を食べ、のんびりと風呂につかり、じっくりと音楽を聴いています。ここのところ疲れていた体が、徐々に癒されていくのを感じます。
おそらく過去、もっとも多く演奏してきた曲On a Clear Day。大好きなこの曲の歌詞の訳を、みどりちゃんが送ってきてくれました。私の思っていた以上に、素敵な歌詞でした。今まで以上に、大切に演奏できると思います。みどりちゃん、ありがとう。

よく晴れた日には
立って周囲を見渡してみるといい
すると自分が何者か分かるでしょう
よく晴れた日には
自分がすべての星より輝いていることに気が付いて、きっと驚くことでしょう

山や海、海岸の一部になった気持ちになって
遠くから、近くから今まで聴いたこともないようなものを聴くことができる

晴れた日には、こんなにすばらしく晴れた日には
永遠が、どこまでも続く永遠が見えるのさ!




明日は新潟へ向かいます!

2005.10.5.(wed)
ここのところ疲労がたまっています。特に肩こりがひどいかったので初めて整体にいってきました。整体というとバキバキ強烈な痛みを伴うのかと思いましたが、そんなことはなかったですね。肩こりだけど、すでに体がゆがんでいるらしく、全身ほぐしていただきました。一時間治療をうけたらだいぶすっきりした気が……しましたが、また今日は雨のせいかかなり重たいです。ストレッチをすると気持ちも落ち着いていいよとすすめられたので、簡単なヨガでもしてみようかな。
前回の日記の後、2回ライブをしました。3日は大塚のドンファンに初出演。このドンファンというお店は思い出深い場所です。大学を卒業する間際、鳥尾さんそろってここへ深夜のセッションにきました。当時私は学外のセッションにいくというのも珍しかったと思います。ドラムの原大力さんがホストのセッションで、私たちと同世代のミュージシャンがたくさん集まってきていてとてつもない刺激をうけました。あの日も中島と一緒にOn a Clear Dayを演奏しました。3年以上、4年以上かな、演奏し続けているこの曲、大好きです。「晴れた日に永遠がみえる」なんて素敵なタイトルでしょう。歌詞が知りたいな、みどりちゃん、歌ってみませんか?
昨日はMegで演奏でした。Megを紹介していただいてから丁度一年になります。ここは音がとても暖かく聞こえてきます。とても素敵な、心 の落ち着く大切なお店です。昨日は初めての曲にもたくさん挑戦しました。あふれる素敵な曲を、たくさん演奏していきたいです。


photo by 黙阿弥さん

2005.10.1.(sat)
昨日の話。昨日9月30日はついにサックスのジム バトラーさんとのライブです。鳥尾さんはマンハッタン初上陸。狭いお店でなんと入り口のドアの目の前でベースを弾きます。お客さんは私と他のメンバーの間を通って店内へはいっていくというなんとも驚きの状況。でもなんとも歴史を感じる素敵なお店でした。高円寺とか阿佐ヶ谷とかって、中央線独特の雰囲気がありますよね。なんだか落ち着きます。それにしても鳥尾さんにはめずらしく女性客が多かったのは、やはりジムさんの力か……。やっぱりジムさんの曲は素敵だけど難しくって本番いろんなアクシデントが起きました。これはぜひリベンジしなければ…ということで、次回ジムさんと鳥尾さんのマンハッタンライブは12月28日に決定です。今年の仕事納めになるのかな?
追伸:この日はピアノの山本美恵さんと、先週コットンクラブでも偶然あったドラムの真喜志透さんが遊びにきてくれて飛び入り参加してくれました。山本さんの魂にあふれるプレイ、すごかったです。

店内カウンター。落ち着いた雰囲気にダンディーなおじ様が似合います

休憩中店内おくからステージ側を臨む。加藤さん撮影ありがとうございます。



back to TOP