dairy '05.09.



今月
2005.9.29.(thu)
今日はいつもライブを見に来てくれる木原さんに誘われて、ボーカルの亜樹山ロミさんのライブにいきました。ロミさんはOMYでご一緒している加藤弘之さんと縁がながいそうで、数年前にはっぽんのライブにきてくださって知りあいました。体の中から湧き出てくる音を小さな体から(150cmだとか、私と一緒だ!)めいっぱい表現する姿がすてきで、色っぽい大人の面と力強く元気な面のある歌声にすっかり酔いました。ピアノの本田富士旺さんがまたとてもすてきで、MCも独特でおもしろかったです。バラードとブルースが特に素敵で、一音一音にこめられた思いが心に響いてくるようでした。
学生時代ボーカルは毛嫌いする傾向があって、ほとんど聞いたことがなかったのですが最近好きでむしろボーカルばかり聞いています。(今のBGMはアニタ オデイのat mister Kelly's) ボーカルの方はライブで歌詞を教えてくれるのが楽しいですね。今日のライブでも素敵な曲にであいました。
今のlifeが楽しくて充実してすばらしいと思っているかもしれない。
でも本当のgood lifeは 本当の恋をして、時には苦しい思いをしてこそgood life
そんな歌詞だったと思います。The good life
誰がやってるのかな、探してみよう。

本田富士旺さん、MC中

ベースの永塚さんは身長188cm! うらやましい!

木原さんあこがれのロミさんと2ショット

2005.9.28.(wed)
今日は修理していたアンプをとりにいきました。そこで衝撃の事実が発覚。私の使用しているアンプは外国から直入で、電圧が高めに設定してあって、日本の電圧だとパワーを出し切れないらしいのです。そこで電圧を変える機械(トランスレーター?)をためさせてもらったら、確かに音が違います。あわててその場で購入させていただきました。さらにその後代々木の楽器屋たかさきさんへ。微妙な楽器のビビリが気になっていたので治してもらいました。これでアンプも楽器も元気になった! その足でそのまま新橋レッドペッパーに演奏に向かったわけです。それにしても先月に引き続き、レッドペッパーはお客さん少かったなあ(;;)。
2学期が始まって一ヶ月になりますが、自分に疲れがたまってきているのを実感しました。9月は遠征も多くて忙しかったから仕方ないかな。肩こりも最近調子がよくないし、10月はすこしのんびりしたいなあ…なんて思います。

2005.9.27.(tue)
今日は今度一緒に演奏するサックスのジム バトラーさんと横田基地でリハ。我が家から横田基地はとても近いんですが、お祭りの時以外では初めての潜入、ジムの運転する車で基地内に入り、まず受付(?)で身分証明をして写真入りの入講証(?)を頂きます。そしてついに基地の中へ……。基地の中はとても大きくて街のようになっているんですね、デパートや学校があって9万人がすんでいるときいてびっくりしました。たぶんうちの市の人口より多そうだぞ。と思ったら、ジムの奥さんの話では8千人くらいだとか。私の聞き間違え? その広い基地をかなり走ってスタジオにたどり着きました。すごく広いスタジオ。時折ジムの職場のお仲間にも会いました。ほんとに基地の中は外国でしたね……。最近どうも外国の方に会う機会が多い気がしますが、そのたびに思うのは、英語がしゃべれるようになりたい……。でも音楽は世界共通です!ジムさんとのライブは今週金曜日阿佐ヶ谷マンハッタンです。

2005.9.26.(mon)
おいしいものには人を幸せにする力があります。暗い気分を吹き飛ばし、仲たがいをやめさせて、楽しい人はさらにうれしい気持ちにさせる力があると思うんです。今まで食べた心に残るおいしいものはいくつかありますが、そのうちの一つに、松本のハンバーグカレーがあります。ごく普通の喫茶店なのですが、ハンバーグがものすごくおいしい。ふわふわでジューシーでまさにほっぺたが落ちる感じ。知人に松本に行く際にはぜひ寄ってくださいと話していたら、今日行ってきてくれたようで連絡をくれました。なんだかうれしくなっちゃいました。おいしいものは人をほんとに幸せにするんです。松本のナワテ通り商店街にある「集」というお店です。みなさんもぜひ行ってみてください。
今日は吉祥寺メグのセッションにいきました。メグでは月1ペースでライブをさせてもらってそろそろ1年がたとうとしていますが、私がセッションに遊びに行くのは2回目、吉祥寺という場所柄のせいか、仕事帰りのダンディーな紳士が多い印象です。セッションに行くといろいろな方のベースが触れて興味深いですね。今までずっと楽器のことにはあんまり興味がなくて音がでればいいやくらいの気持ちだったのですが、4月に新しい楽器を購入して以来楽器に興味がわいてきました。今日のホストベーシストの磯部さんの楽器はかなり大きくて弦高は低め、今の楽器がなかなか弦高高めにしている私はなかなか音を出すのに苦労していたのですが、お話したらなんと弦長が108cmもあることが発覚。標準は106cmだそうですが、私は104cmにしてもらってるんです。確かに磯部さんはかなり長身でいらしたし、身長150cmの私にはかなりモンスターな楽器でした。ドラマーの守新治さんがいらしていて、一緒に一曲演奏しお話をしました。やっぱりすごいです。演奏はもちろん、聞いているときの姿もすてきでかっこよくて刺激をうけました。守さんに「いい音してた」って言ってもらえたんです。ものすごくうれしかった。自分の弾きたいベース、自分の音、すこしずつ見えてきた気がします。

集のハンバーグカレー
photo by 加藤さん

大きな楽器を弾く伊東。
一応厚底な靴を履いてますが、
さらに背伸び中
photo by 中島

2005.9.25.(sun)
今日は川越スイートキャデラックで演奏でした。このスイートキャデラックはギターの小山くんが毎月演奏をしていて、鳥尾さんとしては2度目の出演になります。小山くんにとっては我が家みたいなお店なのでしょう。見知った顔が何人も遊びに来てくれました。ピアノの楠真紀子ちゃんとドラムの矢嶋正義くんには飛び入り参加してもらいました。真紀子ちゃんとはIf I were a bellを演奏。意外な感じがしますが、ドラムの安永と真紀子ちゃんは初セッションだとか。今日もかわいかったなあ。矢嶋くんとはI can't give you anything but loveを。矢嶋くんと小山くんはかなり長い縁で、むしろ矢嶋くんがステージでなく客席にいることが不自然なくらい。彼がお酒を飲んで演奏するところを初めてみました。普段車で移動だから飲めないもんね。私も昨日は春ちゃんに運転お願いしてしっかりよっぱらってましたが。 さらに終演後、お店の常連さんのナカジーがトランペットを出してきてセッションです。ドラムレスの落ち着いた雰囲気の中で、September in the rainを演奏しました。哀愁ただようトランペットに、店中が暖かく包まれるようなセッションでした。

今までたくさんの人に出会って、支えられ、支えあって生きていることを、感じているんです。

今日も矢野顕子さんのアルバムから詩を紹介します。

さすらおう この世界中を
転がり続けて歌うよ 旅路の歌を

さすらいの 道の途中で
会いたくなったら歌うよ 昔の歌を

さすらいもしないで このまま死なないわ!

words 奥田民生

もっともっと強くなって、走り続けます!

2005.9.24.(sat)
今日は昼間立川のハーフトーン、夜は渋谷のカフェanoというハードスケジュール。しかも予想以上に波乱万丈な一日でした。
ハーフトーンにはだ埼玉代表ギタリスト小山大介くんがきてくれました。最近ほんとにご一緒する機会が多い彼、その上だ埼玉人から近々ダサイ多摩人になるそうで、これからますます活躍してくれるでしょう。とても熱いプレイヤーです。明日は彼の故郷川越でご一緒します。今日は驚いたことに、高校のハーモニカ部時代の先輩が突然遊びに来てくれました。ハーモニカ部は私の音楽に深い影響を与えてくれた場所、特にその方は大学の軽音の先輩でもある方です。今私が歩んでいる道、そのきっかけを与えてくれた人の一人です。そんな方が始めて鳥尾さんのライブを見に来てくれました。びっくりしたけど、ほんとにうれしかった!
ハーフトーンの後は渋谷へ移動です。カフェアノは「街角に音楽を」というNPOの活動をされている森さんのお店。6月のオープン以来3度目のライブになります。とても雰囲気の素敵なお店で、2Fはチェコアートのショップになっています。その関係で昨日はアコーディオンを弾く方がいらしていて、何曲か演奏してもらいました。カフェアノはピアノがなくて、いつもキーボードを持参するのですが、なんと今日は電源を忘れた。あわてドンキホーテに電源買いに行ってなんとか音がだせるように。今日は昨日ジャムではじめてお会いしたボーカリストのティファニーが遊びにきてくれてました。今日もほんとにすてきでした。彼女の歌は聞く人をとりこにするものすごいパワーを感じます。一緒に演奏する私たちも、すっかりティファニーのとりこ。最後にティファニーの彼氏のドラムの鳥海さんとのセッションがあって、これがまたすてきでしたね。
一日ほんとに素敵なライブになりました。天候の悪い中足を運んでくださった皆さん、ありがとうございます!

photo by 川渕さん

2005.9.23.(fri)Part2
今日は大宮ジャムで黒人ボーカリストティファニーさんと演奏です。三連休の初日ということで覚悟はしていましたが、ものすごい渋滞。普段から大宮への道のりは混雑することが多くて2時間以上かかるのですが、今日はすこし遠回りしたせいもあって我が家を出てからむこうに到着まで4時間以上かかりました! そんなわけで開演ぎりぎりに到着し、初対面のティファニーさんとリハもできないままステージが始まりました。正直にいうと、この大宮ジャムの音響はいつも演奏しずらいんです。2階まで吹き抜けな建物(お店の雰囲気としてはそれがすてきなんだけれどなあ……)のせいなんでしょうかね? でも今日はいきなりぶっつけ本番でテンションが高かったのか、オープニングの鳥尾での演奏からすごく集中できて、音もよく聞こえてやりやすかった。そしてついにティファニーと共演です。ティファニーはものすごくチャーミングでかわいらしい、そして心地よい歌声。ソウルフルでハッピーで、ものすごく盛り上がりました。考えてみたら英語を母国語とするボーカリストの方と共演したのは初めてだと思います。やはり自分の国の言葉で歌う方がストレートだよな。ほんとに楽しかったです。休憩中ティファニーとおたがい片言の日本語と英語を交えてお話しましたが、ほんとにキュートな方でした。次回11月23日再びジャムで共演します。ぜひ見に来てください!!


photo by 立川さん

2005.9.23.(fri)
昨日はギターの荒井俊介さんのライブでした。この荒井さんという方は面白い方で、ものすごく顔が広い気がします。たしか荒井さんと初めてご一緒したのは2年ほど前だったでしょうか。その後荒井さんを通じて知り合った方が多くいます。昨日のライブはウェス特集だったのかな。ウェスをやるギターの方は多いですが、初めて演奏する曲も何曲かあって面白かったです。ピアノの楠マキコちゃんはまだ大学をでてばかりだったかな、とてもかわいい人なのですが、強い意志をもっているのが演奏から伝わってきます。ネイブにはなぜかB型が集まってくることが多いのですが、彼女はAB型だとか。(昨日も彼女以外はみんなB型だった!)ドラムの矢嶋君は最近いろいろご一緒する機会が多くて、ほんとにお世話になってます。最近金子ありささんとレコーディングしたそうで、早く聞きたいな。そんなメンバーに囲まれて、穏やかな気持ちで演奏しました。

前々回の日記に宮沢和史さんの詩を抜粋してのせました。「遠い町で」という唄なのですが、この曲を知ったのは「ビューティフルソングス」という矢野顕子さん、宮沢和史さん、奥田民生さん、大貫妙子さん、鈴木慶一さんのライブの映像で。矢野顕子さんが好きなんです。とくに彼女の弾き語りは本当に心にしみてきます。弾き語りってすごいですよね、演奏者のすべてが吹き込まれると同時に、唄の作者の思いがストレートに入ってきます。そんななかで今日書きたいのはこの唄。

いま ひとりぼっちじゃない
ほら 忘れてはいけない
どんなことでも どんなときでも 分け合えるから

「New Song」words Akiko Yano

2005.9.20.(tue)
今日はコットンクラブにライブを見に行きました。今日のベーシストは以前T’sのセッションで出会った佐藤忍さん。この方の体にどーんと響いてくる音と演奏中のやわらかい表情が好きで何度かライブを拝見しに行っています。今日も素敵でした! テナーは山中良之さん。はじめてお会いしましたが、透き通った音色でメロディアスなサックスを奏でるダンディーな方でした。ピアノの小池純子さんには依然一度お会いしたことが会ったのですが、ピアノを弾いている姿がとてもキュートで見とれてしまいました。セカンドステージに私も飛び入りさせていただきましたが、忍さんの楽器、気持ちよかったなあ。やっぱり古い楽器いいなあ……なんて思いつつ、でも2004年生まれのマイベースもお気に入りです! 以前別のセッションでご一緒したことのあるドラムのマキシさんとも再会。なによりも、イントロのマスターと初めておはなしができた! とてもアグレッシブで素敵な方でした。いつかイントロのセッションにも行きたいな。
そんなわけで、今日も元気に終電に飛び乗りました。

2005.9.19.(mon)
友達ってすばらしいですよね。今日は小学校来の友達が遊びに来てくれました。右も左もわからない小学校一年生のころに出会った友達と今、日本酒片手に語っています。時がたつってすごいな。一緒に歩んできた思い出、それぞれに歩み始めてからのこと、話はつきません。

はなれていても きみのこころ ぼくはみえる
とおくにいても きみのなみだ ぼくはみえる
words by 宮沢和史

エスパーじゃないからほんとに見えたら怖いんだけど、共感したり、反発したり、心配したり、はげましあったり、うらやましがったり、祝福したりされたり…。思いをはせる仲間がいるのって、素敵なことだな。
今週は幼稚園来の友人が結婚式をあげるそうです。おめでとう!

2005.9.18.(sun)
今日は前橋の関口梨勝園ジャズフェスティバル、鳥尾さんにとっては久々の野外ライブ。電車で現地集合の羽鳥絢子から前日預かったサックスを車に乗せ、鳥尾さんと杉浦みどりははりきって朝早くから出発しました。連休中ということもあってやや高速が混んでましたが、無事開場の関口梨勝園の到着。国道沿いの梨園の中に、梨の木にかこまれた特設ステージがありました。主催者の梨園オーナー関口勝美さんをはじめ、みなさん忙しそうにステージを作っています。この関口さんがかのマイルス デイビスにそっくりなんです。思わず写真をたくさん撮ってしまいました。
ライブは女性sixtet「たいちゃんず」さんの演奏で幕をあけます。同じ女性グループということでたいちゃんずの噂はかねがね伺っていましたが、全員とお会いするのは初めて。メンバーのみなさん個性にあふれたパワフルな演奏で、私たちも盛り上がってきます。次のグループはとても麗しいボーカリスト、サラ レクターさんのグループ。それに続いて鳥尾さんの出番です。ステージに上がるとさわやかな午後の日差しに照らされたたくさんのお客さんの姿が見えました。なんだか自然に囲まれていると気持ちもやわらいできます。鍵盤をおしたらそのまま時折戻ってこなくなるおんぼろ(失礼)キーボード、特設の野外ステージなので、音響も決して演奏しやすい環境とはいえませんでしたが、そういった状況さえも楽しんで演奏できました。急遽前日に出演をお願いしたのにきてくれたはと丸、みどりちゃん、ありがとう。そしてなによりも、毎年このイベントを企画・運営している関口さんをはじめとするみなさん、ほんとうにありがとうございました。
こんな意外なところでライブを開催するほどにジャズが好きな人たちと、それを毎年楽しみにききにくる音楽好きな人たち、今日も素敵な出会いにもらった元気を東京に持って帰ります。

梨園の入り口。この裏側が特設ステージになっています

客席の梨の木に囲まれて。山洞さんに撮っていただいちゃいました

関口さん。梨を持ったマイルス?!

マイルス デイビスと中島2ショット?!

セッションでの大型ボーカリストみどりちゃん

記念撮影。前列右から中島、たいちゃんずのたいこさん、今回のコーディネーターでベーシストのKOZOさん

2005.9.17.(sat)
気が付けば夕べはトータル14時間睡眠しました。これはおそらく25年間生きてきて初のことでしょう、12時間以上寝ていたのは。それほど疲れがたまっていたのだと実感しました。ゆっくり寝たおかげで風邪もよくなった気がします。が、今も少し頭が痛い。そういえば昨日健康診断の結果がきていて、いたって健康体と太鼓判を押されたのですが、血糖値だけ標準よりも異様に低かったんです。私は空腹時によく頭が痛くなったり力が入らなくなったりするんですが、これって関係あるんですかね?
今日は三鷹ウナマスで演奏してきました。前回のウナマスライブに引き続き、サウンドエンジニアのパパさん(ウナマスの店長である沢口くんのお母さんのご主人)がマイクをたくさんたてて録音してくれました。パパさんのこだわりのせいなのか、ウナマスは音のなり方がとても好きです。今日は大型ボーカリストのみどりちゃんと、北海道自転車旅行から帰ったばかりのサックスはと丸を加えた女だらけのクインテット。しかも、明日の梨園にみんな行ってしまおうと盛り上がっています。タイバンのたいちゃんずとあわせて、ほんとに女だらけのジャズフェスティバル。明日が楽しみです。みんなで関口梨勝園へGO!

2005.9.16.(Fri)
昨日は高田馬場のコットンクラブにピアノの吉岡秀晃さんの演奏を聴きにいきました。メンバーはドラムが太田耕平君で、ベースがきりきりぶらうん在りし時代からお世話になっている稲垣護さん。吉岡さんの存在を知ったのはおそらく大学2年生のころだったでしょうか、ライブで拝見して以来、すっかりとりこになりました。重厚なハーモニー、軽快なリズム、ハッピーなフレーズ、そしてなによりも演奏中の素敵な表情! 体全体で音楽を楽しんでいるのが伝わってきてワクワクします。すっかりハッピーなマインドで帰宅しました。誰かを幸せにする、音楽の力はすごい!
今自分の部屋で、昨日買ってきたFrank HewittのCDを聞いています。山形のOctetのマスターに教えてもらったこのピアノストの演奏はすごく生々しい。魂が絡み付いてくるような気がします。考えてみると最近家でゆっくり音楽きいていなかったなあ。ちょうど風邪をひきかけてることだし、たまにはのんびりおうちですごそうかしら。

2005.9.14.(wed)
昨日のお話し
9.13.(tue)
この日は国立はっぽんのライブ。はっぽんでライブをはじめたのは大学4年生のとき。ギターの光井靖さんとテナーの加藤さんと鳥尾さんで「OMY」というバンドとして丸3年間、昨年12月にOMYが解散してからは鳥尾さんをメインとして毎月ライブをさせていただいています。こちらのライブでは毎回学生から70をこえる方まで、一芸をお持ちの方はステージに上がっていただいて一緒にセッションしているんです。今日はダ埼玉出身のギタリスト小山大介くんがはじめて遊びに来てくれました。考えてみたら、小山くんと東京都内でセッションするのは始めてだったんじゃないかな。1st、2ndステージは小山くんとカルテット、加藤さんを加えたクインテットで演奏しましたが、とにかく熱かった! 特にカルテットでの超高速impressions、クインテットでのtrouble No.2はものすごく盛り上がりました。あんまり楽しかったんで、演奏しながら爆笑していた気がします。恒例の飛び入りボーカルタイムはフルヤブさんのセンチメンタル・ジャーニーと、おなじみ清水キクエさんの黒い瞳のナタリーとタイトル忘れましたがタンゴ(?)の曲。
このはっぽんのステージでは本当にたくさんの人たちと共演してきました。おなじみの方やはじめましてな方、様々な出会いを思い出します。こんな演奏の場を提供していただいているはっぽんさんには本当に感謝です。これからもよろしくお願いします。次回はどんな出会いが待っているかしら?

埼玉からはるばる足を運んでくれた小山くん

加藤さんを加えたクインテット。まるでOMY?!

調布の霊感おねえさんこと清水キクエさん
photo by フルヤブさん

2005.9.12.(mon)
今日は水道橋東京倶楽部で演奏でした。鳥尾さんそろっていくのはかなり久びさ、水道橋は私たちのホームグラウンドからはちょっと遠いのですが、今日は多摩地区から、中野から、大宮から、柏から…たくさんお客さんがきてくださいました。学芸大学の後輩、ギターの浅見くんも遊びにきて、お客さんも盛り上がった熱いライブでした。さらにここのライブはお店のホームページで毎日生中継されていて、以前から遠くにお住まいの方などが見てくださっていたのですが、今日はなんと遠く九州に住んでいる中島と安永の母がそれぞれ中継を見ている、とメールで知らせが。あわててわたしも父にメールして中継を覗かせ、すっかりネット父兄参観ライブとなったのです。まあ目の前に両親が見にきたりしたらさぞかし緊張してしまうのだろうけど、ネットで見られてるだけなら逆にテンションがあがります。お父さんお母さん、いつも見守ってくれてありがとう、なんて感じたりするわけです。ネットやモバイルで遠くにいてもすぐ連絡がとれたり、とても便利で楽しいです。でもこういうのは上手に時には慎重に扱わなきゃなあ、なんて思ったりもする今日この頃です。

2005.9.11.(sun)part2
山形でもお世話になったMPV。きれいにしてお返ししよう。今日は朝からいい天気。せっかくだから自分で洗おう!
と、張り切っていたんです。それが不幸の始まりでした…。洗い易さをねらって、我が家の駐車場に普段と逆向きにいれようとしました。結構厳しかったので、仕切りなおしていれようとしたんです……。
思えば、私がやる気をだすとろくなことがない。かつてスーパーでバイトをしていたとき、私が張り切るとなにかをしでかす。一番ひどかったのはドレッシングの瓶をつんだエンドをひっくり返して床中ゴマドレまみれにしたことかなあ…。
思い出のMPVは傷物になってしまったけど、物はなおすことができます。心は壊れると治すのは大変だもの。でも物にもつくった人、使った人の気持ちが宿っていると思います。
そのうえせっかく洗ったのに夕方から雨。今日はやることなすこと裏目に出てしまいます。
夜は今度マンハッタンでご一緒するジム バトラーさんとリハ。ジムさんは横田基地の楽隊さん(?)ですがあまり日本語が堪能ではありません。もちろん私たちも(とくに私は)英語が得意ではないので、最初は緊張感が漂っていたのですが、一緒に音を出すとだんだんほぐれていきました。やっぱり音楽は共通言語だ!でも私はばてばてになっちゃっいました。昨日の疲れが出たのか、今日は一日ボケてます。
でも衆議院選挙にはいきました。政治のことはぜんぜんわからないし、候補者さんのことも詳しくはわからないけど、大事な一票ですもの!

2005.9.11.(sun)
昨日の続き
9.9.(fri) part2
この日演奏するレキシントン新庄は新庄信用金庫の敷地内にあるホールです。まるで隠れ家の別荘のような入り口、中に入ると、あまり大きくはないけれどレンガ張りの落ち着いた雰囲気。ホールで演奏するのは久しぶりでしたが、このくらいのPAを通さなくても平気な小さなホールはとても音響がよく演奏しやすいです。初めての山形なのでお客さんがいらしてくださるのか心配だったのですが、開場されると客席がほとんど埋まっていて、演奏する私たちも盛り上がりました。ホールはジャズクラブ以上にお客様の視線がいっせいに集まるので緊張感がありますが、暖かい雰囲気の中で楽しく演奏させてもらいました。終演後、満天の星空に感激、久しぶりに流れ星をみたんですよ。
打ち上げは「LOST MUNK」というおしゃれなバー。運転で飲めないのに長い時間付き合ってくださった信金の高橋さん、荒川さん、ありがとうございます。本当にお世話になりました。

レキシントンの
入り口

レキシントンステージ。
ベースを弾いているのは…?

LOST MUNKのビリヤード台の上にて、
黒猫のケンタと中島
9.10.(sat)
この日は山形県を堪能しながらのんびり東京へ帰ります。山形の名物をたずねたらおそばを勧められたので、さっそく国道13号線沿いのお蕎麦屋さんへ。私はもりそばを注文しましたが、そのボリュームとおそばの太さにびっくり。かなりカルチャーショックでしたが、めんつゆも東京よりだしの香りがして、おいしい田舎そばでした。
そして山形市内、ジャズ喫茶OCTETへ。こちらもとても落ち着いた雰囲気で時間がたつのも忘れてしまいました。マスターから東北のジャズ事情やニューヨークのお勧めを伺いました。かけていただいたレコードは、バリー ハリスの新宿DUGでのトリオライブ、同じDUGでのカーメン マクレーの弾き語り、ニューヨークのピアニスト・フランク ヒューイットのライブ。居心地のよい空気と、すばらしい音源と、暖かいマスター、いつまでもそこにいたかったけれど、なにしろ今日中に東京に帰らなくてはいけません。山形の駅前でたっぷりお土産を買って、山形に来たからには、とステーキ屋さんに寄って、山形市を出発したのが18時、400kmの道のりを走破し、24時無事に帰宅しました。

旅にでると、いろんな想いを持った素敵な人たちとの出会いがあって、幸せな気持ちになります。
たくさん元気をもらいました。また、毎日がんばっていこ!

2005.9.10.(sat)
先ほど山形から帰ってきました。報告がたまってます。
9.8.(thu)
この日は渋谷の7th floorで、ダンサーさんとコラボレーションという初の企画。
イベント自体はDJさんがかけるレコードでみんな踊るというやつで、その中の特別コーナーで、ダンサーのNAOKIさんが鳥尾さんの生演奏をバックに踊る、ということでした。が、事前にやる予定だったリハーサルは、東京を襲った集中豪雨でナオキの原チャリが水没(?)したため中止、まったくのぶっつけ本番になってしまったのです。
いざ会場で開場前の鳥尾さんのサウンドチェック、すると今回の企画をしてくれたトウミ君が踊りだしました。なんだかうれしくなりました。私たちのだす音で人が踊ってくれるなんて、なんだか感動したんです。
いざ、DJタイムが始まると、みなさんそれぞれ踊り始めます。盛り上がってきたころに、私たちも少しずつ体を動かしてみましたが、なかなかなれないことは難しい、そしてすぐに疲れてしまう! でも、普段ライブを見に行けば体がリズムをとるように、音に合わせて体を動かすのはすごく自然なことだなあと、改めて思いました。音を体で感じて、体で表現する、そんななかで一際光っている人、ナオキくんと鳥尾さんがコラボします。ステージのナオキクンは本当にエンターテイナーでかっこよかった。形はちがっても、体からあふれてくるものを表現することは共通していて、すごく刺激をうけました。

9.9.(fri)
この日は明け方郡山で泊まってから山形県新庄へむかいました。途中将棋の街天童でジャズ喫茶RAGTIMEによりました。地方にいくと各地のジャズ喫茶に寄りますが、どこも素敵で居心地がよいです。昼間だったのでマスターにはお会いできなかったのですが、ママさん(?)といろいろお話をしました。小さなお店ですがライブもされているそうです。かわいらしくでとても暖かい感じのお店でした。

さすがに旅のつかれがでてきたので、続きはまた。

2005.9.7.(Wed)
今日は宮之上さんのルースターセッションでした。
先週につづいて二度目の参加。
先週より参加人数は少なかったけど、みんな熱かった。
特に、おじ様たちが!  一見普通のおじ様が、ステージにあがるといきなり素敵なミュージシャンに。
高校生くらいからロックで楽器をはじめ、その後もブランクがあったりしながらも今また楽器を弾きだしたという方。きりきりぶらうん時代からの知り合いでしたが、楽器をされるとは今日まったく初めて知った方。とってもソウルフルでした。音楽を愛している熱さと、長年音楽に携わっている円熟感。とても刺激されました。あんなふうに、年をとっていきたいものです。

明日はついに、ダンサーさんとコラボ、そして深夜、山形に向かいます。

2005.9.6.(tue) part2
今日は軽音楽部の先輩と飲みにいきました。
軽音の溜まり場だった飲み屋で、私もしばしば飲みに行ってました。
おそらく2年ぶりくらいにお邪魔したのですが、マスターが覚えていてくれてとてもうれしかったです。
久しぶりにマスターが目の前で作ってくれる料理、とてもおいしかったです
たくさん音楽の話をしました。
憩える場所があること、集う仲間がいること。
とてもしあわせです

2005.9.6.(tue)
台風14号が猛威を振るっています。
昨年のツアーで九州の台風のすさまじさは体験しましたが、テレビで状況を見ていると、そのとき以上に大変な被害がでているようです。
知人のいる地区でも川があふれたり非難指示がでているようで、心配です。
九州のみなさん、気をつけてがんばってください。

2005.9.5.(mon)
今日は9ヶ月ぶりに知人に車を借りてきました。
去年、九州、北上、新潟へ行くときに借りたMPVという車です。
九州ツアーの時には途中台風にあい、国道が水没し、強風で信号機が傾き、看板がこわれて火花を散らす中、倒木や落石をのりこえてぼこぼこになりながらも、なんとか生還した思い出の車です。
今回はこの車で、山形へ向かいます。
今台風が近づいているようで、鳥尾さんの雨女(というより嵐女)安永春美がまたやってくれたか?!と心配しましたが、どうやら私たちよりはやく通り過ぎそうですね。
きっとまた素敵な出会いがたくさん待っているはず。
今回も、よろしくお願いします。

2005.9.4.(sun)
dairyのページをつくってしまいました。
今まで日記なんて続いたためしがないのに、どうなってしまうんでしょう。
ひょっとしたら今日一日でおわっちゃうかも?!

今日は自転車で国分寺までセッションにいきました。
うちからだと片道45分くらいかかるんですが、暑さもおさまってきてサイクリングにはいい季節です。
学生時代から通っているT'sのセッションはいつも緊張してしまうんですが、初対面の方やお久しぶりの方と一緒に演奏するのは楽しくて、 勉強になります。みなさんの演奏する姿を見ていると、もっとがんばろうという活力になります。今日のホストギターの塩本さんと、ピアニスト田村くんのデュオ、感激しました。
そんなわけで気持ちよく飲みすぎて、その後予定していたリハーサルどころではなくなってしまったのですが……
それ以上に東京地方を襲った大雨すごかったようですね。地下スタジオにいてあまりひどい感じはしなかったのですが、ニュースをみたらずいぶん浸水や停電の被害があったようで。そんなわけで、雨にまけて私の自転車は国分寺に置き去りになってしまいました。


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