第4シリーズ(96年)


Sharpe's Regiment

1813年、英国軍はフランス国境で反撃を受ける。サウスエセックス連隊も大きな被害を受け、補強を必要とした。しかし、本国で募兵を行っていたはずの第2大隊は行方不明となり、シャープの所属する第1大隊は解散の危機に立った。

ウェリントン将軍の命令により、第2大隊の捜索のため、シャープ少佐はイングランドに戻った。

Sharpe's Siege

1813年、フランス領内に侵入したウェリントン将軍はフランス軍牽制のため、サウスエセックス連隊にマーカード侯爵の砦を攻略を命じた。マーカード侯爵は革命に追われた王統派として、英国軍に情報を提供していた。

新しくサウスエセックス連隊長に着任したバムフェルド中佐は将校クラブで言葉遣いを注意した士官に決闘を申し込み、相手がシャープ少佐と知って決闘を取り下げる。しかし、その後シャープに対抗意識を燃やすようになった。

一方、フランス軍でも、スールト将軍麾下のカルヴェ将軍もまたデュコー少佐が伝えた「皇帝の命令」に従い、この砦に向かって兵を進めていた。

Sharpe's Mission

サウスエセックス連隊でシャープと共に戦い、味方の士官を救出したという戦功で一躍、有名人となったブランド大佐が竜騎兵を連れて戦場に帰ってきた。

一方、シャープとその新妻ジェーンはやや不仲。これに前線取材に訪れた記者が絡んで、雲行きは更に怪しくなる。そうした折りも折り、シャープ少佐とブランド大佐はロス工兵少将の指揮のもと、パイクロフト工兵少佐と共にカルヴェ将軍の弾薬庫破壊を命じられる。そのカルヴェ将軍の元にも曰くありげな近衛擲弾兵大佐が訪れていた。



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