隅田川七福神めぐり (新規;2014年5月15日)
隅田川七福神の寺社などをめぐるのですが、いったい、どのようなルートでめぐるのがよいのでしょうか。
まずは、シンプルに全て徒歩でめぐることが思い浮かびますが、歩くのは大変だという人は鉄道やバスなど公共交通を利用する方法も有りそうです。車でめぐる
のは、駐車場の確保が難しいとか道路が狭いことなどからやめた方が賢いと思われます。
めぐってみる季節、時期はどうでしょう。七福神詣りなので当然お正月が良いのに決まっています。お正月以外はどうでしょう。何れにしても一定の距離を歩く
のですから、暑い時、寒い時は避けた方が良さそうです。どうせなら、春、秋の穏やかな気候で草花を楽しめる時期が良いと思われます。
(写真;長命寺、弁財天の碑)
1.全て徒歩でめぐる
(1)北から南へ
鐘ヶ淵駅→多聞寺(毘沙門天)→白髭神社(寿老神)→百花園(福禄寿尊)→長命寺(弁財天)→弘福寺(布袋尊)→三囲神社(大國神,恵比寿神)
(2)南から北へ
とうきょうスカイツリー駅→三囲神社(大國神,恵比寿神)→弘福寺(布袋尊)長命寺(弁財天)→百花園(福禄寿尊)→白髭神社(寿老神)→多聞寺(毘沙門天)
2.電車を利用してめぐる
電車は何れも東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の駅を利用します。
・鐘ヶ淵駅
鐘ヶ淵駅→多聞寺(毘沙門天)→鐘ヶ淵駅
<電車にて鐘ヶ淵→東向島まで移動>
・東向島駅
東向島駅→百花園(福禄寿尊)→白髭神社(寿老神)→東向島駅
<電車にて東向島→とうきょうスカイツリーまで移動>
・とうきょうスカイツリー駅(旧業平橋駅)
とうきょうスカイツリー駅→長命寺(弁財天)→弘福寺(布袋尊)→三囲神社(大國神,恵比寿神)→とうきょうスカイツリー駅
3.循環バス;北西部ルートを利用してめぐる
鐘ヶ淵駅から徒歩で多聞寺をめぐって、バス停;鐘ヶ淵駅まで徒歩で戻って循環バスに乗車し、
バス停;地蔵坂で下車し、白髭神社と百花園をめぐる。
バス停;地蔵坂まで徒歩で戻り循環バスに乗車し、バス停;見番通り入口で下車。長命寺、弘福寺および三囲神社をめぐる。
バス停;見番通り入口まで戻り循環バスに乗車し、バス停;とうきょうスカイツリータウンに到着。
参考;墨田区内循環バス
このバスは、京成バス株式会社の運行により、区内を北西部ルート、北東部ルート、南部ルートの3つの循環ルートで結んでいます。
3ルートはスカイツリーの足元の押上駅前で結節し、ここから他のルートのバスに乗り換えることができます。
始発は朝7時台(一部ルートでは6時台もあります。)から終発は夜8時台までで、15分間隔で運行します。
http://www.city.sumida.lg.jp/kurasi_guide/jyunkanbus/
http://www.city.sumida.lg.jp/kurasi_guide/jyunkanbus/rosenzu.html
以下、隅田川七福会のパンフ「隅田川七福神 参拝のご案内」より引用
毘沙門天(多聞寺)
本尊の毘沙門天は弘法大師の作と伝えられる。昔、村人達は、本堂の前に住む狸の悪戯に悩んでいた。その村人を毘沙門天門下の禅尼師童子が狸を懲らしめ救ったという伝説がつたわる。
寿老神(白髭神社)
祭神の猿田彦命は道案内の守り神ということから、お客を案内する千客万来、商売繁盛の信仰が生まれる。
隅田川七福神の中でなかなか見つからなかった寿老人を、白い鬚の長寿の神様として白鬚大明神にあてたことから「神」としている。
福禄寿尊(百花園)
文化元年(一八〇四)に開かれた百花園に集まる江戸の町民文化を代表する文化人達の発案で隅田川七福神巡りが始まった。
福禄寿尊像は、開祖佐原鞠塢が百花園の草花にちなみ、本草の神として愛蔵し信仰していたもの。
弁財天(長命寺)
三代将軍家光が、鷹狩り途中の腹痛を、寺内の井戸水で薬を服用し快癒したことから、長命水の名をいただき、寺号も長命寺とした。
弁財天は河(水)の神ということから蛇がお使いとして選ばれ、巳の日に参拝する風習が生まれた。
布袋尊(弘福寺)
黄檗宗(おうばくしゅう)で中国風の特色を持つ禅宗建物。布袋尊は七福神の中で唯一実在した中国の禅僧で弥勒の化身といわれる。
咳の爺婆尊像は、風外和尚が修行中、両親を偲び刻んだもので、風外の石像だから風邪にも強かろうと風邪除けの信仰を集めた。
大國神
恵比寿神(三囲神社)
三井寺の僧源慶が弘法大師創建の由来を持つ荒れた祠を再建したとき、出土した神像の周りを、白狐が現れ三回巡り、消え去ったことから「みめぐり」の名が起こったとされる。大國・恵比寿は越後屋(現三越)にまつられていたもの。
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