大阪-名古屋その4
初日宿泊まで

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 京都駅に着く。もう本日の鉄道乗車はほぽ終わり。さっさと大阪に帰り、ホテルにチェックインしたいところである。しかし、京都駅が新しくなってから、まだ見ていない。これを見ておかねば。旧京都駅は、中学、高校時代の修学旅行時に見ている。就職して大阪時代は、京都駅は何時行っても工事中であった記憶しかない。長期工事が終わっておしゃれスポットになったと聞いている。果たしてどうなったのか・・・。
 黒を基調とした、空中庭園(という用語が相応しいのか知らないが)。表現力が不足しており、何と言って良いか分からないが、「この先には何があるのだろう?」とわくわくしてしまう。一通り探検し、予定をオーバーして1時間ほどすごした。JRの一人勝ちで、併走私鉄が苦戦しているのは、この京都駅の改築完成も大きいらしい。もともと京都は町の中心と京都駅は離れていた。市街地には阪急の河原町駅、京阪の四条駅などが近い。京都駅から町の中心に行くには地下鉄に乗らねばならず、いくら新快速が速いと言っても阪急や京阪が有利だった。しかし、現在は京都駅自身が観光地となってしまい、「市街地には阪急・京阪の方が便利」とは言い切れなくなってしまったのだという。
 大阪に帰る。新快速に乗りたい所だが、混んでいて座れず、後から来た「高槻まで普通、そこから快速」という電車に乗り込む。座れるし、クロスシートだし、複々線なので途中で抜かれるとはいえ、ストレスは少ない。やっぱりいいな、JRは。。。
 今日の宿はシャンピアホテルという。大阪駅から徒歩15分と遠いが、たまたま安かったのでここにした。大阪環状線の天満駅の方が近い。甲子園の選抜で、高校生の選手達が泊まっていた。今晩は、H社の同期会である。誰が来るのか、何人くらい集まるのか、何も聞いていない。教えられた時間と場所に従い、梅田のレストランへ。
 約束の19:30だが、案の定、私が一番乗りだった。みんな残業しているのだろう。ひとりひとり現れる。最終的には私を含め7人だった。短い人で3年ぶり、長い人だと5年ぶりくらいのはずだが、会えば会ったで昔を思い出し、話しに花が咲く。文字通り「浦島太郎」であり、誰がどの部署に行ったとか、誰が結婚したとか、色々教えて貰った。同期は16人いて、私が一番乗りで退社した。その後、また1人やめており、残るは14人。みんな、なかなかしぶとい。
 みんな変わっていなかったので一安心。私も変わっていないそうだが、1人に「垢抜けたな〜」と感心した様に言われた。そうなんだろうか。
 「また来る」と約して別れる。宿に戻り、明日の行程の最終チェック。見落としで、実現不可能な行程を立てている場合があるのだ。また、可能であっても、食事の時間が不十分であったりする。面倒だが、時刻表がないので携帯電話のジョルダンでひとつひとつつないでいって確認。大丈夫であった。明日は7:48北新地駅からスタート。ここからだと20分はかかる。早く寝ることにしよう。

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