るびりん書林 別館



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「人とサルの違いがわかる本 知力から体力、感情力、社会力まで全部比較しました」
杉山 幸丸編著(オーム社 2010年2月)

→目次など

■人は長距離移動に適した霊長類■

本書の「はじめに」には次のようにあります。

どこかからサルたちのささやき声が聞こえてきたのだ。

「こんなにすばらしい進化の頂点に立ちながら、慢心のあまり人は絶滅への道を突き進んでいるようだ。気を引き締めてじっとその時を待とう。まもなく私たちの世界がくる」。

最終章は次のように結ばれています。

近年、競争に全精力をつぎ込んで、落ちこぼれを排除しながら、全世界の社会が絶望的な断崖に向かって疾走している。資源が無限でない以上、いずれ破綻することは明らかだ。それがわかっていても、断崖に向かって走り続けるのが競争主義社会の宿命だ。将来生き残れるのは、今の成功者ではないが細々と生き続けることのできる、目立たない、でも環境変化に柔軟に対応できる存在だろう。

人は豊富な知識と情報を持って世界を見渡すことができる。生物の進化も見てきた。自らの意志で方向を制御することができる。競争の速度を緩めて、弱者も巻き込んだ共存社会を作る道だって可能なはずだ。それには、墓場まで持っていけないほどのお金儲けができない社会にしなければならない。「足るを知る」心の育成が必要だ。

あるいは、特段の発展など目指さずに、森のなかで従来の生活様式を維持してきたチンパンジーやゴリラの方が、人類絶滅後に生き残る種族かもしれない。人類を絶滅に導くのは科学技術ばかりでなく、経済機構や政治家の視野の狭さと我欲、人の貧しい心だ。 - 226ページ

さて、本書を読んで、このような結論を得られるかといえば、もちろん、そんなことは不可能です。しかし、遠い昔に類人猿から分かれた人間には、言葉の使用や複雑な道具の使用以外にも、もうチンパンジーやゴリラとは完全に違う生き物としての特徴が備わっていることを強く意識させられました。

■霊長類の誕生■

霊長類の祖先の食べ物は植物だったと思われる。葉や消化管の特徴も考慮すると、木の葉より果実が主食だったらしい。 - 6ページ

偏食のすすめ』で人間は雑食性ではないと知ったが、人間や類人猿だけでなく、霊長類全体の祖先が既に果実を主食とする動物だった。

■体毛を失った時期■

ミトコンドリアDNAの比較により、コロモジラミが出現したのが十一万年前だというので、この頃までに体毛を失っていたと思われる。現代人になってからのことだ。 - 38ページ

人類がチンパンジーとの共通祖先から分かれたのが数百万年前だったというが、体毛を失ったのはわりと最近になってから。しかし、体毛を失ってからの時間はかなり長いとも言える。

■成長の速度■

霊長類は他の哺乳類と比べゆっくり成長するので、おとなになるまで長い時間を要する。新生児は歩くこともできず、母親にすべて頼りきった状態で生まれる。特に人の場合は最も極端で、親につかまり、ぶら下がることもできない。 - 43ページ

人間の場合、新生児の養育の負担が大きい

■必要な栄養素■

いくらチンパンジーが熟果好きといっても、果実だけでは生きていけない。高カロリーだがタンパク質が少ないからだ。植物体の中でもタンパク質が多い葉を混ぜないと、タンパク質不足になる。

結局、多種の植物の多様な部位を食べ、動物性の食物も摂取して、- 49-50ページ

動物園で類人猿の食事を見ると、果実が主だが、やはり果実以外のものも食べている。野生でも、植物の摂取が多い。人間も果実だけでは無理なようだ。肉も基本的にはそんなに要らないのだろうが、多少摂取することは生理にさからわないのだろう。むしろ、現代社会では、安全な肉を入手できないことが問題なのではないだろうか。

ビタミンCを体内で合成できな哺乳類は、原猿を除く霊長類と他の数種だけ。だから、イヌやウシにとって、ビタミンCはビタミンではない。おそらく、サルの進化のどこかで、ビタミンCを多く含む果実を採食するようになり、ビタミンCの合成能力を失ったのだ。 - 51ページ

人間は、果実などからビタミンCを摂取するのが本来的なのだ。

■好きな食べ物■(46-47ページ)
(概要)
・人もサルも雑食性動物
・草食動物的な胃を持つコロブス類と昆虫食の小型原猿類を除き、消化管の構造は類似
・多くのサルの主食は果実
・チンパンジーは特に熟した果実専門
・人間は木に登れないため、チンパンジーの食べる熟した果実を入手できない。

■食物欠乏季■(52-53ページ)
(概要)
・食物欠乏季のチンパンジーは採食時間も採食食物の種類も減る
・味が悪くても食べざるを得ない季節があるため、チンパンジーはひとよりずっと苦味や渋みに対して耐性が強いらしい
・サルやチンパンジーは食物欠乏季にはなるべく動かずエネルギーを節約する
・チンパンジーが道具をつかってアブラヤシの実を割るのは食物欠乏季

■メタボ■(55ページ)
(概要)
・人の食生活はここ一、二万年で激変
・食物欠乏季もない
・肉食動物の消化システムも持たない
・味覚は変わっていない
・人間は都市部の豊潤な食事・過小な運動量という生活環境に適していない

■雨と寒さ■(56-57ページ)
(概要)
・裸の人の場合、外気温が二五度から二八度が熱的中性域
・熱帯林では、森の上部のほうが高温で、過ごしやすい
・寒いときチンパンジーは動かないでエネルギーを節約する
・チンパンジーの生息域では低温よりも高温のほうが危険

■寝床■

人を除く霊長類は、季節や年ごとに移り変わる餌の豊富な場所を求めて、遊動生活をしている。一定のねぐらを持たず、毎日最後に食べた果実のそばや、夜の過ごすのに都合のよい場所で寝る。なかでも、チンパンジー、ボノボ(ピグミーチンパンジー)、ゴリラ、オランウータンの大型類人猿は、樹の枝を折り曲げて就寝用のベッドを毎晩新しく作る。 - 58ページ

人間は、未熟な新生児を抱えて遊動生活ができないため、進化の隣人である類人猿たちのように遊動生活を選べないようだ。毛皮を持つ類人猿たちがベッドを毎日変えて衛生を保つ点も興味深い。

■食べ方■

チンパンジーの食べ方は、実に無駄が多い。果実は一つの枝で何粒かしか口にせず、折りとった枝はそのまま捨ててしまう。 - 61ページ

人間がポイ捨てをするのはこういう先祖からの遺伝なのだろう。捨てた実や枝は栄養になり、または芽を出して森が増えてく。(家人による考察)

■衛生■

チンパンジーは、風邪をひいたとき薬効のある葉を食べることもあるが、体力があればそれで十分だ、手を洗いもせず、怪我も消毒しない。自然界にはさまざまな病原菌がいるし、たくさんの「不潔なもの」が口に入っているが、それでも健康で筋骨隆々だ。 - 62ページ

チンパンジーも薬草的なものを利用しているらしい。

■死因■

約六〇頭の野生チンパンジーの集団での四六年間の観察記録のうち、死亡が確認された八六頭の内訳を見ると、病気が五〇頭(五八・一%)、仲間同士のけんかによる死亡が一七頭(同一九・八)、母親の死亡で孤児になったことがきっかけで死亡したのが七頭(同八・一)、怪我が六頭(同七・〇)、母親の育児放棄が四頭(同四・七)だった。 - 64ページ

チンパンジーの場合、けんかによる死亡が多いようだ。

■寿命■

野生チンパンジーの平均寿命は雄で一一・二歳、雌で一四・六歳だが、実際には乳幼児の死亡率が高いためこんな数字になっている。チンパンジーの子どもの五歳までの生残率は、雄で五〜六〇%、雌で六〜七〇%だ。無事に子ども期を越せば、それからは比較的長く生きられるが、四〇歳まで生き残るのは、雄でわずか三%、雌でも七%だ。野生チンパンジーの最長寿記録は、雄で推定五三歳、雌で推定五五歳だ。 - 66ページ

人間の生き方を考える上で、繁殖期を終えてからの時間の長さは重要な要素なのかもしれない。

■寄生虫■(70-71ページ)
(概要)
・ニホンザル、ゴリラ、チンパンジー、いずれもほとんどの個体が寄生虫に感染している
・宿主を殺すような寄生虫は進化の過程で淘汰されて、寄生虫が原因で死亡することはほとんどない

■病気と薬■(72-74ページ)
(概要)
・調子が悪いときサルはじっと休んで回復を待つ
・チンパンジーは寄生虫感染の悪化する雨季になると、 ベルノニア(キク科植物)の苦い茎をしがむ(噛み潰し)。これにより、寄生虫の活動や増殖が抑えられる。
アスピリア(キク科植物)を丸めて飲み込む。これにより、寄生虫が糞と一緒に排出される。排出を促進し、寄生虫の侵入を抑制する働きもある。
・チンパンジーはトリキリア(センダン科植物)の葉と一緒に土を食べる。これにより、マラリア原虫の駆除作用が強化されている。

■エコ意識■(75-76ページ)
(概要)
・多くのサルは、群れを作って行動域と呼ばれる一定の範囲を歩き回って生活している。
・その場所の食べ物が少なくなると別の場所に移動するので、生態系を著しく破壊することがなく、いつも回復可能な状態に保たれている。
・排泄物も、行動域が十分ひろいために、次回訪れるよりずっと前に自然に土に帰る。
・人間もブッシュマンは一か所に二、三週間しかとどまらないため、排泄物の処理にも困らず、獲物も枯渇しない。
・自然に密着した生活を送る限り、サルにとっても人にとってもエコ意識などほとんど不要である。

■障害を持つサル■(79-80ページ)
(概要)
・サルやチンパンジーでは、障害を持つことで仲間はずれにされることはないが、他の個体から支援を受けられないため、一人前になるまで生き延びることは難しい。
・チンパンジーの調査をしていたアフリカの僻村では、手足の不自由な人が多いが、障害者の労働の場も残されている。
(コメント)
私が子どもの頃の日本も、障害者に積極的に仕事を割り振るという価値観が残っていました。

■歩行能力■(86-87ページ)
(概要)
・ニホンザルの1日の移動距離はせいぜい二〜四キロ
・チンパンジーでもよく歩く季節で六〜八キロ
・人はこれと比べるとずっと高い歩行能力を持っている
・これは人の二足歩行は動物の四足歩行と比べてエネルギー効率がよいことによる

■持久力に優れたヒト■(90ページ)
(概要)
・二足歩行の欠点は足の遅さ
・人は持久力を発揮する赤筋の割合が高く、汗腺が多く、体毛がないことから、長時間の運動に適している

■空間知覚能力■(93-95ページ)
(概要)
・サルは決まった行動圏のなかで遊動生活をし、そのなかをよく覚えている。
・行動圏は、代々群れのメンバーに引き継がれた重要な資産
・チンパンジーは水のみ場の場所、熟した果実の実る樹などを記憶している
・チンパンジーは高木に登ることができるため人にくらべて森の脳内地図作りに有利
・樹上移動能力を高めるには両眼による立体視が必要

■手足の拇指対向性■

先に拇指対向性が備わったのは足の方だというが、人の足は二足歩行のために拇指対向性を失った。その代わり手先の器用さは抜群だ。人の手は霊長類の中でも原始的で、指先を枝にひっかけるような形態でもなく、親指もかなり長い。類人猿のように特殊化せず、拇指対向性を保ったまま五本の指が独立に動くことが、人の手の器用さを生んでいるのだ。 - 98ページ

人間の手は「原始的」

■お産■(102-104ページ)
(概要)
・出産時に手助けを受けるのは人だけ
・ニホンザルは出産の途中で赤ちゃんを引き出して抱き上げる
・チンパンジーは妊娠してもお腹が目立たない
・ニホンザルの赤ちゃんはすぐに母親に抱きつくことができる
・チンパンジーの赤ちゃんは人と違って抱く付くことができるが、長時間しがみつくことはできない

■家族■(105-110ページ)
(概要)
・多くのサルの仲間は多夫多妻
・人の配偶関係は多様。
・「家族」の定義を拡大する必要がある
・チンパンジーは、雌がよその集団に移籍する「父系社会」の拡大家族の中で社会的スキルを学んでいく
・人は複数の幼い子どもの面倒を同時にみるという生物学的にありえない異常事態を打破する鍵として、母親以外のお婆さん、父親などの存在を必要としいる
・サルの社会では孤児になったよその子どもを世話する事例は稀
(コメント)
・人間も「拡大家族」的な存在を必要としているのではないだろうか。

■子どもの教育■

子どもは自立の時期を迎えるまでに、集団のなかでうまく生きるためのスキルを他者から学んでおく必要がある。しかし、親が子どもに「意図的・積極的に」スキルを伝授しようとする動物は、どうやら人間だけらしい。サルやチンパンジーの母親は、こどもの行動にお節介な介入をしない。いざというときには体を張って子どもを守ろうとするから、決して無関心なわけではない。ただ、子どものやろうとすることを褒めもせず、叱りもせず、ただ見守るという態度を貫く。一方、子どものほうは母親の行動に並々ならぬ関心を払う。 - 116-117ページ

チンパンジーの子どもは、人のように誰かから積極的に自立を支援してはもらえない。けれども、おとなと同じことをしたいという思いが寛容に受け止められ、自由に振舞うことが許容される。チンパンジーの子どもは自由に経験する機会を多く与えられ、何が生きるために大事なのかを、失敗を繰り返しながら身をもって学んでいく。チンパンジーの母子関係がどこかうらやましく感じられるときがある。 - 118ページ

子育ての基本は見守ることなのだろうか。
ここに上げた特徴は、江戸時代の子育てと共通している。

■集団■(123-130ページ)
(概要)
・サルの個体間には順位があると言われているが、資源を巡る競争の激しいところほど、個体間の優劣が顕著
・霊長類の多く果実を主食とするか、葉っぱを主食としている
・葉っぱ主食の場合、霊長類の住む地域なら葉っぱはどこにでもあるので、集団は小さく、行動域も狭い
・果実を主食とする場合、広い範囲の占有が必要
・チンパンジーは広い範囲を必要とし、二〇〜八〇頭の群れが一〇以下の小集団に分かれて分散採食する
・人の原初的な生活様式である狩猟採集で暮らすブッシュマンは食料の枯渇を防ぎ、獲物を持ち帰るために人手を必要とすることから二〇人程度のキャンプを作り、家族単位で離合集散する
・ヤマゴリラでは独身生活を送った若い雄が別の群れにいる若い雌を誘い出して新しい群れができる
・隣接群に雌が移籍することもある
・チンパンジーでは多くの場合、隣接する群れに若い雌が直接乗り移る(群れの中で母系家族単位で過ごす)
・この場合でも、簡単に移籍できるわけでなく、群れの基盤である大勢いる雌と良好な関係を築く必要がある
・人間は農耕を初めてから、資源を独占し、排他的になった
・ブッシュマンは男女が平等で父系居住でも母系居住でもない双系社会だった
(コメント)
・集団のサイズ、離合集散の程度、順位の厳しさは、食料を始めとする資源の分布とこれを巡る競争の激しさによって決まってくる
・集団を移籍することは容易なことではない

■共同作業■(143ー147ページ)
(概要)
・人間以外では、意図した共同作業はまだ確認されていない。
・チンパンジーは群れで狩りをするが追い詰めた仲間と獲物を分配するわけではない。(雌やライバルにならない雄がねだれば分配)

■子殺し■(150-151)
(概要)
・ヤマゴリラはあぶれ雄がよその群れから誘い出した雌が赤ん坊連れなら、次の繁殖を早めるために赤ん坊を殺してしまう
・チンパンジーでも移入してきた雌が赤ん坊連れだと、群れの雄が殺して食べてしまうことがある。ただし、赤ん坊が雄の場合に限られる

■知能の発達■
(概要)
・主食が果実の霊長類のほうが葉っぱの霊長類よりも、相対脳重を比較すると、果実を主とするほうが知的に発達している
・食物獲得と社会生活が知能発達の要因

■睡眠時間■(200)
(概要)
・人は八時間
・サルやチンパンジーはおよそ九時間
・ゴリラは十二時間

■同情と共感■

私の観察していたチンパンジーたちが、甘くて美味しく、たわわに実ったイチジクの大木を見つけたことがあった。しかし、幹は太すぎて登ることができない。隣の木に登って大きな枝を折り取って棒を作り、イチジクの枝を引き寄せようとしたが、なかなか届かない。操作手が交代し、手を変え棒を変えて試行錯誤すること二時間弱。ついにイチジクの枝を引き寄せることに成功したとき、周囲で見守っていた二〇頭ほどのチンパンジーは、森中に響き渡る大歓声を上げて互いに抱き合った。西アフリカ・ビニアのボッソウでの出来事である。 - 214ページ


■資源の違い■
(概要)
・霊長類の雄にとっては雌、雌にとっては食料が主要な資源
・雄は雌を獲得するために闘争し、たくましくなろうとする
・雌にとって雄は代わりの利く存在
(コメント)
この分析はもしかしたら、意図的に誤った内容が権威化された結果の影響を受けているのかもしれない


■感想■
人は長い歴史の中ですっかり習性を変えてしまい、もうチンパンジーやゴリラのようには生きられなくなったんだなぁというのが、素直な感想です。
木登りができなくなった代わりに疲れにくく長距離移動の可能な二足歩行を手に入れ、繁殖活動を終えてからもしばらく生き、きわめて未熟な赤ん坊を産むという点で、人間はチンパンジー、ゴリラなどの類人猿とは異なります。したがって、人間という動物には、人間という動物独自の生き方があるのでしょう。
人間には人間の歴史があって、類人猿との比較によってよりも、近代文明による影響の少ない場所で人々が持っていたさまざまな世界観を知ることによって、人間本来の生き方が見えてくるのかもしれません。
人は果実と、植物の葉や茎を主とする食生活から、果実が少なく、気温の低い場所に適した食生活へと変わっていき、本来果実を主食としていたことを次第に忘れていったのでしょう。

人間とサルおよび類人猿には、違いがあるといいながら、集団の大きさや成員間の平等性については同じ原則が存在しているようです。
資源が分散していて入手機会が平等であれば、平等性の高い、離散集合の自由度の大きい集団になり、資源が集中していて争いが激しければ、個体間の優劣が顕著で、劣位の個体に服従を強いる集団になるという原則です。
現在の世界は、インフラ整備と貨幣経済の進捗により、物理的に分散している資源までも独占されている結果、極端な優劣の差を避けることのできない社会になっているといえるのでしょう。逆に言えば、平等を実現する鍵は、資源の独占をいかに防ぐかにありそうです。

人間の本来の生き方については、あまり得るところのなかった本書でしたが、新しい視点を得ることができました。



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「ルビリン」は東山動物園にいたアムールトラの名前です。土手で出会った子猫を迎え入れ、「るびりん」と命名しました。

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