本州南部以南
太平洋では岩の隙間などの暗い所で普通に見られる
アカマツカサですが、ライトを当てると体は見事なくらい
真っ赤っか。暗い所を好み、目は大きく進化しました。
いわゆるネクラ族ですが、ダイバーには馴染みの深い
ポピュラーな魚の1つです。
撮影地:串本・双島沖1の根
水深15m
千葉県以南、インド・中部太平洋域
キンチャクダイの仲間で最もダイバーにお馴染みな
1つと言えます。海外でも良く水中写真の被写体に
なっているので、世界中のダイバーに愛されている
証拠でもあります。南へ行く程にその大きさが巨大に
なっていく気がしますネ。過去に見た中では座布団
1枚くらいの個体もいます。アクアリストにも人気。
撮影地:島廻り
水深24m
南日本以南、インド・西太平洋の熱帯域
お魚らしい形のフエダイの仲間。非常に良く似た魚で
線が6本あるロクセンフエダイという魚がいます。共に
小さい頃には背中に黒い斑点が出るので、見分ける
には基本に返って線の数を数えるのがイイでしょう。
群れを作るので、見ると、『う〜ん、ダイビング』って
感じを実感出来る魚の1つです。
撮影地:住崎
水深17m
八戸・富山湾以南、北部オーストラリア、ハワイ
スクーバを始める前に少しだけスキンダイビングを
やっていた時期があるのですが、その頃に見た魚の
中で印象深いのがこの魚。浅い場所にも現れます。
群れを作って、移動します。特に珍しくはないけど
黒と黄色という人間には一番目立つカラーリングで
存在をアピールしているかのようです。
撮影地:イスズミ礁
水深12m
伊豆諸島以南、インド・西太平洋域
非常に種類の多いスズメダイの仲間ですが、
アマミ
スズメダイは串本に非常に多い種類の1つ。大きく
なってしまうと真っ黒で正直、汚いイメージがあるの
ですが、小さい頃は写真の様にちょっと体高が高く、
プクッとしていて可愛いです。スズメダイの仲間を
見ていると、淡水のフナ(鮒)を思い出すのは自分
だけなのかなぁ・・・
撮影地:イスズミ礁
水深12m
千葉県〜西表島、八丈島、小笠原諸島、
インド洋〜中・西部太平洋
南方系のハゼで、いつもペアでいる仲良し夫婦です。
いつもは泳いでいて、ハゼのイメージである底モノと
ちょっと異なる種類。上半身が白、下半身が黒という
警察の様なツートンカラーが特徴です。コヤツも地球
温暖化によって徐々に北に勢力を伸ばしている気が
するこの頃・・・
撮影地:グラスワールド
水深15m