実録ドキュメントオネクリM−18の軌跡

2001年3月11日(日)、遂にオネクリM−18が流氷ダイビングにデビュー!流氷に2年ぶりに
戻ってきた悪魔:オネクリは天使:クリオネと共に舞うのか?オネクリ創始者としての威信をかけ
臨んだダイビングであったが、それは悪夢としか言い様のない現実であったのだ・・・
 

  AM9:30、ウトロの三角岩前の流氷上にて2001年型
  オネクリ、M−18のセッティング開始。開発段階で発光
  ダイオード用(頭部&尻部)の電源を外付けしなければ
  ならない事になったのが最悪の結果を招いたのだ・・・

  ラジペンでリュック・バッテリーをゴリゴリと、しかも気温
  −10℃の凍える世界で行った為に勢い余って本体部の
  電源配線を切断してしまったらしいのだ。よって水中では
  ピクリとも動かず・・・ こんな結果になるんだったらあえて
  外付けの電源を接続するんじゃなかった・・・と後悔しても
  時既に遅し。
 

  こんな惨めな結果に終わり、期待してもらった
  現地:トッカリの皆さんには申し訳ない・・・
 
  申し訳ないついでに写真だけはガッチリ撮って
  いるのがオレの図々しいところじゃ。今回は
  肝心のクリオネがいないという悲劇も重なって
  いるのだが、そこは臨機応変。見よ!これが
  人類史上初めて撮影されたオネクリがミジン
  ウキマイマイを襲うシーンなのだ。

  撮影にはトッカリのスタッフ:林さんに多大な
  協力を頂いたのでここに感謝の意を表します。

  さて、オネクリ開発はこれで終わりではない。
  2002年は今までの開発方針を転換し、機能
  重視でリベンジを誓うオレなのだった・・・



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