戻る

司法試験について思うこと


 このページでは、私が司法試験について思ったこと、感じたことをそのままにそこはかとなく書いています。
 みなさんの「思うこと」もお待ちしています。


 「司法試験の勉強をしています。」とか「司法試験受験生です。」と、受験生以外の人にいうと、「大変ですね。」とか「がんばってますね。」 と言われることが多いので、ついつい調子に乗って、自分はなんだかすごいことをしているのではないか、と錯覚してしまい、「俺ってつらい思いをしてがんばってる。俺ってすごい!」 などど、究極のナルシストになってしまいがちです。
 それで、また勉強のやる気が出てくればいいのですが、ともすれば、「自分はすごくつらい思いをしている。」という考えばかりが膨らんでしまうことがあります。
 しかし、所詮受験生なんて、合格しなければ社会になんの役にも立っていませんし、自分でやりたいことをやってつらいと思うのもおかしなものです。 そのような考えでは、勉強を「させられている」と後ろ向きの姿勢になってしまいます。そして、その「やらされている」という思いが快感に変わるようなマゾの人でもない限り、勉強態度にその後ろ向きさが現れてしまいます。
 そこで、考えてみましょう。そもそも勉強を始めたのは自分です。それぞれ夢を持って勉強を始められたことでしょう。そして、その勉強を、少なからず周りに迷惑をかけながら続けることが出来ているのです。 その点では、それぞれの置かれている状況にこそ違いはあれ、やりたいことが出来るのはすばらしいことです。

自分のやりたい勉強が出来ると言う点で司法試験受験生は幸せである。

 勉強をしていることがつらく感じたとき、このことを考え、常に前向きな姿勢で勉強に臨みましょう。


ご意見・ご感想お待ちしております。メールを

無断転載を禁じます
(c)1997 Yuji Hotta