EQ
内橋 和久 (g)
船戸 博史 (b)
恵良 マリ (perc)
春日井学トリオ
春日井 学 (sax,fl)
グレッグ リー(b)
植村 昌弘 (ds)
この日は客席がとてもさびしかったです。
観客は10人くらいしかいませんでした。
こんな豪華なメンツなのに!
磔磔って開演時間が早いから普通のサラリーマンは平日は行きにくいのかなぁ。
で、演奏はEQが先手でスタート。これは意外。てっきり後かと思ってた。
演奏について言うと、メンバー間の意志疎通っていう意味ではアルタードの方があるみたい(回数重ねてる分、当然かな)。
ただ、こちらはその辺のこなれていない部分に逆に面白さが感じられました。
手探り状態の面白さ。
わりとゆったりしたテンポでの演奏をしていた時間が一番長かったかな。
内橋さんも終始椅子に座っての演奏でしたし。
45分1本勝負、じゃない1曲でしたが不思議と長さは感じさせなかったですね。
あ、でもそれは恵良さんを撮るのに夢中だったからかもしんない。(^^;;
でも(今テープで聞き返しながら書いているのですけど)結構音だけでもいけますね。
内橋さんのギターと恵良さんのマリンバがいい組み合わせになってる。
続いて春日井トリオ。こちらもEQ同様、初見。
春日井さんはちょっと小太りで片山広明氏を若くして髪の毛増やしたような雰囲気の外見をしたサックス兼フルート。
そういえば私の昔の上司にも似てるな、というごく個人的話題はさておき。(^^;;
この日印象に残ったのは春日井さんよりグレッグリーさんのほうです。
グレッグの6弦ベースは、あるときはメロディアス、あるときはファンキー、
あるときはグルーブ感溢れるフレーズと実に多彩。
それに6弦ベースの音色がまたよい。
音色とかグルーブ感ありありのフレーズを弾いてる時はちょっと清水正樹さんに似ているかな。
彼はシアターコクーンのはにわ関係のライブに出てたような気がするけど、
その時の印象はまるでないので今回がはじめて見たようなもんですが、
いやはや、カッコよかった。
こちらのバンドも基本はインプロです。
植村氏のインプロバンドでの演奏というのはあまり活動がないと思うんだけど
(GZも作曲された音楽に移行したあげく解散しちゃったし)
それだけにこのバンドは貴重。
演奏を聴いていて、植村氏のインプロ系の活動が増えてほしいと切に感じてしまいました。
Redd since 1996/11/25
(c)1996,1997 HAYAKAWA akio , all rights reserved
e-mail akio-h@po.iijnet.or.jp