97/07/28 ティポグラフィカ



今堀 恒雄 (g)
菊地 成孔 (sax)
水谷 浩章 (b)
松本  治 (tb)
水上  聡 (key)
外山  明 (ds)
大儀見 元 (perc)





この日は3部構成でした。 通常の2セットの間にトークコーナーを設けるという企画。 このトークコーナーが面白かった。 あらかじめお客さんに「メンバーへの質問」と「好きなティポの曲」についてのアンケートをとり、

という進行。 質問は「今後どうするの?」というのが多かったですね。当然か。 大儀見さんは「とりあえず来年春に宮崎に行くことが決まってます。」とのこと。 ツアー?と思いきや、巨人のキャンプを見に行くんだってさ(^^;;。 ジャイアンツ(の長嶋さん)の熱狂的ファンなんですね、オオギミさんって。

「好きな曲」では「東芝製セックスフレンド」と「そして最後の船は行く」が同点。 「そして・・・」の方は後で演奏する予定になってるから、ということで「東芝」のほうを 演奏することになりました。 「東芝」に1票投じた私としては実に嬉しい結果。 この曲、やっぱイントロの水上さんのキーボードが超かっこいいです。 久々に生で聴いて再認識したなぁ。

というわけで2部はとても面白かったけど、今日なんといっても感動したのは最後の最後。
今日もいつも通りのおちゃらけたMCで通した菊地さんが最後の曲の紹介の段になってマジな口調に変わって 「今日はアンコールはしません。これが最後の曲です。」と言って演奏した「そして最後の船は行く」。 曲の後半、緑と青の中間くらいの色合いの暗めの照明がメンバーを照らすなか、 ユニゾンで演奏してるとこなんてもう最高に感動的。 ティポグラフィカってこんなに美しい音楽だったんだ! 今まであまりにも高い演奏技術と複雑な曲構成ばかりに耳を奪われていたのだけど実はそれだけではなかったのだなぁと再認識(もう遅いってか)。





原文作成:97/07/29 加筆訂正:97/08/09




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