97/07/13 P.O.N.



植村 昌弘  (ds)
広瀬 淳二  (sax)
坪口 昌恭  (key)
清水 正樹  (b)
高良 久美子 (vib,perc)







久々のP.O.N.、ファーストステージの頭とセカンドステージの終わりで演奏したGUシリーズが気に入ってしまった。 昔のP.O.N.からは考えられない直線的で分厚い音が結構イケてます。

このGUシリーズ、あるいは新企画のSTKMシリーズに代表されるように昔と比べると昨今のP.O.N.はずいぶんと観客にこびる音になってるなぁと思わずしみじみ。 ファーストステージ最後に昔懐かしいジョージ#3をやったんですけど、そのストイックさに思わず「懐かしい〜」なんて口走ったりして。 もっとも観客にはやさしくても、演奏するほうの苦労は以前にも増しているかも知れません。 STKM#1のリズムなんてめちゃ複雑だったもんなぁ。

いじめっ子植村、健在!
ってとこですかね。(^^;;

植村さん

植村氏ってものすごい手数出してるときでも
両手両足は激しく動いてても上半身は微動だ
にしてないんです。すげぇよなぁ。





坪口さん高良さん

ところで、セカンドステージでは坪口高良デュオ(曲はP.O.N.の曲)があってなかなか面白かったです。 植村氏のソロドラムのパートを、高良さんと坪口さんがユニゾンでパーカッシブに鍵盤叩いたりしてたりして。

ところが、その曲で高良さんは相当なポカをしてたみたいで、曲が終わった後坪口さんと顔を見合わせて「しまったぁ〜」 って顔をしてました。 ふつーならメンバーはそこをフォローしてやるもんだと思うけど、その後楽屋から出てきた植村氏はなんと高良さんを指さして笑ってました。失礼にも。 まぁ、彼が失礼なのは今に始まったことぢゃないけど(^^;;;

でもどこをミスったのか全然気付かなかった私って一体・・ 何年P.O.N.を聴いてるんだって怒られそうだなぁ(苦笑)。



それと、最高だったのは、アンコールでの楽器を交換しての演奏です。 楽屋から出てきた植村氏、勝手にキーボードの椅子に座り、「こんばんは、坪口です」 なんて言いはじめて、他のメンバーのパートを決め付けてしまいました。 ベースを担当するようにいわれた広瀬さん、
「ほんとにやるの?」
「頼むから写真撮らないで」
なんて言い出してたくらいで、マジで慌ててたみたい(笑)。

それにしてもこの演奏は爆笑もんでした。 あまりに可笑しかったんでシャッターを切る手が安定しなくて困った。

で、電車の中でアンコールの時に撮った写真を見たら、なんと全部手ぶれ。 一枚くらいまともに撮れてると思ったのにぃ。(;_;)
広瀬さんの願いが通じてしまったのか、はたまた私の日ごろの行いが悪いのか・・・。





原文作成:97/07/14 加筆訂正:97/07/16




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