竹田 賢一 (大正琴,vo)
大熊 亘 (cl)
岩館 洋 (as)
千野 秀一 (p,key)
小山 哲人 (b)
中尾 勘二 (ds)
関島 岳郎 (tuba,tp,ricorder)
坂本 弘道 (vc)
A-MUSIK、とても面白かった!
ストラーダと「プレイズスタンダード」のグラウンドゼロの間を行くバンドですね、これは!
このバンドは5年ほど前に一度だけ見た覚えがあります。
あまり記憶が定かではないんですが、そのときは凄く前衛的な音楽だったような気がするのです。
(もしかしたら大熊さんも当時はまだ在籍していなかったような気もします)
でも、今日の演奏は前衛的な面はあまりなく、どちらかというとストラーダ、コンポステラ系の金管楽器が活躍する曲が多かったです。
また、大熊さんが曲中に指図・指揮する場面も多く見られました。
彼が現在のA-MUSICにおけるキーパーソンになっているのは間違いなさそうです。
それは選曲にも現れていて、ベツニナンモクレズマーでもおなじみの「忘れ酒」やモノノケも取り上げている「密陽アリラン」とか篠田さんの「アバンタバン(我方他方)」など、大熊ファンにはおなじみの曲が多数演奏されました。
最近作ったオリジナル曲、という紹介で演奏された「カンケリサンバ」という曲も大熊ユニット、あるいはストラーダが演奏しても何の違和感もない曲でしたし。
それと、千野秀一さん!今日は生ピアノ中心の演奏でしたが、これがめちゃくちゃよかったです! いやはや、千野さんって言えば今までグラウンドゼロでしか知らなかったので、爆音ノイズをひたすら出す人、というイメージしかなかったのですが(苦笑)、 今日の演奏はとても繊細で美しかった!
おまけ:
今日の坂本さんは「火花控えめ、あっさり味」でした。って、なんのこっちゃ。
「もう大分使ったから歯が欠けちゃっててね、また交換しなくちゃ」とのこと。
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