97/04/08 鬼怒無月＆スーパーガールフレンズ
鬼怒 無月 (g)
きょうこ (vo)
高瀬 麻里子 (vo)
杉本 千恵 (vo)
上野 洋子 (vo)
スーパーガールフレンズ第二弾を見てきました。
約４０分×４ステージでした。
とはいえ各ステージで鬼怒さんの前置きがやたら長かったので
演奏時間はもっと少ないですが。
しかも中身があまりない（苦笑）。
ま、いいんですけど。
で、トップバッターはハーピーのきょうこさん。
カバー曲のみでハーピーの曲はなしでした。
エイミーデナイオ（５ｕｕ’ｓ）の「サルバトーレ」と、
パティスミスの曲がかっこよかったです。
これらの曲（というかエイミーやパティの歌）はきょうこさんの歌いかたに近い部分があるなぁと感じました。
次の高瀬さん。
演奏したのは、すべて彼女のバンドの曲でした。
初めて聴きましたがとてもよかったです！
最近ｆｊで「透明感のある女性ヴォーカル」
というのが話題になってたような気がしますが、
彼女のハイトーンボイスはまさにそういう表現がぴったり。
私は大木理沙（永井博子）さんを思いだしました。
曲も大木さんのいたミスターシリウスを思わせる部分もありました。
彼女にはこれから注目したいです。
３番手は鬼怒さん曰く「苫小牧の最終兵器」の杉本さん。
演奏したのは１曲を除き彼女のオリジナル。
とっても小柄でしかも高校生のような容姿なんですが歌はパワフル！
今日の出演者の中で声量は断トツ。
ちょっと鼻にかかった声でとても魅力的。
歌いかたは少し中島みゆき入ってるかな。
フォークっぽい曲が中心でした。
（アルバムの帯にはアイリッシュトラッドと書いてあるや。）
きょうこさん同様パティの曲を取り上げてました。
これがすごかったな。きょうこさんを超えてた。
ちなみに彼女、曲はフォークっぽかったですが、結構何でも聞くようで、
「黒色エレジーは大好きで、アルバム・ビデオは全部もってます。
だからきょうこさんと共演できるなんてうれしい。ＰＯＮのＣＤも持ってますよ。」
といってました。
最後は上野洋子さん。
ボンフルを２曲、バッハ１曲、上野さんのオリジナル１曲を演奏しました。
上野さん曰く、バッハを取り上げたのは
「一噌さんのライブを見て、バロックが得意なのかと思って」
というわけで選曲にあたり、
上野さんは鬼怒さんに相当気をつかったみたいですね。
上野さんのオリジナル曲が、
一時期流行ったブルガリアンボイスっぽくってとても気持ちよかった。
その他の曲については・・・・崩壊してました（苦笑）。
- カトルストンパイでは曲のテンポの速さについていけませんでした。
「速いテンポの曲を歌ってはならないというのが家訓なんです」
と言って上野さんは苦笑い。
- 架空の魚では高い声が出ませんでした。
でも、惜しかったんです。
ここを乗り切れば完璧
ってところまでいったんですが一番難しいところで失敗してしまっちゃったんです。
その時の「しまったぁ」という上野さんの表情がとても印象に残ってます。
で、上野さん、「これって音楽的いやがらせじゃない？」
今思い返せば、ボンフルの歌って難しすぎですね。
後任が見つからないのも無理ないことと再確認しちゃいました。
- で、バッハの曲はというと....
二人してミスしまくりで収拾のまったくつかない史上最低の演奏になってました。(^^;;
原文作成：97/04/08 加筆訂正：97/04/13
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