7/20 Great Session



寒川 光一郎 (sax)
鬼怒 無月  (g)
早川 岳晴  (b)
宗  修司  (ds)

松本 健一  (sax)




 この日は4人がそれぞれ1曲ずつ持ち込み(松本さんはゲストのため持ち込み曲はなし)、それを前半と後半に2曲ずつ演奏する、という企画のライブでした。 全部で4曲しか演奏しない、ということでアドリブが長かったですねぇ。 どの曲でも、全員にソロパートを回すことで時間を稼いでいました (こんな言い方していいのかな?)。

 幸いにして4人の演奏者の繰り出すアドリブが私の感性に合っていたのか退屈はせずにすみました。あぁ、よかった。

いや、まじめな話、こういう形式の演奏の場合、一人でも感性に合わない演奏者がいると聴いているのが凄く辛いものになるんですよね。 睡魔に襲われるというか・・・。




  最初の曲が鬼怒さんの曲でした。とは言えボンフルの曲ではなかったです。 ボンフルの曲をこのメンバーでやるとしたらやっぱり問題になるのはボーカルでしょうね。 でもこのメンバーが苦しげに歌うところも聴いてみたかったりして(笑)。

 あ、この日の曲(というか「テーマ」というべきか)もなかなかロックしてて気に入りました。

 そうそう、この日の鬼怒さんはずっとエレキギターでした。嬉しい!



 早川さんは、彼の新譜の宣伝をしてました。

「今日は目立ってないけどこのCDでは目立ってるから!」


 ハハハ、凄い宣伝の仕方だなぁ(笑)。







 宗さんの曲はメンバーの「あまり難しくない曲を」というリクエスト(笑)に基づいて、最近作ったのだそうです。

 渋さ知らズでもよくやっていた「at last we are free」(タイトルこれであってるかな?)ににた感じのバラードっぽい曲でした。


 笑ったのはアンコールです。アンコールの曲は一体誰の曲をやるんだろう?と思っていたら誰の曲でもありませんでした。

 寒川   :じゃあハードコアでもやるか
 早川・鬼怒:そうしよう
 宗    :え?何やるの?
 早川   :ハードコア
 宗    :?!
 早川   :ハードコアだよ
 宗    :(意味がわかったらしい)あぁ、ハードコアね

ってな感じの会話のあと、演奏がスタート!
(発言者は宗さんを除きいい加減です。もう忘れちゃったので。)

なるほど、こりゃハードコアだぁ!


 そうです。各自がとにかく猛烈に速い速度で音を繰り出しているんです。ただひたすら(笑)。しかし、これ、どうやって曲を終わらせるんだろ?タイミング難しくないか?なんて思っていると、寒川さんだけ演奏を止めてステージの中央に立ち、腕を振り上げました。そして彼の指揮により演奏は無事終了。この曲(?!)の演奏時間は1分ちょっとだったかな?

 なんかPONの倍速バージョンに近い味わいがありましたね(苦笑)。

96/07/28(日) 18:43


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