観戦記 == FORMULA3 #05 もてぎ ==


1998/06/13

予選

土曜日のF3の予選、 最初は仮設スタンドの最もダウンヒルストレート寄りのところで見ていたんですが、ここだといろいろ見渡せる代わりにどこを見てもちょっと遠くて、 各車の違いがよくわからない。

「やっぱり90度コーナー近くで見たい!」 と思って90度コーナーのほうに向かって歩きはじめたら、 無情にも雨が落ちてきた! まだ半分も経ってないのに実質的に予選は終わってしまいました。 一応90度コーナーまで歩いたけれど、もうみんな流して走っていたのでした。

う〜。こんなんじゃ消化不良だあぁっ。 今年F3の予選を観るのはこれが初めてなので、とっても楽しみにしてたのにぃ。(;_;)


1998/06/14

決勝

しかし、日曜日は逆に天候の変化により、 とても楽しいレースが観れることになりました。 もし雨が落ちてこなかったら、 ダンブレックがまた独走で勝っていたのは間違いないだろうから。

松田次生、 雨が落ちてきてからのコイツはほんとに凄かった。 もうどこでも抜きまくり。 強いて言えばV字の立ち上がりで詰めてヘアピンでオーバーテイクっていうのが多かったかな? 2位にあがった時点ではまだ結構ダンブレックとの差はあったのに、 それからトップになるまで、あっという間だもんね。

そんなに速く走れるのならドライの時も速く走ってほしいぞ、 ってそんな簡単な問題じゃないのか。(^^; でも次はホームグラウンドの鈴鹿だし、
簡単だよね(^^;;;

雨で速さが増したのは松田センシュだけではありませんで、 高木センシュもなかなか凄かった。 と言うか、私は最初彼のほうに注目が行きました。 雨が降ってから急速に前を走る館センシュにプレッシャーをかけはじめましたからね。 最後の最後、2位のダンブレックとの差はほとんどありませんでした。 レース距離がもう少し長ければ、彼はもしかすると2位になれたかも知れない、 いや、絶対になれた。

おっと、わすれちゃいけない、平野センシュも速かった。 尤も彼の速さに気付いたのはレース終盤だけど(苦笑)。

彼はいつ5番手まであがったんでしょう? 赤いマシンなんで加藤センシュなのかと思ったら よく見るとその前を走ってるのも赤いマシンで「あれっ?!」
それが平野選手だったんです。(^^;;
最後は加藤選手を抜きそうなイキオイで、 やるなぁと思いましたです。


もてぎのレースをこの時期にやることにしたのは正解でしたね。 F3もえふぽんも面白いレースだったもん。

最初スケジュールを聞いたときは、 なんで梅雨の時期にレースをやるかねぇ、 と思ってたけど、 もしかして雨でレースが面白くなることを織り込んでいたんだったりして。 (もしそうだったら凄いけどね)。


原文作成:98/06/14 加筆訂正:97/06/16

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