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ストックホルム市内
STOCKHOLM



森の火葬場/教会 (設計:グンナ・アスプルンド)
SKOGS KREMATORIUM (Architect:GUNNAR ASPLUND)
1935年から1940年にかけてグンナ・アスプルンドが
設計した森の墓地の火葬場は、彼にとっては、最後の作品で
あり、かつ最大の傑作であろう。なだらかな丘陵を、十分に
生かして大きな礼拝堂と小さな二つの礼拝堂が配置されてい
る。地下鉄を降り森に向かい歩き、門をすぎると緑のなだら
かに続く丘の彼方に、小さな十字架が、影のように立ってい
る。十字架は近づくにつれ徐々に存在感をまし、何もない広
々とした空間に微妙なバランスを保っている。人々の心は、
十字架に引き寄せられるように静寂な世界に導かれていく。

十字架が人々を静寂の世界に導く

希望の礼拝堂

森の礼拝堂

ストックホルム市立図書館 (設計:グンナ・アスプルンド)
STADSBIBLIOTEKET (Architect:GUNNAR ASPLUND)
1918年から1927年にかけてグンナ・アスプルンドが
設計した市立図書館は、巨大なシリンダーとそれを取り囲む
直方体で構成される 魅力的な建物である。スヴェア通りと
オデン街との角地にあり 街区の中央のオブセルヴァトリー
の丘の裾に位置している遥か彼方からも認識できるシンボリ
ックな アスプルンドの傑作の一つである。また 世界中の
数ある図書館建築の中の名作のひとつともいえる作品である。

丘の上に立つ図書館の外観です。シリンダーをキューブが取り囲むプランが明確に外観に現れている。

黒漆喰の磨かれた壁で仕上げられている廊下を通り 狭く真直ぐな階段を上ると・・・

上部に高窓とシャンデリアがある三重に本棚が壁面にはりめぐらせたシリンダー状の空間が広がる。

マルクス聖堂 (設計:シグルド レヴェレンツ)
MARKUS KYRKAN (Architect:SIGURD LEWERENTZ)
レヴェレンツによるこの聖堂の全体構成は、3つの比率の
違う直方体のコンポジションでできている。もっとも高い
直方体が礼拝堂、これにエキスパンションによって連結さ
れた底面積の大きな直方体が様々な活動の為の諸施設、そ
して 中庭を挟み地をはうほどに低く細長い直方体が、教
区内関係の事務室、その南端に鐘楼が配置されている。周
囲の白樺の背丈の中にすっぽりと隠れるように高さが抑え
られ、茶系統の焼煉瓦を灰色のモルタルでつないだ外壁は
廻りの白樺の幹の模様と溶けあって、静かに存在している。

弧を描いた独立した壁がつくるスリットから人々は礼拝堂にはいる。

マルクス聖堂は周囲の白樺林のなかに静かに存在する。

中庭には 夏になると水が張られ ここにあった池を再現し、煉瓦の外壁と白樺の緑を美しく映し出す。

地下鉄
SUBWAY




ガムラスタン
GAMLA STAN









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