vol.2
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1999.11.13


あれほど 携帯電話反対派だった自分もついに友達との連絡の行き違い等、不便さは否定できず ついに携帯電話を買ってしまった。反対派だった理由は電車やバスや公共の場で他人の迷惑を顧みず でかい声で話している人々、乗り物で鳴り響くはずかしい歌謡曲の着メロ(最近はハモメロなるものまでできたらしい、全くばかばかしい)皆同じ形で個性のない機械にの自分の主張か やたらたくさんの趣味の悪いストラップをじゃらじゃらつけている人々、をそんな人々の一人になりそうな気がしていたものだから。買った携帯電話はフィンランドの通信機メーカーのNOKIA製の 日本では考えられないデザインのもの。これって ストラップつけられないんだ。ストラップ あんなにこるのは日本人だけらしい。あの 趣味の悪さは 最近の女子高校生の奇妙な歌舞伎のような化粧や脱皮後の皮のように足にまとわりついたルーズソックスに共通するものかも。勿論 この洗練されたデザインが気に入って買ってしまった(といっても1年前のモデルなのでただであったが。)
午後からGAギャラリーにいった。エンリック・ミラージェス&ベネデッタ・タグリアブェ展を見に行った。表面だけで勝負している建築家の多い中で久しぶり平面から空間を感じることができた。バルセルナを拠点として活動している彼らの作品の完成品も見てみたいものだ。久しぶり 良い展覧会だった。
そのあと 新宿OZONEのソットサス展へ。インダストリアルデザインの巨匠で作品は少なからず知ってはいるが 建築物をあんなにつくっているとは。その中に たぶんバブリーな時なのだ思うのだけれど日本にも住宅の作品があってこれがすごい。どうみてもラブホテルなのだ。施主て彼の作品って知っていたのかなあ。知っていたらこんな家になるのはどう考えてもわかるのに。それともこういう家を求めていたのかなあ。いかにも成金ですってかんじだ。あと 韓国のどこかの都市計画なんてものもあったけど いいのかなあ。彼に都市計画なんかやらせて。
帰りに早川邦彦のアトリウムにいったら差し押さえに! なんと色々思い出の建物だけに残念。


1999.10.29/30


イギリス人の画家のサラのセミナーがあるというんで 聴講しにいった
彼女が3人の抽象画家から いかに彼女が影響を受けたかというものだった。3人とも それなりに 良いものだったが サラの絵が一番洗練されていた気がする。彼女の作品はいままで光と影をテーマにそれを日本画の材料(岩絵の具、和紙etc.)で表現していたが 次なる彼女のテーマは 電車から見える次から次に移り変わる風景だとかでどんな作品ができるか楽しみだ。やはり 日本画の材料を使うのだろうか。終わってからの トークにはさすがにおなかが空いてギブアップ! また タダヨシさんやイトーさんとともにサラとジョンと食事をしながら語りあいたいですね。
次の日 サラの絵の展覧会を見にSAGACHO BISへ!絵も いつもの光の”もわれ”と影をテーマにしたものでよかった。一緒に展示していた FRASER TAYLORも興味を抱かせるものだった。展覧会を行っていた このSAGACHO BISは佐賀町の食糧ビルというえらい古いビルを改造したギャラリーですごく気持ちのよい空間だった。ほかにも いくつかギャラリースペースがあり一度行く価値はあると思う。建物の一部にビルの名前の通り食糧の会社が残っている建物だ。1927年にできたビルをスーパーポテトが改修したスペースだ。


1999.10.23


同期の友達 森が二子玉川に一軒家を買ったとかで 仲間2人と遊びに行った。
いいですね。やっぱ 新築一軒家は!。ロケーションも抜群だし。 ソファーの上の大きなシルクスクリーンが印象的だった。 お騒がせしました&ごちそうさまでした。写真は フリッツハンセンの食卓と アリンコチェアーとポールヘミングセンのPHライトと 北欧デザインで固めた  ダイニングでの一緒に行った大橋と林そして森とご子息の理仁君。


1999.10.15/16


久しぶりのウッディアレンの新作"CELEBRITY"を恵比寿にみにいった。いつもながらのあれもこれもの盛りだくさんなのだった。でも いつも最後はまとまっていくのに 今回はまとまりなく終わってしまって しまりのない映画となってしまってとても残念!ガーデンシネマ5周年記念公開ということで楽しみにしていたのにがっかりした。
次の日 東京デザイナーウィークとGAギャラリーに!なんかどちらもこれといったものがなく 二日続きのがっかりだった。


1999.8.09


東京の猛暑をさけて北海道にきたはずなのに北海道は、連日30度をこえる猛暑。どうやら東京より暑いらしい。これじゃあ避暑の意味がない。
そんな暑さのなか さっそく今夏できたばかりのダニ・カラヴァンの「隠された庭への道」を 芸術の森にみにいった。NHKの日曜美術館でD・カラヴァンの日本での初の大規模な作品と紹介されて 内容はだいたい知っていたが 実物はすばらしい。「隠された庭への道」は森の茂みにある一本の木を円形に取り囲む8個の立方体が置かれた「隠された庭」に向かうまでの 「ゲート」から始まり「丘」「日時計」「7つの泉」「円錐」「水路」で「ゲート」でおわる7つの白いエレメントで構成される造形作品だ。この7つのエレメントによって人々は自然と対話をする為の五感のスイッチがはいりはじめ そのエレメントを通り過ぎたあと「隠れた庭」にたどり着き座ると 全身にわたって自然を感じとることができる。造形的にも 青い空 緑の芝生に 真っ白のこのエレメントは美しかった。
夜は 暑く火照った肌を冷やしに 冷房ががんがんにきいた映画館へ!念願の エピソードワンをみた。


1999.8.01


東京は連日真夏日・熱帯夜!それを吹き飛ばすためかのように東京近郊は 花火・お祭りばやり。そんななか 近くの氷川神社のお祭りが昨日よりはじまった。
お祭り大好き人間&氷川参道沿いに住んでいる自分としてはやはりそれを祝ってパーティーをしなくては!
ということで 竜野達とたかちょふ邸でパーティーをした。


1999.6.12


PINA BAUCH(ピナ バウシュ)のDanzonを見に彩の国さいたま芸術劇場に!
実をいうと モダンダンスというのを見るのははじめてだ。彼女 このあいだ高松宮芸術賞をとったんだよね。北川原温も建築より建築らしいとべた褒めだったっけ。(結局この意味はこのDANZONを見る限りわからなかった)。舞踏団というのに前半は寸劇みたいのばかりで あれ?っとおもっていたら 魚の映像をバックにPINA BOUCHがファドにあわせて踊り始め(上の写真)それから 見る見るうちにひきこまれていった。手の動きによる感情表現がものすごい。圧巻!。彼女自体が踊るのは 久しぶりなのだそうだ。それから他の人もいろんな映像の前で レイヤーのように幾重にもシーンが違う踊りを重ねていた。前半 寸劇をやっていた他の人々は実を言うとすごく踊りがうまかったんだ(あたりまえか)。
ところで彩の国さいたま劇場は 香山さんの設計の村野籐吾賞をとった建物で デザインは好き嫌いがあるのかもしれないけど 空間がすばらしく良いとおもう。いるとすごく気持ちがよい。近所だしごひいきにしよっと。



1999.6.01

ペットボトルの形のデザインコンペがあり佳作になってお金が入ってきた。
そのお金で インターデコールでMISS TRAPという食卓を買った。これは あらかじめコンランショップで買った椅子のMISS TRIPとお揃いで ブナとプラスチックの組み合わせが抜群!
ところでこのコンペ結構おいしく もしも商品化したときパテント料がつく。どこかの企業が つかってくれないかな。



1999.5.05

連休最後の日 都内の道路は未だがら空き。NY旅行の時 夜遅くまでやっていてかつ味はまあまあ 量はすごく多いのでよく利用していたブロードウェイのsbarroの日本の支店が六本木にあるという情報を聞きつけ友とsbarro六本木に
すごいチェーン店だったんだ。世界中にあるらしい。味はNYのいかにも成人病になりそうな油たっぷりとは違い日本人向けに作っているせいか あっさりしすぎているかんじだった。
連休中に スウェーデン紀行のページをつくった。これは友達にはメール小説として配布していたものを ちょっと作りなおしたものです。



1999.5.01


海外脱出に失敗した今年のゴールデンウィークは日本の北アルプスへ。
黒四ダムまでトロリーバスで行き、そこから地下ケーブルカー・更にロープウェイに乗り継ぐと そこは一面の銀世界。
黒四ダムから見た景色は ダムの廻りの芽を吹きはじめた木々の中で北アルプスのまだ雪の残った山々の白が 快晴という天気もあって非常に美しかった。



1999.4.02

イギリス人画家のサラの絵が展示してあるGOOD HONEST GRUBっていう恵比寿の店で サラとジョンとイトーさんの友達のタダヨシさんとイトーさんとパーティーした。
その小さな店にはサラの絵は3枚飾ってあり その絵から充分なほど 光と影の間のニュートラルな部分や 光のもあれがすごく伝わってくるような気がした。



1999.3.27


なんか週末は いつも雨だ。先週見に行くつもりだったスティーブン クラインの展覧会をみに代官山のヒルサイドフォーラムにいった。
展示数は少なかったが(FREEだからしょうがないか)内容はいずれもアバンギャルドで 人物を風景に溶け込ましたものや ちょっとエッチなものなど バラエティーにとんでいて 見応えはかなりあった。ところで 槙文彦の設計の このヒルサイドフォーラムは空間が感じられていい。空気の流れを感じることができる。すきな スポットの一つです。



1999.3.21


昨日から 冷たい雨が降り続いて冬に後戻りしたみたいだ。会社の仕事を夕方で切り上げスティーブン クラインの展覧会をみに代官山のヒルサイドフォーラムにいった。
ところがクラインの展覧会は次週からで ギ・ル・ケレクっていうひとの展覧会が催されていた。ジャズの魅力にとりつかれた写真家らしく いろんなジャズミュージシャンをいろんな角度でとった写真が満載で以外とおもしろかった。例えば 人そのものをとるんじゃなく上の写真のアフリカの住宅で流されたTVに映ったコルトレーンとか 出演者の影と実像の観客で追ったジャズライブの写真、アフリカを旅するジャズミュージシャンとそれを聞く原住民とか 写真のとりかたが一ひねりしていておもしろかった。写真家には こういうのは邪道とかこそくなとか言う人がいるかもしれないが これも一つのテクニックだと思う。
そのあと この寒い中、東京にきた竜野と三宿のZESTに久しぶりに行った。3年前はよく行ってたっけ。巨大なハンバーガーとタコスとテカテで満腹。下のフロアーでは いつもの通りやはり合コンが催されていて 座ったバルコニー席からは彼らのさまざまな人生模様がみてとれた。



1999.3.12

イトーさんのインテリアデザイナーの友達がデザインした店のオープニングパーティーがあるっていうんで恵比寿に行った。
カウンターと奥に小さなソファー席があるその店は老若男女、いろんな人種ででごった返していた。 そのデザイナーを紹介され そのパワーに圧倒された。すごいなあ、こっちもがんばらなくちゃ、なんかパワーがわいてきた。そのあと そのパーティにいた イトーさんの同期で竹山実の事務所に行っている人、イギリス人の画家のサラとそのだんな、イトーさんと5人でそばのイタ飯屋で2次会。すっごく 楽しかった。



1999.3.1


首都圏に引っ越してきました。
埼玉新都心の目の前で かつ 神社の参道の近くという動と静が混在しているところです。はやく ピーターウオーカーのランドスケープを休みの日に散歩したいです。東京のみなさま 遊んでくだされ。




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