■ プロローグ ■


 ひょんなことからYagu Familyに加わったチビら2人。それまで自分達の都合で時間を使っていた我々が、子供の出現とともに生活のすべてを子供らの都合に合わせていかなければならなくなった。 子供らの成長にあわせて、大人時間と子供時間をほどほどの所で調整して生活する毎日。それまでとはまったく違う生活。とまどう事も多かったが、慣れれば不思議とそれも悪くはない。

 ほとんど怒る事のなかった自分が、驚くほどの低音の恐ろしい声で怒鳴っている。まだ幼い子供の事で、本気になって怒ったり、悔しくて泣いたり...理想とはかけはなれた育児なのかもしれないけれど、これがYagu流、これがYaguスタイル。 そう信じて頑張っている。楽しい事ばかり、とはいかないのが現実だが、泣いたり笑ったりしながら4人で過ごしていければ、最高だと思っている。

 天使なのか、悪魔なのか、子供というものは、まったくもって不思議な存在である。
えらそうな事を言えるような育児はしていないし、役立つ情報などもあまり見当たらない。ただ、チビらと暮らしている毎日の事を、時にはリアルタイムに、時には振り返りながら、書いていこうと思う。


 次 >