泣きたい気持ち
我慢しすぎたのかな
いつの間にかすっかり
泣き顔を忘れてしまった
僕はどんな泣き顔をしていたっけ
鏡の前で笑顔の練習を
してみたりはするけれど
可笑しくなくても笑っていれば
いつか本当に笑えるような気がして
形から入ることも大切だから
その練習の甲斐もあって
一日に何回かは
素直に笑えるようになった僕だけど
鏡を見ながら泣いたことはあったっけ
むしろ恥ずかしくて
鏡の前では顔を伏せてみたり
泣いている自分はとてもちっぽけに思えるから
きっと嫌だったんだ
けれど顔をくしゃくしゃにして
大きな声をあげて
泣いてみることは何故に悪いことなのだろう
もちろん人前で泣いたりしたなら
そう みんなも泣きたい気持ち我慢しているから
きっと優越感から嗤うか
自分の痛みと重ね合わせてもらい泣きをするか
いずれにしろいい顔は思い浮かべられはしない
けれど込み上げてくるものを
堪え切れずに一人で泣いてみることが
あっても良いよもっと
笑いはいつの間にか
薄汚れてしまっていると
感じられる時もあるけれど
我慢して我慢して
泣いて
素直な悲しみを涙の粒に変えて
頬に感じているそれは
清らかな心の洗濯
そんなに堪えずに
泣いてみても良いんだよ
悲しいことは一杯あるさ
唇をぎゅっと結び耐えるのも良し
素直に大粒の涙を流すのも良し
いずれにしてもまた
その先へと
歩いていかなければならないのだから
今日のしっくりとくるやり方で
自分を力づけて
一しきり泣いてみても良いんだよ
青空はきっとそんな沢山の涙を
抱きかかえてまだまだ余りあるから
未来に続く沢山の涙はその青さに代えて