風のささやき

つつじ

人知れず終わりゆく
赤いつつじの花の燃えさし

夕餉の頃
腹を空かせた赤子が
空に向かって泣いている

落ちたつつじを
王冠として戴き
野の草たちは
ひっそりとした

ひっそりと散っていた赤いつつじの花に。Last Updated 2026/05

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