風のささやき

傷ついたその疼きさえ涙さえ癒せる犬の舌でありたい

生を続けていると
それだけ嫌な思いに
傷つくことも増えます

忘れていた
傷口もときどき疼き
苦しめます

嬉しさのあまりに
舐めてくる犬の舌のように
人の心を癒せる力が
自分にあれば
誰かの傷に寄り添えるのにと思います

傷ついた誰かを癒せる力が欲しくて。#2006 冬に

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