風のささやき

蝉時雨来た道戻り濡れに行く

緑の生い茂った公園の下を通りました
木蔭を行くと沢山の蝉の声が重なり
うるさい位の音量でした

それでもその蝉の声を浴びると
少し涼しくなれたような気がしました

その公園の側を通り抜けると
先ほどの蝉の声も遠ざかり
僕の上にはまた暑い太陽が照り付けて
一気に汗が噴き出してきました

先ほどの蝉の声にまた
一幅の涼をとりたくなって
僕は今来た道を戻ることにして
蝉の鳴く公園に向かいました

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