風のささやき

焼け石に水とはこれか水打つも

その日も太陽が
頭の上から照り付けていました
普通に歩いているだけで汗が噴き出してきます
一刻も早くクーラーのある所へ
逃げ込みたいと思っていました

1軒の家の前を通ると
住人の方がバケツを持って
家の前の道に打ち水をしていました

その水が撒かれる様子は
目を楽しませてくれたのですが
十分に熱せられたアスファルトの黒い道路は
乾くのも早いようです

焼け石に水ではないのですが
あまり効果もないとみて取ったか
その住民の人も諦めたように
家に戻っていきました

← 夏の俳句一覧に戻る