●火焔式土器の文様は飛び跳ねる魚だ。
あの形は水面から飛び上がった魚だ。
火とも水とも言う人もいるみたいだ。
しかし、水とも見えないし、火とも見えない。
魚としか見えない。
しかも、その魚は信濃川を遡る『鮭』だ。
内側からだと頭と尻尾が反っているように見えるし、外側からだと水面から飛沫を巻き上げているように見える。(2002.1.26)(2011.4.3)

宣伝するので、写真を貸して下さい。新潟県立博物館の販売品です。
▲煮炊き
土器の外側に焦げ目が付いているってあんまり見たことない。
そんなことが頭にずーっとあった。
昨日、みちのく食べ歩きのような番組で、焼けた石を木の器に入れてじゅわーと沸騰させた料理を紹介していた。
作ったのは鯛の味噌汁だったかな?
きっと、こんな風にして料理していたんだね。
ご先祖さん、わかったよ。
米とか粟も作っていたと聞いたように思うけど、今のご飯とは違う食べ方をしていたんだね。
焼石投入方式じゃ初めチョロチョロ、中パッパってできないもんなー。
一気に沸騰だからね。
ごはんを食べたいと思って、土器を薄くしたんだよね。
それが、弥生ってことでいいのかな。(2002.6.9)
■展示

こんな風に展示してはどうだろうか。
火焔式土器と魚の写真で。
釈迦堂遺跡博物館でこの展示を見たときは、驚いた。
この土偶は赤ん坊の顔だと思っていたから。(2002.8.20)

●オリジナルはどれだ!
初めに作られた火焔式土器があるはずだ。
と思って、見るとコレだと思えるものがある。
しかし、何年前のものという年代をみると逆だったりする???
オリジナルは物語を鮮明に語っている。(2002.9.13)
●火焔式土器が詳しい
各部詳細など(2002.11.16)
●用途はなんだろう
煮炊きかなと思っていたのだけれど、どうもなんだか変だなと思い始めている。
例えば、火焔式土器の器の淵にある立体的造形物は、中に食べ物を入れたり出したりする時、とても不便。
引っかかる。
だから、食べ物とは別の用途に使われていたのではないだろうかと思う。(2003.2.16)
形の機能について、考えを巡らしているサイトあり。

信州発考古学最前線
vol.23 『縄文土器の形』
vol.24 『縄文土器の使い方』
★『神像筒型土器』の文様は何?★
丸と文字は書込みました
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