どうも私はついこの手の映画に惹かれてしまう癖があります。
本作品は、まさに「ジュマンジ」のSF宇宙版というストーリィ。
ウォルターとダニーの兄弟は、ウォルターがいつもダニーを馬鹿にしていることから喧嘩が絶えない。
ところがダニーが地下室から見つけ出してきた“ZATHURA”という古いボードゲームを始めると、家の中に流星群が降ってきたり、いつの間にか家ごと宇宙を漂っていたり、更にはロボット、トカゲ風エイリアンに攻撃されたりと、信じられないことが次々と起こる。
・・・という展開なのですが、「ジュマンジ」程の迫真性、怖さはありませんでした。
「ジュマンジ」では主人公たちをつけ狙うハンターに不気味な恐ろしさがありましたが、その代わりになるのがトカゲ風エイリアンというのではねー、嘘っぽ過ぎます。
また、ロビン・ウィリアムズのような芸達者も出演していませんし。
ストーリィの面白さより、特撮でここまでやった、というのがミソの映画でしょう。
2006.05.10
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