“トロン:アレス” ★★ 監督:ヨアヒム・ローニング |
電子世界をCGで描いた映像美に魅了されたSFアクション、“TRON”シリーズの第3弾。 ITトップ企業2社、そのトップ同士の争いを描いたストーリー。 ディリンジャー社の新社長ジュリアンは、最新技術によってAI戦士アレスを生み出す。そのアレスはプログラムの一つで、デジタル世界から現実世界に転送されることによって出現する。しかし、ジュリアンの技術では、現実世界に存在できるのは29分のみ。 デジタル世界が現実世界に入り込むと・・・、それはAIが人間と同レベルで実在するようになった未来図となる世界では、という気もしてきて恐くなります。 本作におけるアクションは、人間同士が闘うものとはちょっと異なるもので、そこに観応えはありますが、「トロン:レガシー」の方がもう少し観応えあったかな、と感じます。 なお、初回「トロン」の主人公であったケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジス)がまたもや登場するとは思わなかったなぁ。 2025.10.10 |