“トロン:アレス” ★★
TRON:ARES
(2025年アメリカ映画)

監督:ヨアヒム・ローニング
原案:デヴィッド・ディジリオ、ジェシー・ウィグトウ
脚本:
ジェシー・ウィグトウ
出演:
ジャレッド・レトー、グレタ・リー、エヴァン・ピーターズ、ジョディ・ターナー=スミス、ジリアン・アンダーソン、ジェフ・ブリッジス

 

電子世界をCGで描いた映像美に魅了されたSFアクション、“TRON”シリーズの第3弾。
もっとも、私は初回作の「トロン」は観ておらず、第2弾の「トロン:レガシー」から。その「レガシー」からもう15年が経つのだなァ。

ITトップ企業2社、そのトップ同士の争いを描いたストーリー。

ディリンジャー社の新社長ジュリアンは、最新技術によってAI戦士アレスを生み出す。そのアレスはプログラムの一つで、デジタル世界から現実世界に転送されることによって出現する。しかし、ジュリアンの技術では、現実世界に存在できるのは29分のみ。
そこで重要な鍵となってくるのは、エルコム社のイヴ・キムが亡妹から引き継いだ“永続性コード”。
何がなんでも永続性コードを奪えというジュリアンの命令に、プログラム=AI戦士たちが暴走をし始め、現実世界を破壊しだす。
それに対してイヴたちを救おうと、ジュリアンたちに立ち向かうのは・・・。

デジタル世界が現実世界に入り込むと・・・、それはAIが人間と同レベルで実在するようになった未来図となる世界では、という気もしてきて恐くなります。

本作におけるアクションは、人間同士が闘うものとはちょっと異なるもので、そこに観応えはありますが、「トロン:レガシー」の方がもう少し観応えあったかな、と感じます。
私としては好きなSFアクションですけれど、観る人の好み次第でしょう。

なお、初回「トロン」の主人公であったケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジス)がまたもや登場するとは思わなかったなぁ。

2025.10.10

        


  

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