“トロン:レガシー” ★☆
TRON:LEGACY
(2010年アメリカ映画)

監督:ジョセフ・コシンスキー
脚本:エディ・キッツィス
、アダム・ホロウィッツ
出演:
ギャレット・ヘドランド、ジェフ・ブリッジス、オリヴィア・ワイルド

 

何故「トロン」の後ろに「レガシー」と付くのか?と思っていたら、1982年にやはりディズニーが制作した「トロン」という映画があるのだそうです。その「トロン」、世界で初めてCGを本格導入した作品なのだとか。

本作品、その「トロン」の続編となるSFアクションだそうです。
主人公サムの父親でコンピュータ界で成功したケヴィン・フリンが失踪してから20年。27歳になったサムの元に、父親からのメッセージがポケベルで届きます。
そのメッセージにしたがってゲームセンターの古い地下室にたどり着き機械を操作したサムは、いきなりコンピュータ・システムの世界に取り込まれてしまいます。
迷い込んだその世界で、サムが降りかかる危難を乗り越え、父親と再会。共にこの世界から脱出しようというのがストーリィ。
 ※父親ケヴィン役のジェフ・ブリッジス、「トロン」では主役。

ストーリィ自体はどうこういうものではありませんが、目を見張るのはデジタル世界を模したそのその映像。相当に斬新、革新的。
見所、魅力はそこに尽きる、と言って良いでしょう。
敢えてもう一つ魅力を挙げるとすると、サムの危機をその都度登場して救う謎の女性クオラ、それを演じるオリヴィア・ワイルド。
果てしなく繰り返されるコンピュータゲーム的なアクションシーンの中で、オリヴィア・ワイルド演じる女性アクションシーンがことの外、華があるように感じられます。
映像の面白さという点では、一応満足できる作品でした。

2010.12.18

        


  

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