“アリスのままで ★★
STILL ALICE
(2015年アメリカ映画)

監督:リチャード・グラツァー
原作:リサ・ジェノヴァ
脚本:リチャード・グラツァー、ワッシュ・ウェストモアランド
主演:ジュリアン・ムーア、アレック・ボールドウィン、クリステン・スチュワート、ケイト・ボスワース、ハンター・バリッシュ

 

妻であり母親であり、言語学の大学教授である女性が若年性アルツハイマーを宣告される。その後の彼女と家族たちを描いた物語。
若年性アルツハイマーという病気の存在を突き付けられたとき、その恐ろしさに衝撃を受けざるを得ないのではないでしょうか。
本作品はそうした作品ですが、私にとっては2度目の物語であった故に、衝撃も感動も最初の時ほどではなかったというのが率直な感想。そのため観に行くかどうか迷ったのですが、主演のジュリアン・ムーアが、本作品でアカデミー主演女優賞を受賞したとのことで観に行った次第。

本ストーリィで恐ろしさを感じたのは、アリスが発症した若年性アルツハイマーが遺伝性のものであり、子供たちにも遺伝している可能性があるということ。

最初に衝撃を受けた荻原浩「明日の記憶」からもう11年です。
※上記小説の映画化は、渡辺謙、樋口可南子主演でした。

2015.06.28

   


      

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