“アリスのままで” ★★ 監督:リチャード・グラツァー |
若年性アルツハイマーという病気の存在を突き付けられたとき、その恐ろしさに衝撃を受けざるを得ないのではないでしょうか。 本作品はそうした作品ですが、私にとっては2度目の物語であった故に、衝撃も感動も最初の時ほどではなかったというのが率直な感想。そのため観に行くかどうか迷ったのですが、主演のジュリアン・ムーアが、本作品でアカデミー主演女優賞を受賞したとのことで観に行った次第。 本ストーリィで恐ろしさを感じたのは、アリスが発症した若年性アルツハイマーが遺伝性のものであり、子供たちにも遺伝している可能性があるということ。 最初に衝撃を受けた荻原浩「明日の記憶」からもう11年です。 ※上記小説の映画化は、渡辺謙、樋口可南子主演でした。 2015.06.28 |