“ルイスと未来泥棒” ★★ 監督:スティーヴン・J・アンダーソン |
ウィリアム・ジョイス原作の絵本「ロビンソン一家のゆかいな一日」を映画化したSFファンタジー・アニメ。 主人公は発明好きの少年ルイス。彼は赤ん坊の頃に母親の手で孤児院の玄関前に捨てられ、その孤児院で育つ。 何故山高帽子の男が、そして山高帽子型の機械がルイスを攻撃しようというのか明らかにされないままストーリィは進んでいくので、その間はやや退屈にも感じます。 明るい未来を信じて常に前進しようという気持ちを忘れない、というメッセージはいかにもアメリカ的。でも軽んじるつもりはありません。SFファンタジーアニメとしては、それこそ相応しいメッセージでしょう。 ※なお、本作品の内容は、邦題より原題「ロビンソン一家と会う」の方がはるかにその意味を伝えています。どうもこの邦題、エンデの「モモ」と時間泥棒という題名をパクっている気がします。 2008.01.02 |