壮大な宇宙戦争を描いたSF小説巨編「デューン/砂の惑星」の映画化。
学生時代に一度原作に挑戦したのですが、世界観がよく掴めなかった等々ですぐに挫折したことが、未だ忘れられません。
今回、「ブレードランナー2049」のドゥニ・ヴィルヌーヴが監督ということで、迷わず観に行きました。
映画化が難しいと言われてきた本作品ですが、圧倒的なスケール感をもった映像は観応え充分。
ただし、元々長大なSF作品。本映画も、ストーリィのほんの出だし部分に過ぎず、父を殺されてアトレイデス公爵の地位を継いだ主人公ポールの逆襲ストーリィはまだまだこれから、というところです。
さて、これから後の映画続編はどうなるのか、どこまで作られるのか、が関心どころです。
まぁ、そうしたストーリィに関わらず、本作の映像を観るだけでも充分楽しめると思います。
2021.10.15
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