“アベンジャーズ”シリーズの重要な一員、“ブラック・ウィドウ”ことナターシャ・ロマノフを主役に据えたSFアクション。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」でナターシャは死にましたので、時間を巻き戻してのストーリィ。ちょうど「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」直後辺りでしょうか。
ナターシャ・ロマノフの過去はどういったものだったのか、何故アベンジャーズに加わったのか、という過去を紐解くと共に、ナターシャをそうした状況に追い込んだ凶悪な敵との対決という、ブラック・ウィドウの全てを描き切ったストーリィと言えます。
まだ少女だった頃、ナターシャは米国オハイオで、両親、妹という4人家族で暮らしていた。しかしそれは、潜入スパイであることを隠す疑似家族。
再会したかつての妹エレーナとの格闘シーンも見物ですが、2人は共通の敵に対して共闘できるのか。そして、恐るべき敵タスクマスターとの激闘。
そして再び相まみえたかつての両親は、果たして敵か味方か。
スカーレット・ヨハンソン、ブラック・ウィドウのファンとしてはまずまず楽しめました。さらなる欲としては、そのアクション、活躍ぶりをもっと長く観ていたかったということ。
さてさて、「アイアンマン2」に初登場して以来、すっかりアクション俳優のイメージがついてしまったスカーレット・ヨハンソンですが、元々は演技派女優だった筈。アクション以外の活躍を、今後望みたいところです。
※エンドロール後のおまけ場面、思わず、「おいおい」と呟いてしまいました。
これって、この続きがあるってこと?
2021.07.08
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