“The Last Message 海猿” ★★
(2010年日本映画)

監督:羽住英一郎
原作:佐藤秀峰
脚本:福田靖
出演:伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、
加藤雅也、吹石一恵、三浦翔平、時任三郎、香里奈、石黒賢

 

海難事故での人命救助に命懸けで臨む海上保安庁の潜水士たちの活躍を描いた劇場版・最終作。

今回は福岡沖上に浮かぶ巨大天然ガス発掘プラント“レガリア”が舞台。
台風の影響による高波によって掘削船がレガリアに激突し、火災が発生。海上保安庁の救難隊が出動しますが、台風接近により救難ヘリの活動が制限され、職員3人とともに仙崎大輔、潜水士2年目の新人=服部がレガリアに閉じ込められてしまいます。
台風がレガリアを直撃する中、海底油田のオイルが吹き出し、ついに大火災が発生。絶体絶命の状況の中、仙崎らは無事脱出することができるのか。
そして自宅では、生後6ヶ月の赤ん坊とともに妻となったカンナが仙崎の無事を祈る、というストーリィ。

冒頭からレガリアでの救助活動が始まり、すぐに仙崎が全てを担ったようなストーリィになるという展開はどうかなと思いますが、前作の「Limit of Love 海猿」同様、和製スペクタクル映画としては一級のものであることに間違いはありません。
ストーリィ展開、その感傷的な部分はともかくとして、観応えたっぷり、満足度十分。

2010.09.20

   


  

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