“かぞくいろ−RAILWAYS わたしたちの出発−★★
(2018年日本映画)

監督:吉田康弘
脚本:吉田康弘
出演:有村架純、國村隼、桜庭ななみ、
山竜成、筒井真理子、青木崇高

  

ローカル鉄道をめぐるハートウォーミング・ストーリィ=“RAILWAYS”シリーズの第3弾とのこと。

人気者と言って良いのでしょう、有村架純主演ということで彼女に惹かれて観に行った人が多いかもしれませんが、私が観に行った動機は、桜庭ななみが出演していたから。
桜庭ななみさん、私が期待する女優の一人なのですが、役に恵まれないのか、私が観る類の映画への出演がないのか、中々観るチャンスがありません。
その彼女が出演ということで、久しぶりに観たいと観に行った次第。

残念ながら桜庭ななみさんの存在感は余り大きなものではありませんが、本ストーリィ、予想を超えて良かったです。
ストーリィは、1年程前に結婚したイラストレーターの夫=修平がくも膜下出血で急死し、血の繋がらない息子の駿也を抱えて途方に暮れた晶が、疎遠だった夫の故郷に移り、父親に似て鉄道好きな駿也のためローカル鉄道“肥薩おれんじ鉄道”の運転手を目指す、というもの。
何より良かったのは、共同生活を始めた義父の奥園節夫、晶、駿也が次第にひとつの家族として繋がっていくところ。
また、駿也のために運転手を目指すという奥園晶を、有村架純が凛々しく演じているところも好感です。
つい感動してしまった箇所もあり。

※こうしたローカル鉄道には、たしかに若い血も必要ですね。

2018.12.09

      


  

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