「アマルフィ−女神の報酬」に続く、TVドラマ「外交官・黒田康作」の映画版第2弾。
スペイン北部に隣接する小国・アンドラで、日本人の男性が殺される。
第一発見者は、地元の投資銀行=ビクトル銀行に勤める日本人女性、新藤結花。しかしこの新藤結花には、最初から謎めいた行動があり、本当の正体は何なのか? それは明かされないまま不明のままストーリィは展開していきます。
結花を付け狙う謎の凶悪一味。結花を守るように外交官=黒田、国際警察の捜査官=神足(かみたり)誠が反目しあいながら、アンゴラ、バルセロナ、アンダルシアと移動していきます。
本作品が好きだからというより、観光映画要素、アンダルシアの景色を期待して観に行ったというのが正直なところ。
作品としては「アマルフィ」よりは面白かったです。
主役の3人、織田裕二と伊藤英明、黒木メイサの頑張りのおかげでしょう。
日本映画としてはカーチェイス等の派手なアクションも評価できます。
ただし、万遍なく、それなりのスリル・面白さを維持していたものの、最後の盛り上がり、ほぉっと観客に溜息をつかせるような面白さに欠けている点が惜しまれます。
※戸田恵梨香が「アマルフィ」に引き続きちょっと顔を出しますが、愛嬌、という感じですね。
2011.07.02
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