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1.サエズリ図書館のワルツさん1 2.サエズリ図書館のワルツさん2 |
「サエズリ図書館のワルツさん1」 ★☆ | |
2013/09/02
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図書館を舞台にした連作短篇小説ですが、このサエズリ図書館、公共施設ではないとのこと。読み進むにつれて判りますが、本ストーリィ、近未来という設定らしい。 電子化書籍と本、その優劣を競うような話ではないと思うのですが、第一章に登場するドジな若い女性の会社員=カミオさん、それまで本などろくに読んだことがなかったのに、サエズリ図書館に足を踏み入れたことをきっかけに本好きになっていきます。 「カミオさん」はそれまで図書館に縁のなかった女性が本好きになる話。 サエズリ図書館のカミオさん/サエズリ図書館のコトウさん/サエズリ図書館のモリヤさん/サエズリ図書館のワルツさん |
2. | |
「サエズリ図書館のワルツさん2」 ★☆ | |
2013/10/19
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紙の本が希少な存在となった近未来。私立のサエズリ図書館を舞台に、図書館を訪れて本を愛するようになり、そこから再スタートを切るに至った人たちの姿を描いたハートフル物語、第2弾。 今回は面接や緊張する場が苦手で希望のLB(リストベース)管理者採用試験に落第したことに始まり、ことごとく会社面接に落ちて自信喪失状況の女子学生、チドリ(千鳥蓉子)さんが主人公。 第4章は、ワルツさんとペアになって図書館を支えるベテラン職員サトミさんの秘密が、ちょいと覗ける章。短い章ですけれど、見逃せません。 サエズリ図書館のチドリさん/サエズリ図書館のチドリさんU/サエズリ図書館のチドリさんV/サエズリ図書館のサトミさん |