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作業は各個人の責任において行ってください。ここに書かれたことを実行した結果については私は一切責任を負わないものとします。自己責任です。

ノイズ対策の Know How

 ADSLを導入してから皆さん「ノイズ対策」に興味がわいてきたことと思います。色々なホームページを見ていると電話線に対するノイズ対策のページはよく見かけますが、 「総合的な対策」について書かれたページはあまり見かけません。ここでは私の「アマチュア無線家」として、また「オーディオ好き」としての ノイズ対策を含めた総合的な対策を紹介したいと思います。

 まずノイズの種類には 「ノーマルモード」と「コモンモード」の二種類があることを覚えてください。これらについての詳しい解説は  ここ と ここ が参考になると思います。 これらのノイズ信号をいかに除去するかが対策なのです。

 僕の所有しているコアの写真です。

電話線に対する対策

 電話線に対する対策は多くのページ見かけます。フィルターを挿入したり、トロイダルコアを巻いたりと。では実際にはどのような対策をすべきなのでしょうか。

1.電話線は短くする。
2.ノイズに強いと言われる「ツイストペアケーブル」を使用する。
3.フィルターを挿入する。
4.挟み込むタイプのコアやトロイダルコアを使用する。

1.については解説の必要もないと思います。 2.のツイストケーブルはPCショップなどで購入可能です。3.についてはNTT-AT の物が有名ですね。その他にもフィルター関係は色々検索すれば出てくると思います。ここ やここ等。4.についても色々なページで見かけますね。トロイダルコアを用いてフィルターを作る場合、「バイファラ巻き」にすると簡単です。

 この写真は撮影のため手で押さえていますが、タイラップで止めて使用します。コアに密着させてください。

 実際に僕が使用している TE4121C です。ミヨシのノイズ対策グッズを使用しています。コアも併用しています。 モデムはPCからかなり離しています。(隣の部屋だったりする。。 (^_^; ) 

 電話のモジュラージャックから遠い場合は、電話線を延ばすより長いLANケーブルを使うようにしましょう。また、写真にはLANケーブルにも コアを挟んでありますが、LANケーブルをつたって入り込むノイズを阻止するためです。ケーブル類は全て「アンテナ」なのですから。 また、PCそのものからのノイズも伝わってしまうこともあります。したがってPCそのものにも色々なノイズ対策を講じるとより良いと言えると思います。

パソコン本体に対する対策

 ここからがあまり見かけない情報です。

 あえて一番先頭に書かなかったのですが、ケーブル類は全てアンテナになっていることを 肝に銘じましょう。つまりノイズ信号を送受信してしまうアンテナなのです。電源のケーブル、マウスのケーブル、キーボードのケーブル、スピーカーの ケーブル、モデムやルーターと繋ぐケーブル、プリンターケーブル等は全てアンテナです。ではそのアンテナから入ってくる、または出ていくノイズ信号を いかにして除去または減衰させるか・・・・・

 全てのケーブルの一番本体に近いところに挟み込むタイプのコアやトロイダルコアを用いたフィルターをつける。

 これによってずいぶんと違うはずです。

 マウス、キーボード等のケーブルにこのように巻きます。

 また、PC内部のノイズ対策はどうしたらいいでしょうか? HDD CD-ROMドライブ 冷却用FUN等はノイズの発生源です。ここでまたコアが 活躍します。僕の PC の内部です。

 各ドライブの電源ラインにコアを挟んでいるほか、ファンの電源ラインにも挟んでいます。FUNに対するノイズ対策としてはこれだけでは 実は不十分だったりもします。ファンの電源ラインの + と - の間に 「容量の大きなオーディオ用 無極性電解コンデンサー」(たとえば 220μFくらい) と 「積層セラミックコンデンサー」(10uF程度の) を挿入してやれば、もっとノイズレベルは下がるはずです。
 ここまでやったら「ノイズ対策マニア」 ですが・・・・ (^_^;  僕はコンデンサーは未実施です。

電源に対する対策

 オーディオの世界では電源から入ってくるノイズ、つまり家庭用のAC電源に乗っているノイズを除去するために、電源フィルターを使ったり、すごい方になると 壁のコンセントから変えてしまう人もいます。ここまでしなくても良いとは思いますが、電源のノイズフィルターは効果があるはずです。 フィルタリングしてくれる周波数帯域が広い方が効果はあると思います。僕はこれ。   (写真)  で、このタップも欲しい・・・・  サージ対策もできる電源と電話線両方繋げるのはこれ

PC用よりオーディオ用の方が高価ですが効果がある感じがします。個人的に。(^_^;

 またトロイダルコアを用いてフィルターを作る場合は下の写真のように「キャンセル巻き」にします。

 挟み込むタイプのコアを使って簡単にすませる場合は・・・

 また大きなコアを用いてバイファラ巻きにしても効果があります。写真は撮影用ですから、実際はきっちり巻きます。コアに密着させてください。

 実際にモデムのDC電源へは上のモデムの写真を見ていただくと分かりますが、トロイダルコアに「バイファラ巻き」にしてあります。その後に余っていたコアを挟んでありますが。

★トロイダルコア等の入手は http://www.tim.hi-ho.ne.jp/j-seven/core.html でできます。

家庭用AC電源の極性あわせの方法

 家庭用電源のコンセントをよく見てください。左右で長さが違いますね。差込の短い方がホット側で、長い方がグランド側です。まれに誤って繋がっている場合もありますが・・・・・・・・・・ ACなのでDCみたいに極性がないのではと考えがちですが、実はあるのです。ハイ(^-^)

 ではその極性の調べ方です。

◎用意する物
 AC電圧が測定できるデジタル式テスター。検電ドライバーがあれば一番ですが、それを持っている方で極性あわせを知らない方はいらっしゃらないと思います。(^_^;

 まず測定しようとするコンセントの極性が、正しいことを確認します。AC電圧検査レンジにテスターを合わせ、テスター棒をコンセントに片方つっこみ、もう片方を手で握ります。コンセント側を入れ替えてみます。正しいつなぎ方をされていれば、左側の長い方に差し込んだときの方が測定電圧は低いはずです。万が一正しい接続をされていなくとも、これから行うテストをすれば特に関係ありません。

1.測定しようとする電化製品に繋がっているケーブル類を全て外す。
2.コンセントにさして電源を入れる。
3.下記画像のようにして電圧を測定する。

4.電源を切って、コンセントの向きを逆にしてさす。
5.再度 3 の様にして電圧を測定する。

 以上の作業で測った電圧が低い方が正しく接続されている方です。全ての機器をこの操作で正しい接続にし直してから繋ぎます。これによって機器間の電位を等しくすることによってノイズを減らすことができるはずです。(たぶん・・)

 また家庭内の家電を全て正しい接続にすれば、より電源ラインから入るノイズは減るかも・・・・ しれませんね。


ノイズ発生源を探す

 家庭にある携帯用ラジオを使用してノイズ源を探し回ります。携帯用ラジオにはバーアンテナが内蔵されており指向性があります。
左の図で黒い矢印が感度のよう方向で、白い矢印は感度の悪い方向です。
この指向性を用いてノイズ源を探します。
AM放送帯に周波数をあわせます。放送がある周波数からは離した方がいいでしょう。

 家庭用電化製品のノイズ発生源が突き止められた場合、できる範囲で対策をとりましょう。アースを取るとか電源ラインにコアを巻いたりフィルターを入れたりします。


 以下はマニアックすぎますね。
 家庭の中で発生するノイズに対しては対策が取れますが、外ではどうなんでしょうか?電柱を電話線も走っているわけで、電力線からのノイズも 受けているかもしれません。電力線には高圧の電気が流れている場所もあります。(6.6kv等) 電柱の上にはトランスがあったり、トランスと一緒に碍子が あったり、碍子だけだったりします。トランスや、碍子も劣化するとノイズ発生源になります。
ノイズの発生度合いは天候にも左右されます。風の強い日が強かったり、雨の日に弱まったり逆に強まったり。街灯が切れかかっていてノイズが 発生したりなど。ラジオを持って歩くとノイズ源のそばではノイズが大きくなりますから、比較的容易にノイズ源を見つけることができます。
電柱のトランスや碍子が原因だった場合にはどう対策を取ればいいのでしょうか?普通はあきらめてしまうかもしれません。がラジオの受信等に
影響を与えるほどのノイズなら対策も取ってくれるでしょう。放送局の周波数で入るノイズは非常に強いものです。放送局の強い電波に負けない
ノイズなのですから。もし貴方が「アマチュア無線家」なら法律が援護射撃をしてくれますから相談してみてはいかがでしょうか。

電気設備基準
第6節 電気的、磁気的障害の防止
第42条 電線路又は電車線路は、無線設備の機能に断続的かつ重大な
    障害を及ぼす電波を発生するおそれの無いように施設しなけ
    ればならない。
   2 電線路又は電車線路は、弱電流電線路に対し誘導作用により
    通信上の障害を及ぼさないよう施設しなければならない。
第53条 架空電線路は、無線設備の機能に重大な障害を及ぼす電波を
    発生するおそれがある場合には、これを防止するように施設
    すること
   2 前項の場合において、架空電線路から発生する電波の許容
     限度のうち低圧又は高圧の架空電線路から発生する電波の
     許容限度は、架空電線の直下から架空電線路と直角の方向
     に10m離れた地点において障害電波測定器の枠型空中線の
     中心を地上1mに保ち、かつ、雑音電波の電界強度が最大と
     なる方向に空中線を調整し、数時間の間隔をおいて2回以上
     連続して10分間以上測定したとき、各回の測定値の最大値の
     平均が526.5KHzから1606.5KHZまでの周波数帯いおいて
     36.5dB(準せん頭値)であることとする。
 とにかく家庭内外はノイズだらけです。しっかり対策しましょう。 by つっくん 戻る

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