2003/10/01(水) 晴
 なんか、なんだかんだ言ってるうちに10月である。そろそろ本気で年賀状の心配が必要である……いや、マジで。来月には洒落にならなくなり、再来月には抜き差しならぬ状況になっているのだ、うぅ。

 ……って分かってはいるのだが……来年って何どしだったっけ。(駄目だこりゃ)



2003/10/02(木) 晴
 そんなわけで年賀状の心配な今日この頃である。むぅ。
 で、年賀状を気にしつつ、私にとって生まれて初めての事件をやらかす。

 生まれて初めての注文。誰しも一度は通る道。
 「大盛りネギだくだく」……じゃない、「ガソリン10リッター」である。実は私は「ガソリン10リッター」などという注文をしたことがなかったのだ。
 ことの経緯は簡単である。家を出たとき、私の財布には夏目漱石級軽巡洋艦が三隻待機していた。
 昼休み。食券が無いことに気付いた私は、食券を買うことにした。うちの食券は3,000円でセットである。夏目漱石級軽巡洋艦が三隻……一瞬にして全滅。

 もっとも、財布の中にはこれ以外に桐級駆逐艦が二隻、これに加えて数隻の桜級フリゲートがあった。別に帰りに本屋に寄ったとしても、その場合は日本図書普及株式会社工廠製の十数隻の駆逐艦(描かれているのは紫式部だと思ったので紫式部級と書こうかと思ったが、図書券に描かれている女性は平安時代の女流文学をテーマにしているだけで、デザイナーによる全くのオリジナル作品だそうだ……知らなかった、というか、図書券が株式会社発行のものというのも知らなかったが)があり、本屋においての限定局地戦ならば新戸部稲造級重巡洋艦を優に上回る戦力があるのだ。

 したがって、ほとんど無一文となったとはいえ、私は、別に不安は感じていなかった。帰りに24時まで営業の本屋に寄り道したとしても、うっかり図書券の使えないアイテムでも購入しない限りはノープロブレムなのだから。可能性は低いが飲み会にでも誘われた場合は銀行に行けばいい。

 ……そう思っていた。だが、危機は予想外のところからやってきた。

 帰り道。

 いつもの如く快適に帰り道を HONDA JADE で疾走していた私は加速感が妙に鈍いことに気付いた。この感覚……この感覚は……まさか。

 ガス欠。

 やばい。リザーブを使えば家に帰ることは容易だが、寝坊が茶飯事の私にとって、朝に給油するのは厳しい。というより、スタンドが朝の出勤時間帯に開いているかどうか分からない。かといって、会社と家をリザーブだけで往復するほど無謀なことは出来ない。
 今日は比較的早い時間の帰宅だったんでスタンドは開いている。一時期のように丑三つ時の帰宅だとにっちもさっちもいかないところだが、その点は大丈夫だ。
 が……。

 財布の中には桐級駆逐艦が二隻、それに数隻の桜級フリゲート……本屋なら何も恐れるものは無いが、流石に図書券ではガソリンは買えない。(爆)

 ……私は車で通勤しているわけではない。バイクである。それも、250cc。満タンにしても12リッターがせいぜいである。しかし、12リッターだと税込みだと今の手持ちの戦力では泣けることに不足するおそれがあるのだ。
 かくて、私は決心した。ガソリンスタンドでバイクを止め、メットのバイザーをあげて一言。

「レギュラー。10リッター」

 屈辱である。ぐぅ。



2003/10/03(金) 晴
 そんなわけで、年賀状を気にしつつThrone of Darknessである。やはり、DIABLOタイプのゲームはまったり延々と楽しむものであろう。まぁ、現時点で私にとって最もコストパフォーマンスの高いゲームは『鋼鉄の咆哮』シリーズを於いて他には無いのだが。(おそらくこれ以上にコストパフォーマンスの高いゲームに出会うことは生涯無いのではなかろうか。初代『Wizardly』ならタメを張れるかもしれないが……)

 ってなわけで冥府魔道城を相変わらず彷徨っている我が侍団である。階段を守っている Dark Leader がやたらと手強いのだ、これが……。  無論 Dark Leader を無視して強行突破して階段にたどり着くことも不可能では無いし、このゲームでは犠牲はいくらでもフォローが効く(復活できる)ので、それも悪く無いのだが……やはり壁は叩き潰すべきものだ。

 ……で、何度も全滅している私である。……えーっと。はぁ。やはり壁は脇から回り込むものなのかも。むぅ。
 


2003/10/04(土) 晴
 快晴なのでココストア氏を召喚してS.W.A.Tを観る。

 ……えーっと。
 いや、観る前から思っていたが、中学一年生無料にするのはロボコンの方が向いているんじゃ……。

 で、本編のほうはというと、メイキングが観たいとは思うものの、特殊部隊ものを期待した人(「レインボー・シックス」の大ファンであるココストア氏もその一人だ)にはちょっと期待外れかもしれない。私はただのアクション映画以上のものを期待していなかったので、それなりに満足だったのだが……しかし、アクション描写はともかく、人物描写は……。
 大体裏切りにしても、唐突過ぎる。普通、家族(親とか娘とか息子とか)の病気を治すために大金が要るとか、そういうありがちな前振りがあるものだが……それに、撃たれた仲間を気にするにしても「友達なんだ」ってことを示す描写が何にも……海辺を犬と走ってる暇があったらそういう描写を……。
 ……うーむ。そういうことが気にならない方には、お勧めである。アクションシーンは悪くは無いし。……うーん。



2003/10/05(日) 晴
 うちの犬が亡くなりました。平成十五年十月五日午後八時三十分没。享年16歳。
 ちょっと、冷静に文章が書けないので、今日はここまで。



2003/10/06(月) 晴
 今まで日記で全く登場しなかったうちの犬ですが、実はずっと一緒に暮らしてました。
 生まれてまだ間もないころに引き取ったので、最初は歩くのもやっと、可哀想なので家の中においてあげたら、そのまま居ついて結局室内犬になりました。
 最後は、本当に眠るように逝きました。
 病気で苦しんだ末でもなく、事故で急逝したわけでもなく、大往生だったと思います。犬は主人が帰ってくるのを待って逝くといいますが、うちの犬も家族みんなが揃うのを待っていたかのようにして逝きました。生きとし生ける者、すべからく最後はあるわけで、最後までよく頑張ったと褒めてあげたいと思います。
 いい思い出をありがとう。安らかに。



2003/10/07(火) 晴
 いつまでも落ち込んでいても仕方ないし、まあ、うちの犬も大往生だったので、気を取り直すこととします。

 そんなわけで……今日は寝ます、ぐぅ。



2003/10/08(水) 晴
 会社から帰ってきてTVを観ていたら、ホームレス販売限定(ホームレスの方のみ「に」ではなく、ホームレスの方のみ「が」販売できる)雑誌『ビッグ・イシュー』の日本版が出たらしい。若者向けの内容とのことだが内容はどんな雑誌か全然分からないのでインターネットサーフィンして検索してみることにする。

 ……5分後。何故かPC版カタンなどというものを見つけて夢中になっている私がそこにいたのであった。あれ?  確か最初は「ビッグ・イシュー」をキーワードに検索、外国版のほうが現時点では有名のようなので、次に「日本」をキーワードに追加して……そうしたらこんなページがあったので見ているうちに……という経緯だったような。
 インターネット恐るべし。

 で、気がつくと、とうの昔に丑三つ時だったり……眠い……秋分暁を覚えずとは、まさにこのことか。(違)

 ぐぅ。



2003/10/09(木) 晴
 ……で、PC版カタンである。β版はフリーで、対COM戦ならユーザー登録もしないで遊べる結構優れものである。(ユーザー登録も無料で、登録するとネット対戦も可能になる)

 演出が派手な分、若干画面がごちゃごちゃしているのとマウスオペレーション限定(キーボードショートカットが無い)、なのが、今ひとつだが、COM3人のキャラクターの性格付けも、攻撃的な海賊「ウルフ船長」、平和的な江戸娘「お蝶」、カードに命を駆ける貴族「ブリーフ」と、なかなか特徴的である。
 また、カタン最大の特徴である交渉も、
 「コレとコレを交換して」
 「コレあげると何くれる?」
 「何をあげるとコレをくれる?」
 の、3つのコマンドで実にうまく再現されている。マウスオペレーション限定の分、操作は非常に分かりやすい。
 ……で、操作は分かりやすいのだが、COMは中々手強かったりするのだ。3回やって3回とも敗北(それもドベ)では世話は無い。
 ……まあ、対人でもあんまり勝った記憶は無いが……修行しよ。



2003/10/10(金) 晴
 ……そんなわけで、今週も終わりである……そんなわけで、爆睡する。
 なんといっても、今週は色々あって睡眠時間が決定的に不足しているのだ。
 ……週後半はカタンのせいな気もするが……はあ。



2003/10/11(土) 晴
 ……会社の運動会でふらふらになって帰ってくる。よもやこの歳で綱引きをすることになるとは思わなかったが……うぅ。
 で、帰ってきてからTVを見ていたらトライアル世界選手権をやっていたので眺めることにする。

 ……す、凄すぎる。恥ずかしながら今までトライアル競技というものを映像で見たことが無かったのだが、実際に見ると凄い。私が見たのはスタジアム内でのインドアトライアルだったのだが、道なき道を行くというか普通バイクでは不可能としか思えないようなところを平然と進んでいくのだ。これはもう、実際に見なければ凄さは分からないだろうが……むぅぅ。
 こんな世界があるとは知らなかった。機会があれば生で見てみたいものである。うむ。



2003/10/12(日) 晴
 ……筋肉痛でのた打ち回る。ぐぅぅぅ、何〜故〜だ〜。たかが綱引きをやっただけというのに……な、情けない。

 しかし、休日にのた打ち回っていても仕方が無いので、学生時代の友人のぴゅ〜た氏(仮名)を連行して大須に赴く。そろそろ冗談抜きで正月の年賀状対策の検討が必要になってきたため、プリンタでも新調しようかと思っていたら、なぜか糸様が出現する。……流石強力な物欲探知センサーを持つ糸様、只者ではない。……いや、休日に大須をうろうろという行動パターンが相似しているだけという説も有効だが。

 で、私はエプソンで\15,000円前後のプリンターを検討していたのだが、糸様はHP製のPSC2450を猛烈に薦める。最近流行の複合機という奴で、カラーコピー、カラーFAX、カラープリンタ、カラースキャナを兼ねるという優れものである。似たようなものは他社からも出ているが、何故にHPなのか。糸様曰く、HPはインクカートリッジ交換時にヘッド交換可能という大きな特徴がある、というのだ。他社製はカートリッジ交換してもヘッドは交換されないので、ヘッドの目詰まりの際には修理になってしまうのだ……まぁ、説得力がある意見ではある。

 そんなわけで、真面目に購入を考えたのだが、トドメとばかりに糸様から渡されたパンフレットが私を思いとどまらせた。

 ワイヤレスLAN搭載。
 すべてを兼ね備えた究極のオールインワン・プリンタ。
PSC2550
11月初旬発売予定

 ……ワイヤレスLAN搭載
 この瞬間、もはや、多少高価でもコレの購入が私の中では決定的となっていた。私の場合は省スペースデスクトップパソコンとして活用しているノートパソコンがメインである。CD−RWドライブですらうっとおしいのに、プリンタなんぞ側に置いたら邪魔で仕方がない。どのみちワイヤレスプリンタサーバは必須なのだが、HP製のPSCシリーズは用紙の前入れ前出しが特色で背面を気にしなくていいのが大きな特徴の一つなのだ。後ろにプリンタサーバなぞ置いたらうっとおしいことこの上ない。直結型プリンタサーバではなくとUSBケーブルでつなぐタイプにすればいいかもしれないが、内蔵ならそれに越したことはない。
 ……そんなわけで、糸様の野望は、おそらく本人が予想もしていなかった形で潰え去ったのであった。

 で、糸様と別れた私はぴゅ〜た氏邸に向かったのであった。今回の御題はぴゅ〜た氏の親御さんのPCが唐突にネットワークにつながらなくなり、更に画面の閉じるボタンや最大化ボタンの表示がおかしくなった、という現象の対策である。経験上、素人さんを甞めると痛い目にあうということを熟知している私だが、今回は予想外に簡単だった。
 画面のボタン表示がおかしくなったのは、定番のc:\windows\ttfcacheの削除であっさり回復、ネットワークの方は何故かコンパネに無印のTCP/IPが2つある(ダイアルアップと両方ある場合は通常その場合の名称が表示される)ため、両方削除して作り直しで回復したのであった。

 そんなわけで、簡単に任務達成したので、ぴゅ〜た氏を連行して映画を観に行くことにする。
 今日の御題はリーグ・オブ・レジェンドである。
 ……の、ノーチラス号かっこよすぎ。
 ストーリー的には突っ込むべきポイントも多いが、まあ、予告編を観てみたいものは見せてくれる映画なので、そういう映画を期待している人の期待を裏切らないことは間違いない。
 ……誰か、ノーチラス号のフルスクラッチ作らないかな、うぅ。



2003/10/13(月) 雨のち晴
 ……筋肉痛でのた打ち回る。ぐぅぅぅ、なんで二日間も筋肉痛に悩まねばならんのだ、うぅ。
 そんなわけで、家でまったり『鋼鉄の咆哮2』である。久しぶりというか、息が長いというか……まあ、もうすぐエキストラキットも発売になることだし、再度やり込んでおくのも悪くは無いのだが。
 ……しかし、中断していた大英帝国プレイは未だCステージを彷徨っている状況、自艦は航空戦艦I級という、少々力不足な状況である。航空機は中盤の主力となるシーモスキート攻撃機が開発完了(航空技術16)していたものの、この程度の機体では、主戦力としては心もとない。
 ただでさえこの時代の航空戦艦は搭載数が少ない(11部隊搭載)のだ。空母も設計していたものの、こちらも20部隊搭載程度で、耐久力を考えるとBステージはともかく、Cステージでは苦しい。

 ……で、結局Bステージを再プレイしまくって航空技術と電気技術を向上させ、ハリアーを開発(航空技術24)するに至る。
 ……いいのだろうか、これで。むしろ、鋼材技術に投資して大型空母を開発すべきだったのでは……。(それも違)



2003/10/14(火) 曇のち雨
 なんというか、雨であるのでさっさと帰ってきて『鋼鉄の咆哮2』である。資金稼ぎに切磋琢磨した結果、ついに新型の航空戦艦"アルビオン"級の開発に成功する。かくて、長期にわたって主力を努めた我が分艦隊旗艦"フューリアスII"も引退のときを迎えたのであった。……いや、そのはずだった。

FORLIUS CLASS

航空戦艦"フューリアスII"
重量14978/15000(37,445トン) 速度32.0Kt
主砲:四連装30.5cm50口径砲3基12門(前方3基)
副砲:四連装20.3cm50口径砲11基44門(前方11基後方4基)
連装12.7cm45口径砲    (6基)
四連装40mm機銃      (2基)
四連装7.7mm機銃      (2基)
対空噴進誘導弾垂直発射機 (1基)
搭載設備
 探照灯4基
 電波照準儀II
 音波探信儀II
 電波探信儀III
 発砲遅延装置I
 自動装填装置I
 自動消火装置I
空母艦橋II (英)
船体 航空戦艦I
航続距離 6,875
戦艦ボイラーI   22基
標準タービンI  4基
排煙能力 ボイラー22/30基分
機関配置 通常配置
機関出力 53,856 耐久力 2,000
舷側防御 対41cm防御
甲板防御 対36cm防御
防御区画 69%(完全防御)
指揮能力 55
索敵範囲 32
発艦速度 60
搭載部隊 11


航空技術 25
機関技術 7
鋼材技術 14
兵器技術 3
電気技術 15

 しかしながら、艦隊首脳部は新型の航空戦艦"アルビオン"級の能力に疑問を抱いていた。新設計の"アルビオン"級は"フューリアス"級の拡大発展型といえる艦であり、その能力は堅実なものであった。しかし、このとき更なる新型艦である第3世代型航空戦艦の設計完了は目前に迫っていた。(航空戦艦IIIの必要鋼材技術は18)
 主力となる次世戦闘攻撃機、AV−8ハリアーの開発に多大な資金を費やした我が艦隊に既に新型艦の建造を行う資金的余裕が無かったという事情があったことも"フューリアスII"引退の妨げとなった。  確かに新型の航空戦艦"アルビオン"級は標準型でも78,000$(当時)とそれほど高価な艦ではなかったが、それだけの資金があれば技術投資に使いたい、というのが当時の艦隊首脳部の心境だった。

 かくて、航空戦艦"フューリアスII"は老体に鞭打って出撃することとなったのである。

 そして、空母の場合は、もっと切実な問題があった。

SAINT CROSS CLASS

空母"セイントクロス"
重量7941/8000(19,853トン) 速度37.2Kt
主砲:ニ連装12.7cm両用砲 8基16門
四連装40mm機銃      (8基)
搭載設備
 音波探信儀I
 電波探信儀III
空母艦橋II (英)
船体 空母II
航続距離 6,666
空母ボイラーII  15基
標準タービンIV  4基
排煙能力 ボイラー15/30基分
機関配置 通常配置
機関出力 38,760 耐久力 700
舷側防御 対25cm防御
甲板防御 対31cm防御
防御区画 58%(完全防御)
指揮能力 55
索敵範囲 32
発艦速度 60
搭載部隊 20


 空母の場合、アルビオン級航空戦艦と同時に設計されたイラストリアス級第3世代型空母の次は、第4世代型空母(必要鋼材技術20)や第5世代型空母(必要鋼材技術27)となり、当分の間は開発も難しく、それだけ長期にわたる活躍が期待できるのだが、新開発のイラストリアス級は現行のアーク・ロイヤル級と最大搭載機数は同じという、空母としては致命的に能力向上に欠ける艦であったのだ。  かくて、空母においても新造艦計画は棚上げとなってしまったのだった。

 ……いや、単に設計が面倒だったんだけどね。




2003/10/15(水) 曇
 相変わらずの『鋼鉄の咆哮2』である。資金稼ぎに切磋琢磨した結果、ついに第3世代型航空戦艦の開発に成功する。鋼材技術レベル18で最終型が開発可能というのは他国に比べても優れている。
(日本の第3世代型航空戦艦は鋼材技術レベル20、独逸は第2世代型航空戦艦までで鋼材技術レベル17、アメリカも同じく第2世代型航空戦艦までで鋼材技術レベル16)

 ……しかし、予算不足で新型艦はもうしばらくお預けとなったのであった。もっともたとえ潤沢な予算があったとしても、必要な機関と武装を調達できたかどうかは疑問ではあるが……。
 そもそも航空技術に特化した我が艦隊は、その他の技術力が貧弱としか言いようが無く、高速艦建造に必須となる機関技術は僅か7、兵器技術に至ってはなんと3という有様なのだ。
 これでは満足な装備は調達できない。

航空技術 25
機関技術 7
鋼材技術 18
兵器技術 3
電気技術 15

 貧弱な技術の割に現行主力艦である航空戦艦"フューリアスII"が比較的まともな装備をしているのにはわけがある。もちろん捕獲兵器によるところも大きいが、実のところ航空戦艦"フューリアスII"は完成艦を購入、解体して得た装備を流用するという、ある意味で邪道な方法を用いて装備を確保していたのである。
 この方法は高額な購入費を必要とするものの、その代わりにオーバーテクノロジーの産物をいとも簡単に、かつ、ある程度の数を揃えて入手できるというメリットがある。必要なものは、一定レベルの鋼材技術力のみなのだ。
 例えば鋼材技術力12で購入できるトライトン級駆逐艦は235,000$とかなり高額なものの、垂直多目的誘導噴進弾発射筒23基と垂直対潜水艦誘導噴進弾発射筒17基、20mmバルカンファランクス4基、これに加えて初期型のガスタービン機関までも装備している。
 垂直多目的誘導噴進弾発射筒や垂直対潜水艦誘導噴進弾発射筒は通常の手段では購入できない代物である。
 20mmバルカンファランクスにしても、開発には兵器技術レベル13、電気技術レベル10が必要である。まして、初期型のガスタービン機関ともなれば、機関、鋼材、電気の全てが20レベルも必要となり、このレベルに達するための投資はとても20万$超でおさまるものではない。(ちなみに技術レベルを20レベルにするためには、技術1つ毎に1,265,000$が必要……3つだと、トライトン級駆逐艦が16隻買える……)  この方法の欠点は抱合せ販売なのでまとめ買いしか出来ないことと、後に残るものが無いということである。所詮輸入のようなもので、技術が残らないのだ。
 そのため、ある程度技術力が確立した段階で多用すると、一概には有利とはいえなくなる。(大口径砲が欲しいので戦艦を数隻購入するなどというのはナンセンスだ)

 そんなわけで、そろそろ兵器技術にも投資が必要かと思い始めた私だった。なにせ技術レベル3では50口径20.3cm砲か45口径25.4cm砲くらいしか選択肢がない。はぁ。
 まあ、現行の航空戦艦"フューリアスII"を解体すれば少しは装備も揃うのだが……。(いいのか、それで?)



2003/10/16(木) 曇
 会社から帰ってきて更なる『鋼鉄の咆哮2』である。昔、キャンペーン版大戦略IIにもハマったものだが、このゲーム、中々やめられない止まらない〜かっぱえびせんゲームなのだ。
 いや、ケリがつきにくいゲームではない。ステージごとにきちんと区切りはあるし、A、B、Cと大きなミッションごとの区切りもある。……あるのだが……どうにもやめられないのだ。物語性の強いゲームにありがちな先が見たくなるから、というわけでもない。1度クリアしても、もう一度やりたくなるからだ。(第一このゲームに物語性はほとんど無い)
 やはり、よく出来たアクションシューティングゲームとして捉えるのが正解なのだろう。見た目はかなり地味に見えるものの、実際には凄まじい派手な演出が溢れる爽快感のあるゲームだというギャップもあるかもしれない。
 素材といい、好きな人には堪えられないゲームなのだ、うむ。
 日独英米と4種類の陣営を用意することで再プレイについての抵抗感(また同じことの繰り返しか……)に対する言い訳を用意しているのも絶妙といえる。
 ……そんなわけで、パワーアップキットを待ちつつプレイしている私である。……今だCステージをうろうろしているのもどうかとは思うが。早いところ新型艦を竣工させなくては……。




2003/10/17(金) 曇
 会社の飲み会でふらふらになって帰ってくる。飲み会だったので、最近メインになっているバイク通勤ではなく公共交通機関で通勤したのだが……。

 ……やっぱりバイクの方がいいや、うぅ。



2003/10/18(土) 晴
 休日は昼過ぎまで爆睡……という生活パターンに復帰した今日この頃である。車校に通っているころは毎週早起きだったものだが……むぅぅ。

 で、本屋と100円ショップを巡ってまたも無駄な買い物に励む。はあ。
 とりあえずバイク雑誌も買い尽くしたし……と、ふと見ると東京モーターショーのガイドが売っている。まあ、記事は四輪のみだろうと思っていたが、バイクもあるようなので見てみる……。

 G−STRIDER

 ……な、なんじゃこらあ!

 ネーミングは「グライダーに跨る」らしいが後付の理由のような……。

 ガイドには最小限しか載っていないようなので、バイク雑誌を漁って記事を探し、『別冊MOTOR CYCLIST』を買い込む。見開き2ページの記事には背後からの写真も有り、それによると私好みのダブルマフラーモデルである。
 エンジンベースはスカイウェイブ650で、電子制御CVTのSECVT搭載DOHCパラツインのストロークを916ccまで上げたものを搭載、マニュアルモードのシフトは6速に増えている。更に電動リバースを追加、ABSも搭載、後方監視は液晶モニターを装備しているとか。

 見るからにアニメのバイクを意識したつくりだ。デザインとしてはアニメ(漫画)のバイクとして真っ先に名が挙がるAKIRAのバイクが有名だが、角ばったデザインはメガゾーン23のガーランドやモスピーダのVR-052Fをも想起させる。まあ、ガーランドは前輪上部が剥き出しになっていて前に突き出しているデザインなので、デザイン的にはAKIRAのバイクに近いものがあるのだが。
 ちなみに、この3つを見比べると(適当なリンク先を探したが公式のものがなかったのでgoogleで探して欲しい……メガゾーン23の公式サイトはJAVAを有効にしないとメカは観れないし、AKIRAの公式サイトではメカ紹介ページはなくムービーが終わったころにしか姿を見れないし、モスピーダなんざ公式サイトすらない……ちなみに意外かもしれないがモスピーダはタツノコプロの作品だ。なお、この手のデザインを一望するためにアニメバイク本というアイテムも……)意外なことにモスピーダのVR-052Fがもっとも現実のバイクに近い形をしている。というより、特撮物のバイクに近いというべきか。前輪の両脇のビームキャノンをカットすれば現実のバイクそのままなのだ。
 変形バイクが現実に近いというのも意外だが、これは、乗っているライダーのアーマーの足がそのまま変形後も足になるということが大きいのかもしれない。その点、そんな卑怯な変形をしないガーランドは側面にでかいユニットが付いているので、これが現実になることはまずないだろう。もっともガーランドの場合は変形前と変形後でどう考えてもスケールが合わないのだから、こいつに卑怯といわれるのは納得いかないだろうが……なにせあの大きさでマニューバ・スレイブ(人型)になるとコクピット(!)が胴体内にできてしまうのだ。
(ちなみにバイク形態の名称はマニューバ・クラフト)


 で……何の話だったっけ。(ぉぃ)
 そう、G−STRIDERだ。ココストア氏曰く、貨物スペースがなさげ(メットインも怪しい)なのでスクーターの意味が無い、といわれたが、確かにそういう意見はもっともだ。よもや前部側面のエアインテークがガルウィングドアの如く開いてトランクになっているとも思えないしな。
 しかし、逆に言えばこのバイクはデザイン重視なのでそういう宿命にあるともいえる。今までのスクーターがスポーツタイプも含めて何ゆえ「アニメのバイク」を想起させないかというと、それは2人乗りを含めた積載スペース重視ゆえに前より後ろが長いデザインであったが故なのだ。
 G−STRIDERが市販されたとしたら、その際はスポーツ性重視で割り切ったデザインを維持してくれることを願って止まない。
(こいつの前ではGRIFFONも色褪せるな……)
 1985年のファルコラスティコ(Falcorustyco)や1986年のNUDAのようにコンセプトで終わるよりは多少変わっても発売してくれる方がいいが……って両方スズキだな。スズキってそういうメーカーだったっけ?



2003/10/19(日) 晴
 今日も快晴の休日である。で、家でまたも爆睡……しているのももったいないので、レッドバロンにバイクを眺めに行くことにする。考えてみれば7月にレッドバロンにココストア氏のバイク購入に無理やり付き合わされて以来(嘘度256%)、バイクを眺めに行ってからすっかりテンションが低下して(なにせ盆休みが全部潰れたからなあ……)、バイク店には全然行ってなかったのである。

 で、「GO! RED BARON! ゆけ! RED BARON! た〜たかえッ! RED、RED、RED、RED BARON!」のレッドバロン(むやみやたらと熱血なテーマソングが燃えるアニメ版)……ではないって、それはまあいいとして。

 今日の御題はVFRである。……前回はCB1300かCB900かと言っていたのに、何ゆえVFRかって? それは軍機に付きお答えしかねる。
 ……いや、別に、AKIRAのバイクを眺めているうちに、やっぱりカウルつきにムラムラきたわけではないぞ、決して。

 で、VFRだ。前回、ネイキッドに拘ったので同じ店に行くのは少し気がひけてしまい、別のレッドバロンに行ってしまう私はかなりの小心者である。(馬鹿)  だが、当然というか、とりあえず店頭にはVFRは無いので何処にあるか聞いてみたら姫路にあるという。……ひめじ……。
 仕方なく、似たような感じのバイクということで隼(似てねーよっ)に跨らせてもらうが、やっぱり別のバイクでは……仕方なく、見積もりだけしてもらうことにする。  値段を見て目が点になる。……いや、ABS搭載欧州モデルのそれも新車を見積もってもらった私にも責任はあるが、チョイノリをフルカラーで各色2台づつ揃えて並べられる値段ってのはちょっと……。いや、それならむしろズーマー7台のほうがっていや、そういう問題じゃないが、ってある意味そういう問題かもしれないが、って何を動転しているんだ俺は。

 いやはやなんというか、はぁ。人生は厳しい。(何がダ)



2003/10/20(月) 曇
 で、月曜日である。

 そんなわけで延々悩む日々である。確かに高い。
 ……しかし、

・やっぱりカウル付きは男の夢だ。
 (はい)
・いつもツナギというのも辛いので普段着で乗れるバイクがいい。
 (はい)
・レプリカで魂を削りながら走るのも、ちょっと性に合わない。
 (はい)
・最新技術で全身フル武装というのが大好きだ。
 (はい)
・バイクはやっぱりホンダだ。
 (はい)

 ……となると、やはりVFRしかない。(笑)
 むぅ。

 ……本当にいいのか? ← 自分



2003/10/21(火) 曇のち雨
 雨なので本屋に寄るのを諦めて素直に帰ってくる。
 世間では誤解されているようだが、雨でバイクに乗っても合羽を着ていればそんなに濡れるわけではない。
 ……問題はこの格好では本屋に寄れないことだ。バイクを止めてタンクバックから傘を取り出し、密かに合羽を脱いで何気なく本屋によるという手もあるが……。(そんな手は無い)

 ……いや、そうじゃなくて。
 ……えーっと。
 明日に賭けて今日は寝るか。



2003/10/22(水) 雨のち曇
 行きは雨だったのだが、帰りは止んでいたので本屋に寄ることにする。
 で、バイク雑誌をぱらぱら眺める。

 チェック内容は2004ニューモデルだが、私の狙い目のVFRはマイナー(っていうか800ccの割に高すぎる)なので扱いも非常に小さい。しかし、チェックしてみるとフルモデルチェンジこそ無いものの、マイナーチェンジでホイール色とハザードスイッチの位置変更、ロゴが立体ロゴになっている。  雑誌掲載写真は欧州仕様のパールヒーロンブルー……イタリアンレッドやデジタルシルバーメタリックもいいが、青も決まっている。

 ……ああ、惹かれる……。
 なんか、ビッグネイキッド・マイブームもすっかり消え去って、VFRマイブームな私である。高いのが最大の欠点だが……うーん。



2003/10/23(木) 曇時々雨
 会社の飲み会でふらふらになって帰宅する。っつーか、幹事のグループだったのでほとんどアルバイトの店員と化してお手伝いの鬼と化す。「ウーロン茶くれ」「はっ、ただいま御造りしますです」、がらがら(氷を入れる音)
 ちなみに、会社の飲み会だが自己負担アリである。……っつーか、バイト代寄こせ状態なんですが。

 勘弁してくれよもう。



2003/10/27(月) 曇
 金曜日出発の前泊で土曜日〜月曜日の出張からようやく帰ってくる。  はっきり言って、ふらふらである。

 うぅ。

 まあ、それでも下記の記事には笑ったが。


ロボット犬従ワン
米大統領苦笑い 小泉首相贈り物 日本語しか通じず
【ニューヨーク=斎田太郎】
 ロボット犬、いうことを聞かず−。ブッシュ大統領が今月十七日の日米首脳会談の際、小泉純一郎首相から贈られたロボット犬を飼いならそうとしたところ指示に従わず、「まるで連邦議会議員のようだ」と苦笑していると二十七日発売の米誌ニューズウィークが伝えた。
 ロボット犬は、大統領から特製カーボーイブーツをプレゼントされた同首相が贈った。
 同誌によると、大統領や側近たちは東京からマニラに向かう大統領専用機「エアフォース・ワン」の機中でさっそくロボット犬を飼いならそうとさまざまな指示を出した。
 しかし、歩いたりしっぽを振ったりはするものの、日本語の指示しか理解しないことが判明し大統領らをがっかりさせた。
 イラク戦や復興をめぐり、フランスやロシアなどから"反抗"された大統領が今回は忠実なはずの日本の犬からも無視された格好になった。
(中日新聞 2003年10月27日夕刊より引用)


 ……ちったあ考えて贈れよ、という気もしますが。
 しかし、よく考えてみれば、この件(犬?)、日本語の指示を理解するという音声認識技術って凄いような。
 そもそも、別に日本語で指示すればいいだろう。 よもや日常会話を理解できるレベルがロボット犬を飼いならすのに要求されるとも思えないし。せいぜいが「オスワァリィ」(外人風発音)、「オテ」、「マテ」、「ヨシ」、「フセ」、「ティンチィン」(外人風発音)、くらいだと思うんだが。我々だって英語版のゲームで遊んでたりするし大体相手の文化に合わせるという気風が無いのか!?
 ……しかし、考えてみればどうして「日本語の指示は」理解すると分かったんだろう。付き添い翻訳者が気を利かせたのか? 犬に指示する独特の用語を知っているとすればかなりの日本通だぞ。でもなぁ、この犬ってどう考えてもアイボとしか考えられない(安物のパチモノロボット犬なら「歩いたりしっぽを振ったり」はしないだろう)のだが、当初インターネットであっという間に完売した全世界で販売されている商品が日本語しか理解できないとは思えないんだけどな。この話が事実なら、首相は逆輸入仕様を贈ることが必要だったわけで、それはそれで税金で買ったロボット犬にいくら関税がかかったのか興味があるところであり、円相場も関わるわけでなかなか深い話になる気もする……。

 とりあえずアイボ逆輸入仕様が存在するかどうかは気になるな。日本が誇る国際企業イッツアソニーだから、英語版があれば独逸語版とか仏蘭西語版とかもありそうだよな。  ……ってアイボのグローバルサイトあるぢゃねーか。アメリカ人の家庭で育ったアイボが果たして「お手」を理解するのか、それとも英語しか理解しないのか、非常に気になるぞ。
 って大体アイボって音声の命令しか従えないような単純なロボット犬じゃなかった気もするんだが。「アイボはひとりで行動する自律ロボット」なんだぞ。「AIBOは人から命令をされたり、何か働きかけをされなくても、自分で考えて行動を起こし、家庭の中を動きまわりながら人間と暮らすことができる存在」なんであって、そもそもブッシュ大統領や側近たちの飼いならし方ってかなり間違ってたんじゃないかと……。某国を飼いならそうとするやり方によく似ていないでも無いが……そう考えてみると、首相が「犬」を贈ったというのもかなり皮肉を込めて贈ったとも考えられないではなく……、むぅ。

 中々このニュース、奥が深いぞ。(そうか?)



2003/10/28(火) 曇時々雨
 ふらふらなのにアイボのニュースになんぞ夢中になっていたおかげで疲労度爆発である。あぅぅ。

 あううう。

 ね、寝よう。


2003/10/29(水) 曇
 どうも出張の疲れがとれず、未だふらふらである。

 あううう。

 ね、寝よう。



2003/10/30(木) 曇
 未だふらふらなまま会社に逝き、未だふらふらなまま帰ってくる。

 あううう。

 ね、寝よう。



2003/10/31(金) 曇
 なんというか、事務仕事以外のお仕事の日になり、疲労30倍である。既に立つのもやっとという感じである。

 あううう。

 ね、寝よう。






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