1999/02/01(火)[21世紀まであと335日] 晴

 あっという間に2月である。

 そんなわけで、鉄拳である。今日は閉店2時間前だったのだが……一人蹴散らしたところで(なんと女性プレイヤーだった!)キング&レイ・ウーロンに敗北する。何度か再挑戦してみるが、やっぱり勝てない……結局3連敗で撤退する。
 全然駄目である。うーん。

 仕方がないので『戦闘国家 −改−』第17章「制圧」である。沿岸都市のイスタンブール、ボンベイを大陸国に先んじて占領したため、大陸国の勢力は一気に低下しつつある。なにせ、如何に大艦隊を擁するとはいえ所詮は都市を2つしか持たない弱小勢力である。航空部隊が消耗すれば残るは艦隊のみ。しかも、弾道弾搭載艦を持たないとあってはさしたる脅威ではない。

 大陸国の弱体化のおかげで、沿岸部はほとんど無抵抗なまま進撃が進んでいる。まぁ、こちらが投入しているのは偵察車両と僅かな航空部隊、空中機動歩兵だけなのであるが、大陸国軍の抵抗が弱いためこれでもなんとかなっていたりするのだ。敵対国の大艦隊は我が軍の司令部沖で睨みを利かせているだけでまったく動きがなく、脅威の航空部隊も敵対国との交戦で喪われて精彩を欠き、開戦当初の勢いは全くないのである。今や沿岸部第3の中立都市、テヘランもわが国の手に陥ち、大陸国軍は風前の灯火といった感がある。やはり財布に合わない軍隊を持っていたことが裏目に出たのであろう。その貴重な戦力のうち軽空母インビンシブルはイスタンブールから出港した我が軍の攻撃型原潜に撃沈され、正規空母シャルル・ドゴールも大破、残る艦艇は司令部の港を封鎖しているラファイエット級フリゲート艦、カサール級駆逐艦、それにトラファルガー級攻撃型原潜だけという有り様である。まぁ、これだけでも結構な戦力ではあるのだが、弾道弾を搭載していない艦艇では本質的脅威にはなり得ない。

 代わって、敵対国の勢力は日増しに強化されつつある。開戦当初から散発的戦闘が行われていた内陸都市ヒューストンは、今や敵対国の猛攻撃に晒されている。こちらもMLRSとパトリオットという超高級兵器による防御陣にM1A1、偵察車両M3、高性能な軽戦闘機F16を投入して防戦に当たっているが、攻勢に出る余力はない。しばらくは沿岸を進撃して経済力の安定に務めるしかない。

 しかし、敵対国の脅威が増大しつつある中、経済力の確保のためには大陸国司令部への上陸作戦も必要かも知れない。敵対国との防衛戦は膠着状態であり、どちらかと言えば押され気味なのである。うーん。
 明日にでも大陸国軍への総攻撃を行うことにしよう。(笑)



1999/02/02(水)[21世紀まであと334日] 晴

 そんなわけで、午前様である。……えーっと。で、久しぶりに終電で帰ってきて『戦闘国家 −改−』第17章「制圧」である。空軍のF−15Eと海軍の艦艇群を投入して大陸国軍司令部周辺の部隊に艦砲射撃と空爆を行い、歩兵部隊で占領を狙うが、失敗する……ダメぢゃん。仕方がないので、泣く泣く巡航ミサイル攻撃で大陸国軍拠点を攻撃することにする。本当は占領したかったのだが、大陸国軍の地上戦力も馬鹿にならない数が揃っていて、諦めざるを得なかったのだ……うぅ。

 まぁ、本来の目的は遥か遠くの敵対国司令部であり、ここで手間取っているわけには行かないのだから仕方あるまい。敵対国の部隊の攻撃も激しくなっており、内陸部では激戦が繰り広げられている。あんまり時間を浪費していると内陸都市の失陥という事態も招きかねない……苦渋の選択ではあったが、まぁよかろう。さて、後はバンカーヒル級巡洋艦を北上させて敵対国司令部を壊滅させるだけである。……とはいえ、なんか今回は敵対国の攻撃型潜水艦に遭遇しそうな気もしないではない。大丈夫かしらん、うー、って言ってる端からアルファ級原潜がいるぢゃねーかっ! むぅ。どうしよう。(爆)



1999/02/03(木)[21世紀まであと333日] 晴

  時差出勤で定時ダッシュを狙い、敢えなく敗退して午前3時半である。草木も眠る丑三つ時も過ぎてしまっている……えーっと。

 寝るか。(泣)


1999/02/04(金)[21世紀まであと332日] 晴

 時差出勤で仕事が終わったのは1時である。これでは鉄拳ができない……というのは素人考えである。そう、24時間営業の映画館併設ゲームセンターがあるではないか。(馬鹿) で、行ってみる。とりあえず、一応映画の時間をチェックする。(一応、かい) 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」がいい感じ……って、おい。ぶ、ぶれあを草木も眠る丑三つ時に見るのはちょっと……ほ、他には……「リング・ゼロ」。……ないらしい。
 仕方ないので、鉄拳である。……ニーナ・ウイリアムズ&ブルース・アービンに叩き潰される。どうも強い人だったらしく、入れ替わり乱入するが連勝20回に達していた。うがぁ。私も何度か挑んでみるが、4連敗して撤退する……うぅ。
 無念である。最近こんなのばっかである。ぐっすし。


1999/02/05(土)[21世紀まであと331日] 晴

 お休みなので爆睡する。……っておい。で、『戦闘国家 −改−』第17章「制圧」である。(笑) アルファ級原潜の存在に少々驚いたが、どうも敵対国の海軍は原潜一隻だけだったらしく、これを対潜ヘリで撃沈した後には全く敵の海軍に遭遇しない……。で、あっけなく敵対国司令部に接近する。今回はいつもと違って独立艦隊による奇襲攻撃ではなく、駆逐艦3隻、巡洋艦2隻、正規空母に強襲揚陸艦、攻撃型原潜2隻、ミサイル原潜1隻という大艦隊である。せっかくなので正攻法で攻めてみようかと、敵司令部手前の港湾都市ボルゴグラードに上陸作戦を展開するが、沿岸部しか通用しない艦砲射撃では少々辛い……戦艦アイオワが欲しい今日この頃であるが、アイオワ級戦艦は『戦闘国家−改−』には存在しない。アメリカがなんでこんなに有効な艦艇を退役させたのか疑問である。まぁ、ゲームはゲームに過ぎないのだが、ゲームにおいては戦艦は強力な存在である。ミサイルは迎撃できるが、砲弾は迎撃できないのだ。(『戦闘国家−改−』ではどちらも迎撃出来ないが)

 ともかく、無い物ねだりをしても仕方がない。他のゲームではともかく、『戦闘国家−改−』においてはアメリカ艦載機の性能は今一つ(それでもロシアよりはマシだ……あくまで陸上機に比べての話)なので、艦載機だけでは打撃力に欠けるのである。特にF/A−18ホーネットの情けなさには涙が出る……お前そのAの文字を返上しろよっ! まぁ、対地支援は専門の攻撃機に任せるべきと言うのは正論だが、その攻撃機A−6イントルーダーも性能的にはいまひとつなのだ。まだしも対空ミサイルを積んでいるA−7コルセアIIの方がましな気はする。(爆弾搭載量は劣るが……)
 そんなわけで無理矢理F−15Eをはるばる飛ばしてきたりしたのだが、結局、港湾都市ボルゴグラード攻略は諦め、さらっと巡航ミサイルでケリをつけることになる。……うーん。キャンペーンを巡航ミサイルのない日本でやったら死ぬほど辛いかも……。

 ま、なにはともあれクリアはクリアである。で、次は第18章「最後の拠点」である。このシナリオでは北部に港湾都市ニューヨーク、南西に内陸都市ロスアンジェルス、南東に司令部ワシントンという配置になっており、自軍は敵対国を包囲する形になっている。そして、初期配備戦力としてニューヨーク沖にアーレイバーク級イージス艦、ワシントンの沖にはなんと、バンカーヒル級ミサイル巡洋艦が用意されているという豪華なシナリオである。楽勝じゃん! ……と、思えるほど私は素人ではない。

 某金髪の皇帝陛下ではないが、これでは各個撃破してくれと言っているようなものではないか。このゲームでは最大部隊数はたった70であり、あっと言う間に上限に達してしまうのだ。(というより、引継部隊はとうの昔に70に達している) この限られた部隊数で三方を守るのは容易ではない。ましてや、攻勢に出るなど……。
 バンカーヒル級ミサイル巡洋艦があるじゃないかって? それは砂糖より甘いというモノだ。初期配備戦力として、ミサイル巡洋艦が用意されているということは……。案の定、ゲーム開始早々、対艦ミサイル装備のMig−29とアルファ級攻撃型原潜が襲ってくる。これでは海からの弾道ミサイルによる奇襲攻撃は不可能に近い。では陸路はと言えば、内陸都市ロスアンジェルスの方も激しい空襲と、襲い来る大量の装甲車両相手にかなりの苦戦を強いられている。

 それでも、第14章「北風、吹く」に比べればマシである。敵の出方を知っていればなんとか対抗できるのだ。(「北風、吹く」では、敵の作戦を知っていれば何とかなる、わけではなかった) まず、内陸都市ロスアンジェルスの防衛だが、ここに攻め寄せてくるのは軽装甲車両主体の地上部隊と戦闘機である。つまり、M3ブラッドレーとMLRS、それにホーク地対空ミサイルを配備すればいい、ということになる。ただし二戦級の戦車T−64や攻撃ヘリKa−50ホーカムなどもいるので万全と言うわけにはいかないが……それでも、何とかならない数ではない。
 問題は北のニューヨークの西にある中立湾岸都市ブエノスアイレスを巡る攻防である。ここに大挙して襲ってくる対艦ミサイル装備のMig−29に対抗するには、イージス艦をニューヨークの港にでも待避させてチャパレルでも配備しておけばOKなのだが、問題は近海にミサイル巡洋艦が隠れている、と言うことである。敵も一応機械化歩兵部隊を送り込んでくるのだが、これより前に占領してしまうとたいてい弾道ミサイルが飛んできて再占領される前に都市が壊滅するハメになる。支配都市数は元々敵の方が多い(自軍3に対して敵対国は5……これでは包囲しているとは言えない)のでこれは痛い。これに対抗するためには唯一の対艦戦力であるイージス艦を南下させるしかないのだが、この場合、敵対国の駆逐艦かMigに撃沈されてしまう可能性も高い……これは辛い。
 これらの厳しい戦線に比べると比較的楽なのが司令部ワシントン近辺である。すぐ北の中立湾岸都市イスタンブールは容易に占領できるし、敵対国の潜水艦部隊は対艦ミサイル装備のMig−29をホークでも配備して撃退した後に対潜ヘリで料理すればいい。もっとも、ミサイル巡洋艦は港に待避して防衛用戦力は何も配備せず、他の戦線に力を注ぐのも一つの手ではある。それほど北と西は辛いのだ。
 

 まぁ、海があるなら最後には何とかなるか……前途多難だけど、うぅ。


1999/02/06(日)[21世紀まであと330日] 晴

 更に爆睡する……っておい。爆睡するのもアレなので、マスターK氏を召喚して『GUNDAM WAR』に燃える。久しぶりに昔造った多種のデック、「毒ガス」デック、「少年兵」デック、「補給路の撹乱」デック、「ファンネル」デック、「砂漠専用部隊」デック、「黄単」などを投入してみる……勝ったり負けたりである。中でも赤緑の「砂漠専用部隊」がなかなかいい感じなので、改良しているうちにそれなりにいい感じになるが、主力として投入する実力があるかと言われると……いくら射撃力に富む部隊編成とはいえ、やっぱり「キケロ」と「アクシズ」だけに宇宙の守りを託すのはちょっと不安がある。宇宙の拠点をもっと増やすという手はあるが、それを推し進めると別のデックになってしまう……うーん。でも改良してみる価値はあるかも知れない。

 で、K氏と再戦を誓って『戦闘国家 −改−』第17章「制圧」である。(笑) すき焼き氏にTVをもらったので親を気にせずPSができる。幸せである。(馬鹿)

 北のニューヨークの西にある中立湾岸都市ブエノスアイレスを巡る攻防は、イージス艦が接敵直後の迎撃で敵のMig−29部隊は撃退したものの、沖合いから接近してきたアルファ級攻撃型原潜の奇襲を喰らって爆沈、ブエノスアイレスは弾道弾攻撃で壊滅、南部の内陸都市ロスアンジェルスに配備していたMLRSも敵の激しい空爆と地上部隊の前に壊滅してしまう……誰だ、第14章「北風、吹く」に比べればマシなんて言った奴わ?

 ……で、結局最初から、やり直すことにする。やり直してみると序盤はやっぱりキツい。とりあえず、序盤は内陸都市ロスアンジェルスに偵察車両M3ブラッドレー、MLRS、ホーク地対空ミサイルの配備が必須である。更に言うならホークが撃ち漏らす危険を考えると、これだけでは不十分、チャパレル短SAMランチャーも不可欠と言える。(チャパラルを都市中心に置き、貴重なMLRSは後衛におくべきだろう) こうなると、北のニューヨークと司令部ワシントンに配備できる戦力は限られてくる。結局、最初から対潜ヘリを配備する余裕はなく、M2ブラッドレー歩兵戦闘車と歩兵からなる機械化歩兵部隊を配備するのがやっとということになる。
 で、襲い来るMig−29は視界外からの待ち伏せ攻撃によりイージス艦自身で対抗、ただし、潜水艦には流石に勝てないのでMig部隊を撃退した後は港に待避、対潜ヘリに後を任せることになる……弾道弾攻撃に脅えながら。しかも対潜ヘリを配備する余裕が出来るのは3ターン目ぐらいである。

 そんなわけで北の中立湾岸都市ブエノスアイレスは占領せずに敵から守る、即ち、占領にやってくる敵の機械化歩兵部隊だけを撃退するのが利口と言うことになる。沖合いには潜水艦だけでなくスラヴァ級巡洋艦が2隻、それに加えてアドミラル・ウシャコフ級ミサイル巡洋艦も控えているとなればなおのことである。占領しに都市に入った途端に艦砲射撃を受けるのは目に見えているし、占領したところで次の瞬間に巡航ミサイルを喰らって壊滅するのでは意味がない。そんなわけで派遣するのは対地戦闘能力に優れた重歩兵の方がよい。しかし、中立都市を占領しない場合は湾岸都市ニューヨークがその標的となるため、艦隊を無視していればそれでいいと言うわけにはいかないのである。このゲームでの、そしておそらく現実でも最強の対艦戦力は攻撃型潜水艦だが、5,000$もする代物をおいそれと配備できるわけもない……それに、配備したところでこれだけ数に差があると一方的に敵の餌食になる可能性が高い。頼みの綱は攻撃機なのだが、このゲームの対艦攻撃機ときたら今一つの性能な上に対艦ミサイルが艦載対空ミサイルと同射程というとんでもない仕様なので下手すると反撃を受けて壊滅してしまうのである。ぉぃぉぃぉぃ。

 この点南部は楽である。昨日も同じことを書いたが中立湾岸都市イスタンブールは容易に占領できる上、弾道弾攻撃を喰らうこともない。やってくるのは攻撃型原潜アルファ級に加えてなんと正規空母アドミラル・クズネツォフであるが、対地攻撃力はたかが知れているので、空母が来る前に潜水艦を撃沈してしまえばなんとかなるのだ。げに恐ろしきは弾道ミサイルである。実際のところ内陸都市ロスアンジェルスも一度防衛態勢を整えてしまえばかなりの間持ちこたえることが出来るので、序盤の鍵はいかにして北部で優勢にことを運ぶか、これに尽きる。しかし、こんな艦隊どうやって撃退しろと言うのだ? 第14章「北風、吹く」の時だって、イージス艦は2隻あったぞ?(バンカーヒル級は南部に配備されているのである。無論北に向かえば潜水艦隊に撃沈されること必至である)
 うーん。どうしろというのだろう、いったい。(泣)


1999/02/07(月)[21世紀まであと329日] 晴

 風邪を引いて死にそうになる。バスの中で立っているのがやっとという状態で冷や汗だらだら流しながらの通勤である。し、しむ。で、一日すれば楽になるだろうと思ったのだが全然楽にならず、腹痛で死にそう状態になる、うぅ。仕方ないので19時30ぐらいで撤収し、帰ってくることにする。

 本当ならこの時間ならうはうは鉄拳モードなのだが、とてもそんな気力はない……のに、本屋に行って『戦闘国家−IMPROVED−必勝攻略法』(双葉社刊)と『聖戦士ダンバイン データコレクション』(メディアワークス刊)、『MacFan iBook&PowerBook Special』(毎日コミニュケーションズ刊)を買ってくる……買ってる間に足がぐらぐらきたので流石に撤退することにする。(馬鹿)

 『戦闘国家−IMPROVED−必勝攻略法』(双葉社刊)は前に買った『戦闘国家−改−完全攻略ガイドブック』(NTT出版刊)があまりにデタラメだったので、新規に探して買ったものである。別バージョンがあるのかも知れないが、都市と基地をごっちゃにするのはあんまりじゃないか? 攻略法もちょっと変わってるし……第14章「北風、吹く」で中立都市は後回しとか、北の湾岸都市ブエノスアイレスは序盤なら楽に占領できるとか言うのは、ちょっと違う気はする。なにより、都市名は書いておいて欲しかった……。
 そんなわけで双葉社版は満足できるモノなのだった。まぁ、好みの問題もあるが、うむ。(マップ解説そのものはNTT出版刊の方が多くページを割いていて詳しいのだ。ただたまに的外れな点があるのだが……)

 『聖戦士ダンバイン データコレクション』(メディアワークス刊)は買わねばなるまいって感じである。ゲームに便乗してのことではあろうが、まあ良い。踊ってやろうではないか。中身はそこそこまともなので損はないと思う出来である。何より、今はダンバインの資料そのものが乏しいのだから貴重である。

、最後の『MacFan iBook&PowerBook Special』(毎日コミニュケーションズ刊)はもはや買わねば男にアラズ(女でも可)である。中身は例によって歴代PowerBookの歴史なので興味のない人には価値はないかも知れないが、PowerBook 5300c/100 、PowerBook 3400c/240 、PowerBook G3/400と乗り換えてきた私には価値のある一冊である。懐かしく思い出すことの出来る人にはお薦めである。

 ……そんなわけで、死にそうなので寝ることにする。いや、マヂで、うぅ。ここまでが限界って感じ(馬鹿)である。寝るべし。


1999/02/08(火)[21世紀まであと328日] 雪

 雪である。雪なので鉄拳である。雪の降りしきる中で闘うのは昔からビデオゲームの定番である。(それは殺陣の間違いだろ?) ……誰も居ない。仕方ないので一人でとりあえずクリアして場所を移動、誰かが鉄拳始めるまでホラーなタイピングシューティングゲームで遊ぶことにする。ちゃんとかな撃ち対応なところが嬉しい。某北斗の拳はかな打ちができなくて悔しい思いをしたものである。かな撃ちできるなら楽勝だぜっ! いざ勝負!
 ……大敗する。そう、私はどうやら自分のタイピングの致命的欠陥に気が付いていなかったらしい。そう……私はブラインドタッチが出来ない人だったのだ。(爆) 自分で勝手に文章打ってる分には問題ないのだが、これはタイピングシューティングゲームでは致命的である。ぐはぁっ!
 ……うーむ、修行が必要かも知れない、うぅ。

 悔しい。その後、鉄拳を他の人がやり始めたので乱入して二人ほど蹴散らしたモノの、やっぱり悔しい、うぅ。

 修行ぢゃ。


1999/02/09(水)[21世紀まであと327日] 晴

 胃がもたれて会社からお休みを頂く、うぅ。だめぢゃん、ぐぅぅ。
 うぅ……うー、腹痛っていうのは寝てても起きてても痛くて困るものである。当たり前か。う、うぅ、うー。寝るべし、ぐぅ。


1999/02/10(木)[21世紀まであと326日] 晴

 胃の調子はあんまり回復しないがとりあえず会社である、う、うぐっ。
 とりあえず、閉店時間には間にあったので鉄拳である。(馬鹿)
 ……10連敗ほどして撤退する。だ……ダメぢゃん。

 うーん。

 仕方がないので『戦闘国家−改−』である。第18章「最後の拠点」はなんとかクリアである。
 第18章「最後の拠点」は辛かった……ほとんど第14章「北風吹く」並みの辛さであった。
 何というか、結論から言うと私の立てた戦略はダメだったらしい。つまり、『序盤は内陸都市ロスアンジェルスに偵察車両M3ブラッドレー、MLRS、ホーク地対空ミサイルの配備が必須』という奴である。これを行えば内陸都市ロスアンジェルスの防備はほぼ鉄壁となる。(対空ミサイルをすり抜けてきた攻撃ヘリにMLRSを破壊されて泣くことはあるが)
 しかし、その代償として他方面の防衛は資金的に苦しくなってしまう。このシナリオの初期資金は8,000$もある。しかし、MLRSは3,600$もする。超長射程ロケット砲とペアで使う偵察車両のM3ブラッドレーは500$。加えてMLRSを攻撃ヘリから守るために必須とも言えるホーク地対空ミサイルは1,300$。更に加えて万全の守りとするためにはM48チャパラルを加えざるを得ない。チャパラルは450$である。……計5,850$也。残りは2,150$。これに北のニューヨークと司令部ワシントンに配備する重歩兵(どちらも対空戦闘はしないのでミサイル兵より重歩兵の方が有利なのだ)の出費150$と歩兵戦闘車M2ブラッドレー400$をそれぞれ2部隊分差し引くと残る金額は1,050$……最後に対潜ヘリSH−60シーホーク750$也を配備すると300$しか残らない。勿論次ターン以降も収入はあるのだが、都市は3つしかなく、いくら都市規模を拡大しても得られる収入では初期配備済みの巡洋艦と駆逐艦の補給が精一杯、とても新規に部隊を配備する余力はない。加えて必須部隊であるたった800$の偵察機RF−4ファントムIIを次ターン以降に配備するのすら苦労する有り様で、対潜ヘリももう一部隊必要となれば……。
 結果は火を見るよりも明らかである。確かに内陸都市ロスアンジェルスは守りきれるし、北部の中立湾岸都市ブエノスアイレスが壊滅しない限り南部の中立湾岸都市イスタンブール近海に巡航ミサイル巡洋艦が現れることはないので司令部ワシントンが脅かされることはない。代わりに北部の中立湾岸都市ブエノスアイレスを占領した瞬間に巡航ミサイルが飛んでくる。ブエノスアイレスを諦めると北部唯一の拠点である港湾都市ニューヨークが巡航ミサイルで壊滅すると言う筋書きである。北部に襲い来る対艦ミサイル装備のMig−29は初期配備のイージス艦で迎撃できても、その後やってくる攻撃型原潜と巡洋艦を唯一対艦兵力であるイージス艦だけで迎撃するのは不可能に近い。対艦攻撃機を配備する資金などもちろんない。
 そして、占領した中立都市は順に巡航ミサイルの洗礼を受け壊滅、結局司令部と内陸都市だけで戦闘を継続するが勝ち目はなく……うーん。
 偵察車両のM3ブラッドレーを350$と安価なV−150コマンドウに代えてみたりもしたのだが火に油、じゃない、焼け石に水であった。

 で、発想の転換と言う奴をやってみることにしたのだった。最も重要なのは敵のミサイル巡洋艦の撃退である。そのために最も有効なものは何か……攻撃型原潜である。攻撃型原潜を最初に建造して北部港湾都市ニューヨークに対潜ヘリSH−60とともに配備、内陸都市ロスアンジェルスにはミサイル兵と重歩兵を配備、これで守りきることにする。確かに歩兵で守ると隙も大きいが敵が送り込んでくる歩兵は僅かであり、戦術爆撃機による都市爆撃さえ警戒していればなんとかなるはずなのだ……。
 結果。北部の中立湾岸都市ブエノスアイレスは占領後に破壊され、初期配備のイージス艦は激戦の末に力尽きて敵の駆逐艦2隻を道連れにして撃沈されてしまったものの、憎きアドミラル・ウシャコフ級ミサイル巡洋艦はロスアンジェルス級攻撃型原潜が大破させることに成功する! 撃沈できなかったため不安が残ったが、これで戦いの流れは我が軍に傾いたのであった。数ターン後に北西海域に待避していたミサイル巡洋艦を発見、これを新規に配備したミサイル巡洋艦をもって撃沈、そのまま同行していた強襲揚陸艦が敵司令部が目と鼻の先の湾岸都市サンクトペテルブルグに上陸作戦を開始、これを制圧する。最終的には31ターンを要したもののミサイル巡洋艦で敵拠点をミサイル攻撃、やっとの思いで勝利を掴んだのである。31ターンというのは他のマップと比べれば実は短い方なのだが、本当に長きにわたる戦いであった。

 さて、次は第19章「要塞は沈黙するか」である。……って最後じゃなかったんかいっ? うーん。ま、今回は初期部隊も資金も豪勢なのでなんとかなるだろ、はは……。(ほんとか?)


1999/02/11(金)[21世紀まであと325日] 曇時々雨

 建国記念の日でお休みである。お休みなので糸様を召喚して動かないK6III/400 搭載の6倍クロックCPUアクセラレータ PK-K6HX400/98 の対策を行ってみる。まず、ベースクロックを50MHzに落としてみる。……Windows95のロゴの後、一瞬黒い画面が出てWindows95のロゴで固まる。……まだ、CPU換装してないんですけど。いろいろやってみるがダメなので、とりあえずメモリチェックがクリアできるかどうかCPU換装して試してみる。一瞬の緊張……動く。喜んでベースクロック60MHzにジャンパを戻してみると……。

 PARITY ERROR - BASE MEMORY

 動かない。つまりこういうことだ。ベースクロックを落とすとPentium 90MHz では何故かWindowsが正常に起動しなくなるが、代わりにアクセラレータ使用で動くようになる。(ベースクロック50MHzではPARITYチェックしないせいじゃないか、と糸様が言われた)
 クロックアップするとアクセラレータがPARITY ERROR で動かなくなるが、Pentium 90MHz ではきちんと動く……ううむ。

 で、とりあえず 300MHz のK6IIIとして使うことにする。まぁPentium 90MHz よりは速いのだが、なんか納得いかない。
 しかも、糸様を召喚した代償に『ジオンの系譜』をしっかり購入するハメになるし。(馬鹿)

 ついでに、『front mission 3』(2,980円也)、『重装騎兵ヴゥルケン2』(1,980円也)が安かったので買ってきたのはまぁ許せる(?)としても、『新戦闘国家 −グローバルフォース−』まで発見、遂に購入してしまったことに至ってはもはや語るまい。……『戦闘国家−改−』を解いたら『ACE COMBAT III』やるんじゃなかったのか? 『KING'S FIELD III』はどうするよ? 完全自爆モード発動である、うぅ。
 うーん。なんというか、あれである。とりあえず、3,200円で買ってきた『エネミー・オブ・アメリカ』DVDでも観て前後策を練ることにしよう……。(自爆)


1999/02/12(土)[21世紀まであと324日] 曇時々雨

 世間では三連休らしいが、勿論土曜出勤である。サラリーマンなら当然である。と言うか、世間では……と言うフレーズが最近なかったので、ここらで使っておくのも悪くはないだろう。(そうか?)

 そんなわけで帰りに鉄拳してみるが1人蹴散らしただけでテツジン使いに乱入されて負ける。がっくし。

 仕方ないので『戦闘国家−改−』である。第18章も終え、キャンペーンも終盤である。

 (以下ネタバレ有、注意!) 第18章「要塞は沈黙するか」は、いきなり資金が20,000$もあるわ、ニミッツ級正規空母、バンカー・ヒル級ミサイル巡洋艦、ロスアンジェルス級原潜が初期配備されているなど、第17章「最後の拠点」なんざ目ではないほど豪勢なシナリオなのであった。
 これはえらくしんどいシナリオに違いないと思っていたのだがさにあらず、ターン数こそ43ターンとけっこうかかったものの、さほど苦労することなくクリアしてしまったのであった。無論、苦労がなかったわけではない。アドミラル・ウシャコフ級ミサイル巡洋艦はしっかり登場する。しかも、2回! 倒したハズのアドミラル・ウシャコフ級が再度出現したときには大いに驚いたものである。しかも、このマップではなんとステルス艦上攻撃機A−12アベンジャーIIが敵機として出現するのである!
思わず敵はアメリカ型生産タイプか!? などと思ってしまったが、何のことはない、次にYak−141フリースタイルまでもが出現、要は隠し兵器総出演シナリオだったということが判明するに至る。これでは第17章「最後の拠点」以上の苦戦は必至である……。
 と言いたいところだが、実際に戦ってみると、それほどでもなかったりする。
 Yak−141はVTOLでありながらF−15並みの対高空回避率60を誇る高性能機であるが、対空戦闘しかできない制空戦闘機である。我が艦隊を襲撃するにはいささか不適切な機体と言わざるを得ない。
 これに対してステルス艦上攻撃機A−12アベンジャーIIは対艦攻撃装備で出現する。このゲーム序盤の主戦力は海軍であり、このシナリオに限らず、このゲームで海を制する者は世界を制する。ゲーム中で対艦攻撃機が役立たずなのは、攻撃力に欠け、一撃で艦船を沈めない限り反撃で壊滅してしまうからである。しかし、A−12アベンジャーIIはステルス対艦攻撃機である。少々の攻撃で墜ちることはない。……いや、より正確に言うなら激しい攻撃だってへっちゃらである。なにせF−14で迎撃して何度攻撃しても1機たりとも撃墜できなかったのだ。レーダー誘導ミサイルではダメなのかとバルカンも使ってみるが、墜ちないものは墜ちない。最終的にACEのバンカーヒル級の艦載対空ミサイル、スタンダードSM-2MR で撃墜したものの、イーグル4機の部隊を一撃で消滅させるミサイル攻撃で、1度に1機、墜ちるか墜ちないか、といったところであった。こんなのに襲われたら我が艦隊も相当な被害が……出なかった。
 A−12アベンジャーIIはステルス艦上攻撃機である。ステルスであるということは機載レーダーが使えないということでもある。ステルスAWACSが絵空事ではなくステルスレーダーなるものが開発中なのは事実かも知れないが、現在はまだ存在しない。故にA−12アベンジャーIIは極端に策敵範囲が狭い。搭載しているAGM-84 ハープーンは射程4もあるのに視界が2しかない。近視の長槍兵なのだ。もちろんコンピュータが索敵機を随伴させるなどという気の利いたことをするはずもなく、せっかくのステルス艦上攻撃機は搭載した対艦ミサイルを一発も放つことなく次々に撃墜されていったのであった。合掌。
 それでも海にうようよしている敵の潜水艦や、隙をついて巡航ミサイル攻撃してくるミサイル巡洋艦など、苦労は絶えない。が、しかし第17章「最後の拠点」とは初期予算も桁違いだし、ミサイル攻撃までに充分な迎撃戦力も整えることが出来る。たとい何発か喰らったところで敵の狙ってくるのは我が本拠地、痛いは痛いが一発で壊滅するわけではない。状況は全然楽である。

 巡航ミサイルの射程の関係上、敵対国司令部にミサイル攻撃できないのでターン数がかかったのだが、展開自体は楽勝だったと言ってもいい。大艦隊で敵の面前に戦車部隊を揚陸するなんてのも久しぶりである。
 次は泣いても笑っても本当に最後、第19章「本土決戦」である。
 しかし、連邦軍も叩き潰さなくちゃいけないし、うーむ。
 なんか、貯まってきたなぁ。(笑えない)


1999/02/13(日)[21世紀まであと323日] 晴

 ……大阪に出撃する。いや、その。
 そう、大阪までプロモーションカードをもらいにいったのである。はははは。で、先行販売の『GUNDAM WAR 〜新しき翼〜』のブースター1BOXとスターター(そう、今回スターターがあるのだ)を2箱(BOXではありません)、それに会場限定販売のデックケース、専用スレーヴ、Tシャツを全部購入、さらにプレイシート2枚と東京圏セブンイレブン限定の「はずだった」ギフトボックスを買ってしまう。
 もはや、語るまい。ちなみに、プロモーションカードは「ヒイロ・ユイ」を放出して「ブラウ・ブロ」付きでもう一枚をゲットしてしまう。いいのか?

 ちなみに、大会の方は出るには出たものの128人トーナメントは一回戦で敗退(ジオン単を投入、力及ばず……)、六軍対抗の方にも余っていたターンAで出撃するが4戦して2勝2敗(負けたのはジオンと連邦……ZZが出てきちゃダメっしょ)であった。3勝すればエースになれたのだが……。陣営自体は2位、1位は当然の如くジオン、3位は猛追撃で逆転した連邦軍、4位がティターンズ、5位がネオ・ジオンであった。連邦がここまで善戦したのは初めてだそうである。そんなに弱い陣営とも思えないが、最初のうちはダメダメだった……よく盛り返したものである。やはり、「ネオ・ジオンに兵無し!」のアジ演説が効いたのか?
 ちなみに先行販売の『GUNDAM WAR 〜新しき翼〜』の方はGP−03デンドロビウム以外めぼしいものがなかったのが少し残念である。増えたカード自体は魅力あるものが多いので正規販売になってからに期待しよう。

 そんなわけで帰りに日本橋でターンAのDVDの2巻とグワイ・ガン・ジン仕様ライトセイバー(1,980円だった)を購入、黒門ラーメンでうまい豚骨を食って帰途につく……つ、疲れた。

 ま、有意義な一日であったのは確かである。戦力をどれほど喪ったかはこの際、気にしないことにしよう、ははは。
 はっ。


1999/02/14(日)[21世紀まであと323日] 晴

 なんとか、さっさと帰ってこれたので鉄拳に燃える……勝ったり負けたりである。うーむ、最近腕がなまってないか? それとも、周りのレベルが上がったのか? 謎である。

 仕方がないので、オデッサ攻略戦である。最初は初期配置のまま各地に降下して各個撃破されてしまったので、やり直してアメリカとオデッサの2カ所にそれぞれ降下する。で、4ターン目にしてやっとアメリカ中央部を制圧する。しかし、オデッサではザク部隊が険しい地形に阻まれて思うように動けず、8ターン目にもなるのにオデッサが陥ちない。確かにザクは詐欺と言っていいぐらい圧倒的に強いのだが……これで機動力があればなぁ。……って、『ジオンの系譜』である。え、『戦闘国家−改−』はどうなったのかって? ……ははははは。はっ。


1999/02/15(火)[21世紀まであと322日] 曇のち雪

 大雪なので鉄拳に燃える……雪が降りしきる中、格闘家が柔道着一枚で戦う姿は定番である。……なに、鉄拳にそんなシーンはない? 細かい突っ込みはこの際却下である。(ぉぃ) で、珍しく4連勝するが、5戦目に2勝2敗で迎えたラウンド5で残り体力1%で負けて散る。……まぁ、最近は負け続きだったので、良く頑張ったとしておこう、うむ。

 そんなわけで『ジオンの系譜』の続きである。既に11ターンであるが、アメリカ大陸は降下して中央部を占領しただけで、まるで進展がない。進軍できるほどの戦力がないという説もあるが、主な要因はザクの地上での機動力があまりに低いことである。旧式化しつつあるとはいえ61式相手にはザクでも充分な戦力である。だが、機動力がなさ過ぎる故に戦闘に持ち込むまでにとんでもない時間がかかるのだ。地上でザクを使ってはいけない。うーん。
 しかし、ザクIIが主力で無敵を誇るなんて『GUNDAM TACTICS』も真っ青である。ドズルがザクを2機「も」喪ったことに激怒したのも頷ける。しかし、いかにザクIIJ型が強くとも、無敵ではない。連邦の物量ときたら……。
 なんか、アメリカ中央部も陥落しそうだし……やっぱりやり直しかなぁ……。


1999/02/16(水)[21世紀まであと321日] 曇のち雪

 大雪である。なんだか凄いことになっている。そんなわけで鉄拳に燃える……3面でコンピュータに負ける。しかも、乱入してきた人が今正にはいらんとした瞬間である。確かにタッグパートナーをカズヤにしてのプレイだったので練習プレイと言えないこともないのだが、3面なら李超狼一人でも充分である……な、情けない。入ろうとした人は一人プレイを始めたが、ここで乱入するのはあまりに情けない。万一負けてしまったら親に顔向けできないではないか。(謎)
 そんなわけで場所を変える。今度のゲームセンターはキャラ換えができない上に、コンピュータに負けた苦い経験から最初から本気モードで李超狼&アンナ・ウイリアムズである。
 今回は屈辱の途中敗北がないように、真面目に全面戦うつもりだったのだが、途中で彼女連れの人に乱入される。びびる。たいていこういうアベックな人は強いのである。負けると恥ずかしいから自信がない人は乱入何ぞしないのだ。
 ……結果。5連勝する。途中で呆れて去っていった彼女がまた覗きにきて去っていったのが何というかあわれを誘う。(笑)
 結局エンディングを眺めて帰ることになる。レベル上がったのかなぁ……。


1999/02/17(木)[21世紀まであと321日] 曇時々雪

 大雪の翌日である。会社で雪かきをやるハメになろうとわ、よもやおもわなんだ……そんなわけで今日はゲームセンターにたどり着いたのは22時過ぎであった。当然の如く鉄拳をやっている人は居ないので、一人プレイである。……最終面で負ける。ぐはっ。
 全然駄目である。むぅ。


1999/02/18(金)[21世紀まであと320日] 曇

 裏道にはまだ雪が残っている……寒い。おかげで駅前のゲームセンターにたどり着いたときには今日が30分しか残っていない。……勿論、寒いのは全く関係ないが……で、予想通り誰も鉄拳していない。終電までの時間も残り僅かである……タイムアタックには絶好のコンディションである。(ぉぃぉぃぉぃ) で、一人プレイでやってみる。……10分00秒16。いまひとつである。
 やっぱりカンガルーのくるくるパンチ、エンド! の方が良かったかなぁ。(最終面までいかねーだろーが) 全然駄目である。むぅ。


1999/02/19(土)[21世紀まであと319日] 曇のち雨

 お休みなのでジオンの系譜である……既に20ターンというのに、未だオデッサ以外の重要地域を制圧していない。既に連邦はV作戦に着手しているらしく、ガンタンクの姿も前線で見られるようになっているのだが、こちらはグフの先行量産型しかなく、それもドダイに乗れないという欠陥品である。(それは言い過ぎなんじゃ……) プレイヤーの不手際で地球侵攻作戦も遅々として進んでいないため、ジオンの資金不足は救いがなく、やっとドダイ+ザクIIJ型の量産が軌道にのったところである。それも開発資金の欠如で生産は途切れ途切れという有り様である。
 むぅぅぅ。
 このまま敗北したらどーしよ、うぅ。


1999/02/20(日)[21世紀まであと318日] 曇のち雨

 『ジオンの系譜』の続きである……既に50ターンである。連邦軍のV作戦も察知し、当然の如くシャアへの補給要請を断ったせいでシャアは行方不明である。困ったものである。しかし、シャア少佐、君がV作戦を察知する以前に、既に大西洋でガンダムとアッガイ部隊が死闘を演じていたことを君は御存じないのか? キリマンジャロではプロトタイプガンダムもおったぞ!? 全く、偉そうに連邦の秘密兵器を察知したとか言っていたが……うーん。しかし、連邦軍のMS部隊は本当に強い。序盤の量より質で攻めていた頃とは異なり、今は質に勝る連邦軍のMS部隊を量で勝るジオン軍MS部隊が押すという構図になっているのだが、本当に数で押さないととても勝てない。

 連邦軍がMSを投入する以前なら、マゼラアタック部隊を置いておくだけでも連邦軍航空部隊相手に互角に戦えたものだが、今では時間稼ぎにしかならない。余りのザクIIC型を配備しておいても全然駄目である。ぐぅ。
(余談だが、マゼラトップ部隊はとても強い。3部隊もあればGファイター相手でも余裕で勝てる! 本当にこれでいいのか?)

 おまけに、宇宙からもルナツーから発進した連邦軍が攻めてくるし……宇宙用の機体はほとんどリックドム以外開発していない。しかも、開発しただけで全然生産していなかったせいで主力は旧ザクとザクIIF型という有り様である。ザクIIR型なんて開発すらしていない。むぅぅ、ルナツーの栓抜きをたまに抜いてこまめにせん滅する作戦をとってなかったからなぁ。サイド4落とされたら、真面目にソロモン陥落してしまうぞ。はははは。(笑い事じゃない)

 じゃあ、地球戦線は圧倒的かというとそうでもない。アメリカ大陸はキャルフォルニアとニューヤークは陥としたものの、メキシコで激戦を展開中である。ハワイも陥としているのだが、その後オーストラリアのトリントン制圧作戦を発動、インドネシアまで侵攻したところでハワイ逆侵攻を喰らったので攻撃部隊が転進、ほとんどインドネシアを放棄した状態である。マゼラアタック部隊が奮戦して死守しているが、陥落も時間の問題である。
 中東はマドラスを制圧できない(侵攻作戦が発動していない)のでほかっておいたらアラビアに逆侵攻喰らっている。ヨーロッパはベルファスト以外は苦労して制圧したのだが、ロシア戦線は手を抜いていたので北京は遥か遠い。オデッサから東欧へ侵攻開始したのはごく最近なのでアジアは全然駄目なのだ。ハワイ方面から侵攻しようと思っていたぐらいなのである。勿論まだ日本は制圧していない。電撃作戦どころか、史実より遅れている始末である。現在各地で逆侵攻喰らっているが、これが連邦軍の本格的な侵攻作戦だとするとかなりヤバイ。
 うーん、グフの量産してた頃は圧倒的じゃあないか、我が軍は……ってな感じだったんだけどなぁ。どーしよ。


1999/02/21(月)[21世紀まであと318日] 曇

 速攻で帰ってきて鉄拳なつもりだったのだが、閉店2時間前になってしまう。行き付けのゲームセンターは誰も居なかったので、とりあえず一人プレイで始めるが、さらっとクリアして終わる。……えーっと。つまらないのでショバを変えてみる。……誰も居ない。……で、タイムアタックして9分台を出してクリアする。……えーっと。
 対戦したければもう少し早く帰ってこいということらしい、うぅ。

 仕方がないので『ジオンの系譜』の続きである。51ターン目の連邦軍の大反攻作戦で各地は凄いことになっている。地球上の交戦エリアは7箇所。うち、防衛に成功したのはキシリアのアッザムを主幹とする部隊がなんとか守りきったハワイと、ガトー率いるグフB型+ドダイからなる機動部隊の増援でなんとかなったメキシコだけである。
 西ヨーロッパではベルファストから侵攻してきた連邦軍とランバ・ラル隊が交戦中だが、潜水艦相手にドム部隊ではどうにもならない。
 アラビアではザクIIC型からなる僅かな防衛軍が長距離砲装備の陸戦型ガンダムと交戦中、こちらは意外なことになんとかなっている。ザク、偉大なり、である。その南、オーストラリア侵攻の足がかりにと思って占拠したインド洋ではマゼラアタック部隊とガンダム(!)が交戦中。インドネシアもガンダムと交戦中で、こちらはマゼラアタック部隊がほぼ壊滅してもう陥落寸前、ハワイから増援を送らなければ陥ちること確実である。
 黒い三連星のドム部隊はというと、中東、アジア方面のテコ入れにカザフスタンに逆侵攻をかけたのだが、連邦のMS部隊の前に思わぬ苦戦を強いられ、ガイアが撃墜されると言う失態を演じてなお交戦中である。さっさと北京とトリントンを陥とさないと状況は悪化するばかりなのだが、北京、なお遠し……。

 しかし、思わぬ大活躍をしてくれたマゼラアタック部隊のおかげでなんとかなっている地球はまだましである。宇宙はサイド4手前でザクIIC型からなる小部隊が頑張って守り抜いたものの、サイド6手前の空域を守っていたガトル隊はいとも簡単に壊滅、サイド6風前の灯火である。地球で頑張ったマゼラアタック部隊の爪の垢でも煎じて飲んで欲しいぞ、ガトル隊!
 はぁ。


1999/02/22(火)[21世紀まであと317日] 曇
 

 速攻で帰ってきて鉄拳なつもりだったのだが、またも閉店2時間前になってしまう。仕方なく行き付けのゲームセンターで8分49秒のタイムを叩き出す……虚しい。もうひとつのゲームセンターにも行ってみるが、こちらも誰も居なかったので、とりあえず一人プレイをするが、ラスボスに負ける……情けない。

 そんなわけで『ジオンの系譜』の続きである。51ターン目の連邦軍の大反攻作戦で苦戦を予想した我が軍だが、思いのほかマゼラアタック部隊が善戦してくれたおかげで主力部隊の増援が間に合い、各地で火消し部隊が活躍、敵侵攻部隊の撃退はほぼカタがつき、今は北京侵攻の足がかりとして中国で黒い三連星が激戦を展開中である。インドネシアはキシリアのアッザムが制圧、ガトー「大尉」のドダイ部隊はそのまま太平洋を進撃中している。
 インド洋だけは未だガンダムと交戦中だが、ガンダムは水中の拠点制圧に一生懸命なのでまだ時間が稼げるのが救いである。そろそろ掃討しなければならないのだが、1機とはいえガンダムである。ガトー大尉の主力隊も忙しいので掃討しに行く時間がない。困ったものである。しかし、質で攻める連邦軍を量で撃退するジオン軍という構図になるとは思わなかった……時代も変わったものである。

 逆に量で押されて質で撃退するという苦戦を強いられているのが宇宙である。なにせ、ドム開発の副産物として生まれたリックドム以外はろくに宇宙用の機体は開発しておらず、リックドム開発用の試作型高機動ザクがトップエース用という有り様である。シン・マツナガとジョニーライデンがザクIIF型の専用機で未だに戦っているのだからなにをかいわんやである。連邦軍はボールが主力で物量で攻めてくるので、ザクIIでも「質」で押せるのだが……連邦軍は哀しい。それでもサイド6手前は制圧され、ジャブローへの降下軌道が脅かされている状況である。リックドムの量産が軌道に乗るまでは耐えるしかない……しかし、防衛戦でシン・マツナガとジョニーライデンがまとめて撃墜され、負傷してしまったのは痛い……うぅ。
 は……はやくゲルググが欲しい……。(って、あーたMS開発資金の投資、最近してないでしょーがっ!)


1999/02/23(水)[21世紀まであと316日] 曇
 

 ゲームセンターに21時30分にたどり着く。そこそこのタイムだったので少しは期待したのだが、誰も居ないので仕方なく一人プレイである。……ラスボスに負ける、ぐはぁ。悔しいので場所を変える……おぉ、誰か鉄拳やってる! さっそく乱入する。……さらっと勝利する。再乱入を喰らうがこれも蹴散らして、しばらく一人で遊んでいると……キング&アーマーキングに乱入され、側面移動&投げコンボを喰らってさらっと敗退する……つ、強い。李超狼&アンナ・ウイリアムズでは勝てそうにないので、雷武龍&フォレスト・ロウで再乱入をかけたら、なんと勝ってしまう。しかし、すかさず今度はアンナ&凌暁雨に再乱入され、アンナの空中コンボでさらっと敗北する。試しに李&エディ・ゴルドで、乱入、闘ってみるが、敗北、今日のところは引き上げる。うーん、やっぱり弱くなっている。

 そんなわけで『ジオンの系譜』の続きである。既に戦いも57ターンを迎えている。地球は、地球連邦軍本部ジャブローを含む南アメリカ大陸、欧州最後の連邦軍の拠点、英国ベルファスト、インドのマドラスとインドシナ、そしてトリントン基地を含むオーストラリア大陸を残すのみである。
 日本、インド洋は交戦中だが、日本はシーマ「少佐」率いるグフB型&ドダイ部隊がほとんど制圧、インド洋はフィリップ少尉駆るガンダムが長らく頑張っていたが、アッガイを主軸とする水中用MS部隊を搭載したユーコンが、ガンダムが水中に潜った時を狙って完全包囲、これを撃破している。いくら強いとはいえ水中では流石のガンダムもアッガイには勝てない……もっとも、こちらは3部隊9機をもって挑み、そのうち5機を落とされたのだから数で勝っただけなのだが。
 そんなわけで地上はほぼカタが尽きそうな雰囲気である。やっと、第二部が見れそうな気がする……なんじゃこらー、みたいな大逆転がなければ、であるが。ないことを祈ろう、うぅ。


1999/02/24(木)[21世紀まであと315日] 晴
 

 今日は20時30分にゲームセンターにたどり着く。格段の進歩である。期待に胸を躍らせつつ鉄拳を覗いてみるが誰もやってない。……仕方ないので一人プレイである……7面で負ける。ぐはっ。
 悔しいので場所を変えてみる……おお、誰か鉄拳やってる! 喜んで乱入してみる。相手は凌暁雨&王椋雷である。……三連敗して撤退する。ぐはっ。……やっぱり、かなりレベルが墜ちている……だいたい空中コンボ使えない人だからな私。うぅ。
 ぐっすし。

 そんなわけで『ジオンの系譜』の続きである。なんじゃこらー! である。戦いも64ターン目、ガンダムを戦場で迎え撃つことも珍しくなくなっているが、地球連邦軍の地球上の拠点のほとんどは既に制圧、オーストラリアのトリントン基地も陥落し、残る地球上の敵拠点はインドのマドラス、侵攻作戦が未だ発動していない英国ベルファスト、そして地球連邦軍本部ジャブローを含む南アメリカ大陸のみである。まさしく、圧倒的じゃあないか、我が軍は、って感じであったのだ。そして、北京攻略部隊がそのままインドのマドラス攻略部隊として再編され、インドとインド洋の両面からマドラスに攻撃をかけたのである。
 グフB型+ドダイと、ガウ攻撃空母に搭載されたグフA型、陸戦用MAアッザム、最新鋭局地戦用重MSドムを主軸とするマドラス攻略部隊は部隊数なんと56! 旧式の初期型ザクIIやザクIIJ型も混じっており、アッガイなどを載せた潜水艦隊を含めての数であるが、それでも圧倒的である。なにやらV作戦により連邦軍がMSを既に量産化しているとか言う不吉なデモムービーが流れたが気にすることもないだろう……と、思ったら。
 マドラス防衛部隊数、41。……ぉぃ。ちなみにベルファスト基地36部隊、ジャブロー27部隊、ルナ2基地34部隊。……なんでだ? 北京もトリントン基地も、防衛部隊は無茶苦茶貧弱だったぞ?
 しかし、ここは突撃するしかない……結果。我が軍はシーマ様のグフB型+ドダイを喪うなど多大な犠牲を出し、旧式のザクII部隊を含めて7部隊を喪ったが、連邦軍は残存部隊13部隊である。ドム、偉大である。ランバ・ラル「大尉」の「グフとは違うのだよ……グフとは!」の台詞(!)は伊達ではない。個人的にはグフB型+ドダイの方が遠距離攻撃できる上に機動力もあり、地形を問わず行動できるので、雑誌の「ドムまで待つべき、グフ系の量産は程々に」というのをまるっきり無視していたのだが、ドムの装甲の厚さは全然段違いである。やはりドムは偉大である。
 そんなわけで、地球はまだなんとかなりそうなのだが、宇宙も雲行きが妖しくなってきている。いきなりオデッサ軌道上に敵部隊が出現、戦闘になったのである。なんでだ? オデッサは無論我が軍のお膝下である。……って、ベルファスト基地からオデッサ上空に上がれるじゃないか!? とんでもない事態である。そのうちジャブローからはペガサス級が上がってくるし、軌道上は大変なことになってしまったのだ。
 うーん。完全勝利はまだまだ遠いか……。って、それ以前に負けたらどうしよう、うぅ。


1999/02/25(金)[21世紀まであと314日] 晴

 会社の同期な人と飲み会である。……で、終わった後にゲームセンターに出かける。23時である……でも誰かやってる! とりあえず乱入して難なく勝利、そのままエンディングを観て帰ってくる。

 そんなわけで『ジオンの系譜』の続きである。昨日に引き続きなんじゃこらー! な展開である。戦いも69ターン目、インドのマドラス基地も陥落、遂にベルファスト基地攻略作戦が発動、マドラスを落とした主力部隊が欧州に向かう中……緊急連絡が入る。なんと連邦軍がオデッサに対して大規模な攻略作戦を開始したらしい。って、オデッサの軌道上も、勿論周囲も完全に我が軍の支配下である。なのに……フライマンタ6小隊、デブロック3小隊、61式戦車9小隊、ジム3小隊、そして、レビル搭乗の移動要塞ビッグトレー……どこから攻めてきたんだ、おい!
 まぁ、不幸中の幸いか、ベルファストへ向かう主力部隊をオデッサに急遽転進、ことなきを得たが、これはないんじゃないか……って。
 また、緊急連絡である。今度はソロモンに攻めてくるらしい。……っておーい。
 どーしろというのだ、うぅ。


1999/02/26(土)[21世紀まであと314日] 曇時々雪

 会社の同期な人と飲み会である。……で、終わった後にゲームセンターに出かける。23時である……でも誰かやってる! とりあえず乱入して難なく勝利、そのままエンディングを観て帰ってくる。

 そんなわけで『ジオンの系譜』の続きである。三度、なんじゃこらー! な展開である。72ターン目、緊急連絡である。デギン公王が、グワジン級戦艦「グレード・デギン」で勝手にソロモン攻略艦隊に和平会談を行ったという。今回は我が軍にもソーラ・レイがないのでデギン公王暗殺はできず、なんと、和平交渉は成立してしまったらしい。もっとも、デギン公王に既に実権はなく、結局は士気の低下を招いただけで戦争は続くのであるが……。しかし、ギレン様、徹底抗戦って言うけど我が軍はサイド7とルナ2を除く宇宙のほぼ全域、ベルファスト基地と南アメリカのジャブローを除く地球上の過半を手中にしているんですが、その負けそうな言い方は止めて欲しいなぁ……ってあれ。

 なんで、サイド1に敵艦隊が居るんだ? おぃおぃ、今、ア・バオア・クーもサイド3も無防備なんですけど、これって凄いピンチなんじゃ? ひょっとして、これが今まで噂はすれど姿の見えなかった「連邦軍のソロモン攻略艦隊」って奴ですか? うがぁっ!
 ってなわけで、万一に備えてソロモンに駐留していた精鋭部隊(なにせ、イベントによる敵勢力出現はオデッサの前例がある)を慌ててサイド1に向け、なんとか制圧する。
 空挺部隊と潜水艦隊しか投入できない天然の要塞ベルファスト基地も、激戦の末、遂に陥落、いよいよルナ2攻略作戦が発動する。何故か前線をほかったままイベントでサイド3に帰ってきたアナベル・ガトー大尉(しかし、ザクIIC型なんかに乗ってくるか?)をビグロに乗せ換え、ルナ2に突撃である。……ルナ2に駐留する敵軍は我が軍の倍近く、我が軍は最新鋭の宇宙戦用重MSリックドム・ツヴァイを投入するが苦戦を強いられる。結局、敵が拠点から離れた隙を突いて拠点を制圧、なんとかルナ2を制圧したものの最新鋭のリックドム・ツヴァイは過半が喪われ、多くのエース・パイロットが負傷、犠牲は大きなものとなった。

 そんなわけで、遂に第二次ブリティッシュ作戦が発動、ジャプロー降下作戦が始動……したのはいいのだが、ベルファスト攻略戦で空挺部隊のほとんどが壊滅した我が軍には少々荷が重い。完全に旧式化したザクIIJ型+ドダイなんぞに士官を乗せているようでは、先が思いやられる……って先はないからいいのか?
 しかし、既に84ターンである。まぁ、ターン制限があるわけじゃないから……って、ん? なんだこの84/100ってのわ? ……だーっ! ま……負けかも。


1999/02/27(日)[21世紀まであと313日] 晴

 『ジオンの系譜』の続きである。

 四度、なんじゃこらー! な展開である。遂にジャブロー攻略に成功、第一部を終了する。結局、陸戦用はドム・トローペンとアッザムまで、宇宙戦用はリックドム・ツヴァイとビグロまでの開発で終わる。ゲルググ、開発できずである。勿論、ギャンも開発していないのだが、デモで飾られているところは変わらない。うーん。
 で、第二部の開始時を眺めておののく。おいおいおい。なんか、地球も宇宙も部隊がごた混ぜになっている。再編成するのは大変である。パイロットも大変である。シナリオは敵対勢力(シャア)ネオ・ジオン&ティターンズ。
 当然の如くシャアはいないし、NTパイロットは軒並み居なくなっている。アポリーとロベルトもついて行っちゃったし、ランバ・ラル隊も当然いない。残ったエースは、ザビ家一党とシン・マツナガ、ジョニー・ライデン、サイクロプス隊(イベントで全滅することもあるらしいが、私はイベントが起きなかった)……だーっ!
 しかし、NTはわからんではない。アポリー、ロベルト、ランバ・ラル隊の面々も、まぁ、許そう。しかし、アカハナ! 貴様、何故シャア専用ガンダムに乗って戦場をうろついている! 水中MS部隊のエースとして育ててやった恩を忘れたか? ……うぅ。悔しい。

 まぁ、悪いことばかりではない。連邦から捕獲した試作型ガンダムなんていうとんでもない収穫がそのへんにばらまかれているのだ。しかも、敵性技術はレベル10に跳ね上がっている。おまけに、設計プランでガンダムがある!

 とりあえず、浜松の友人ことマスターK氏に第一部クリアしたことをメールで報告すると、電話がかかってくる。既にマスターK氏、第二部に突入していたりする。K氏、おそるべしである。

『なんといってもネオ・ジオンですねー』
「強いですか?」
『強いです』
 ……きっぱり言われる。確かに強い。シャリア・ブルの乗った未完成なジオングの強いこと、強いこと……こちらの主力はまだリックドム・ツヴァイだと言うのに、ゲルググは来るわ、ザクIIFZ型はくるわ……何なんだ、一体。なんでも、K氏の方はティターンズもアッシマーだの、ギャプランだの投入してきてとんでもない事態になっているらしい。

「どーやって撃退してるんですか?」
『アプサラスです』
「……あぷさですか?」
『あぷさです』
「……ないんですけど」
『……え゛?』

 そう、我が軍にはアプサラスがないのだ。一年戦争終結時のMA開発レベルは7。アプサラス開発イベントなんぞ起きようハズがない。しかも、第二部突入後に第一部のセーブ・データは消してしまったのでやり直しは効かないのだ。
『宇宙はビグザム開発しましょう。……それと、もう一つ手があります』
「なんでしょう?」
『イベントでガトーがサイド3に帰ってきたときに、ザクIIC型に乗ってましたよね?』
「はぁ」
『開発の一番上をみてください……ザクIIC型の追加武装がありませんか?』
……こ、これわ……

 そう、禁断の核バズーカである。ぉぃぉぃぉぃ。こんなの使っていいのか?

「な……なんかペナルティあるんぢゃ?」
『外交ランクが軒並み1レベル下がりますが、他にはなかったと思いますよ』
「……Kさん、使ってるんですか?」
『いえ、私は綺麗なギレンを目指してますので』
「……ジャブローにコロニー落としたんじゃあ……」
『あれは必要な作戦です(笑)』
「政治家の詭弁だぁ!」

 で、核バズーカを開発する私である。(笑) 本当は、ソロモンならぬルナツーで、連邦艦隊を核で吹き飛ばすと言う原作を彷彿とさせる展開がシナリオ・ライターの望みだったのだろう。しかし、気づかないよ、そんなの!

 幸いにして第二部開始直後にゲルググの開発プランが提示されたので、ガンダム(弐号機仕様)とともに全力開発しつつ、勝利に向かって邁進する私である。……各地から敵の侵入報告が入ってくる。
 ……敗北に向かって邁進に訂正した方がいいかも、ぐっすし。


1999/02/28(月)[21世紀まであと312日] 晴

 会社の飲み会でさっさと帰ってこれたので、ゲームセンターで一戦交えてみる……三連敗して撤退する。はぁ。

 で、『ジオンの系譜』の続きである。

 既に6ターン目、連邦軍は地球上の各地で反撃を開始していた。特に3ターン目に北京を戦場からの侵入による奇襲攻撃で無血占領したことにより、戦況は概ね連邦軍優位に運んでいる。戦闘攻撃機フライマンタは思ったよりも優秀であり、物量をもってすればザクを倒すことが可能な兵器なのだ。(勿論、攻撃したときは骨まで断たれる) 連邦軍は順当に生産すると、大損害を出しつつ戦っているにも関わらずあっと言う間に上限の200部隊に達してしまうので、損害を恐れる必要はあまりないのである。そんなわけで、ハワイ攻略に手間取ってはいるものの、ガンタンクも既に完成、不利な要素はそれほどないのであった。ガンキャノン完成の暁には同時期に完成するペガサス級にエース部隊を搭載して地球を席巻しようなどと言う野望もあるが、これもあながち夢物語ではない。

 しかし、宇宙はルナ2での忍耐の日々を強いられている。マゼランの艦砲射撃は意外に強力で、何隻かの艦隊で砲撃すればザクの一部隊を蹴散らせるほどの威力があるのだが、接近されてしまうと次々に戦艦は沈められてしまう。そして、ザクの接近を阻止しうる戦力は連邦にはトリアーエズ小型汎用戦闘機と、汎用高性能戦闘機セイバーフィッシュしかない。壁として使うにはトリアーエズはあまりにも貧弱、セイバーフィッシュは現段階では数が足りない。しかも、宇宙では何故かジオン公国軍の方が数的に優位なのだ。(まぁ、経験から、宇宙では数、地上では質のジオンになることは確かに多いが……)
 

 そんなわけで、ジオンのルナ2攻略に脅えつつ、各地を転戦する連邦軍なのであった。え、何か違うんじゃないかって? 第二部はどうなったのかって? ……ははははは。

 はっ。


1999/02/29(火)[21世紀まであと311日] 晴

 400年に一度の日である。1000年に一度に比べると流石に見劣りするが、それでも結構貴重な日ではある。で、貴重な日なので飲み会ではなかったのである。故に仕事が終わったときには今日が壱時間しか残っておらず、ダッシュでゲームセンターに行ってみたら……おぉ、誰かやってるじゃん。で、とりあえず蹴散らして再乱入を待つが……誰も入ってこずにエンディングになる。ぐっすし。

 仕方なく、『ジオンの系譜』の続きである。第8ターン、遂に待望のガンダムが開発ラインに乗る。資金3500と意外に安い。勿論倍額投資で残り3ターンにしたので実質の投資は資金7000であるが、戦争後期のバブリーな開発計画に比べれば安いと言える。……と言うより、ジオンが貧乏だったので、余計そんな印象があるだけかも知れない。
 で、ガンダムの投資はさほどでもなかったのだが、その後、ビンソン計画のMS搭載艦艇群とRB-79K(試作型ボール)、高速連絡機などに投資していたら資金が尽きてしまう。流石の連邦も息切れである。まぁ、尽きたと言っても資金2000近く余らせての話なので贅沢な話なのだが……うーん、ジオンとは雲泥の差である。

 そんなわけで、戦況は意外なことに連邦軍有利である。ルナ2に20部隊ほどでジオンが攻めてきたときはどうなることかと思ったが、サイド1に進撃していた部隊を急遽呼び戻して事なきを得る。ルナ2の駐留艦隊は全て侵攻作戦に参加しており、サイド7に居た艦隊がそのままルナ2に移動して防衛していたのだが、その艦隊だけでも結構有利な戦いができたのは意外であった。とりあえず、トリアーエズを囮としてばらまいたのが功を奏したのだが、喪失艦艇無しで撃退できたのだから立派なものである。戦艦マゼラン、意外に強い。本当にルウムで3倍の戦力を持ってしても勝てなかったのか? ほとんど倍のジオン軍相手に勝ててしまったぞ、はっはっはっ。しかも、ジョニー・ライデン、ランバ・ラル、シャア・アズナブル、アナベル・ガトーなど蒼々たるメンバー相手にこの戦果である。連邦軍万歳である。まぁ、敵もジッコ突撃艇とかガトルとか混ざっていたから、こんなものなのかもしれないが。
 ジオンに兵無し!



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